代官山ママのラン活レポ!「グリローズ」か「土屋鞄」どちら派?後悔しないランドセル選び

本格的なラン活がそろそろ始まりますね!新作ランドセルも続々と発表され、新年長さんの保護者の皆様も気になっているのではないでしょうか?代官山生まれ、海外生活を経てアメリカ人の夫と実家の代官山に戻り、子育て中のライター・フォトグラファーママです。来年小学生になる娘がいる我が家。人気のランドセルは、5月には完売のものもあると聞き、娘が年中の2月にラン活を経験。これからラン活を始める方の参考になればと体験シェアしたいと思います♪

ラン活いつ始める?!

実は、ラン活なんてまだまだ先の事とのんびり構えていました。デパートの催事などで見かければ、入学前までに購入すればいいかなと思ってた程度。

そんな時、同じ学年のママ友から、LINEで「ラン活どうしてます?」という連絡がありました。

というのも、代官山という土地柄、流行にアンテナを張っている感度の高いママさんも多く、ママの間では、2〜3月の時点で、既にラン活情報が飛び交っていたのです。

のんびり構えていた私もラン活ムードにそわそわ。なんとなく、流れで「ラン活」を始める事になりました。

早めのラン活のメリット&デメリット

ラン活は早ければ早い程、確実にお気に入りのブランドのものを購入できます。が、早々と年中のうちに選ぶと好みが変わったりというデメリットもあります。

価格重視で、拘りがなければシーズン終わりには割引やアウトレット品が出るなどお安く買えるメリットもあります。特に希望するランドセルメーカーが決まっていない場合は、各社の新作が出揃い、出張出店などが始まる年長の5月頃から始めるのがオススメです。

お洒落な街・代官山周辺はラン活の聖地

百貨店などの催事でいろいろなランドセルを見比べたかったのが本当のところ。

しかし、ラン活を意識し始めた2月頃から新型コロナウイルスの影響で、デパートなど人手が多い場所に行きづらくなる状況になってしまいました。そんな訳で、近場の工房でランドセルを探す事になりました。

百貨店に行く事を諦めたので、ランドセル探しは難航するかな〜と思いきや、代官山周辺には、意外にもランドセル専門店が多くてびっくり。

中目黒に「土屋鞄」、土屋鞄系列の「グリローズ・grirose」、渋谷には「村瀬鞄行」などがあります。代官山にも「フィットちゃん」があったのですが、最近閉店してしまい残念。代わりに、ちょうどラン活中に恵比寿には「天使のはね」が人気の「セイバン」がオープンしました。

ともかく、娘はプリンセス&キラキラ大好きなので、第一候補はいちばんガーリーな「グリローズ」に即決。同系列の「土屋鞄」も気になったので、この2店のどちらかに決めました。

グリローズのひみつのお披露目会って?

まずは、いちばん気になっていた「グリローズ」のカタログの申し込みから始めました。届いたかわいい色見本付きのカタログを見ているだけでテンションが上がります♪

その後、カタログを申し込んだ人だけに来る「ひみつのお披露目会」の案内メールが来ました。3月2日の一般公開前に先行予約ができる見学会です。写真撮影やネイルなどのイベントとして楽しめる見学会の招待状。なんだか、特別感があって、PRにうまく乗せられてしまってる感はあるのですが、母親の私もわくわくしてしまいました。しかし……

まさかの予約が取れずの大失敗!

予約日をしっかり、メモしていたはずなのに、ドタバタとしていて、サイトにアクセスするのに出遅れてしまったのです!ものの数分で予約が埋まってしまい、予約が取れず…。楽しみにしていたお披露目会に参加できなくて、がっくり。

気を取り直してキャンセル待ちに期待して、お披露目会初日の前日にチェックしてみるとちょうど空きを発見!運良く滑り込むことができました。

グリローズの「ひみつのお披露目会」当日

待ちに待った「ひみつのお披露目会」当日。

店内はパリをコンセプトしただけあって、乙女心をくすぐる、まるで高級ブティックの様。そして、店内にはよい香りが漂い、母子共にテンション上がりまくりです。

普通の見学会と違う点は?

1.全ラインアップをゆったり試着(通常予約枠より長い60分)

2.その場で先行注文

3.「お披露目会限定」ネイルシールでネイルアート体験

4.ランドセルと写真撮影(インスタントカメラの撮影写真プレゼント)

そして何より、写真よりも実物の方が素敵!

ラインナップは全5シリーズ・17種類

↑写真の左から順に

フルールグロス(全5色)75,000円 エナメルのような艶のあるシリーズ

フルールセミグロス(全2色)69,000円 フルールグロスより控えめな艶の⼈気シリーズ

コフレパール(全4色)71,000円 サテン、パールのような上品な輝きのシリーズ

プルミエマット(全4色)73,000円 落ち着いた艶感と⼤⼈っぽいデザインのシリーズ

ユルバントーン(全2色)80,000円 イカラーが目を引く都会的なスタイルのシリーズ

コフレパールシリーズのカメリアに一目惚れ

今年は、都会的なバイカラーデザインの新シリーズ「ユルバントーン」が登場(上の写真の右端)。これなら大人でも使えるのでは?!という程、シックで素敵なデザインで、私イチオシなのですが、娘は絶対ピンクがいい!と「コフレパール」の「カメリア」の一択。

※ちなみにこちらの色は大人気で4月中旬の時点で残り僅かという事ですので5月のゴールデンウィーク前後には完売している可能性もあります。

コフレパールシリーズのカメリア(ピンク)

色が決定したところで、早速、試着タイム。

可愛さ重視の印象で重さや機能性を心配していましたが、手に取ってみると1255gと軽いんです!

そして、とても背負いやすいランドセル。通気性の良い背当てに、立ち上がりの背カンが背中にフィット。S字型の型ベルトもずれにくい仕様。背当ても二種類のクッションを使用していて、柔らかな背負い心地です。

かわいいだけではなく多機能!

・自動ロック錠前

・横幅約23.5㎝の大容量サイズ

 →A4フラットファイル対応

・ラウンドファスナーポケット

・防犯ブザー用Dカン

・両側のナスカン

・反射材

・持ち手

・型崩れ防止の心材は軽くて丈夫な樹脂素材

ちなみにサイズや素材はこちら。

外寸:縦33cm×横26.5cm×奥行21.5cm

内寸:縦31cm×横23.5cm×奥行12.5cm

重さ:1255g前後(40g軽量化)

主素材:人工皮革・防水加工対応

写真撮影やネイル体験も

試着しながら手持ちのカメラで撮影をしたり、インスタントカメラの写真をプレゼントに頂きました。60分たっぷりあるので、家族でイベントとして楽しめます。

ネイルもその場で付けて貰いお姫様気分です。ネイルを付ける時にボディーミストを使用したのですが、娘が気に入り購入することに。すっかり「グリローズ」の世界感にハマってしまいました。

グリローズ」のデメリットってある?

デメリットという程の事ではないのですが、デザインが女の子向けのみ。可愛らしいデザインで年中、年長で選んだランドセルが六年生になっても後悔しないかという点は注意です。

娘は、どピンクの「カメリア」を選びました。高学年になって、大人っぽい色がよかったと後悔しない様に、もっと落ち着いた色を薦めても全く興味なし。娘はブレないタイプなので、大丈夫だとは思いますが、気分屋さんのお子さんは親御さんの意見も取り入れつつ決めた方がよいかもしれません。

汚れやデザインに飽きた場合はカバーで対応

また、グロス仕様は指紋、パステル調の明るい色は汚れなどが気になる事もあるかもしれません。

でも、ご安心を!可愛い専用カバーもあります。汚れや万が一デザインが飽きた場合の対応はできると思います。

また、容量がある分、後ろに少しボリューム感がある様に見えました。娘は背が高い方なので、気になりませんでしたが、身長の低い子はバランスが気になるかも? いずれにしろ、機能的には問題ないので好みの問題になるかと思います。

「土屋鞄」と土屋鞄系列の「グリローズ」を比べて

実は、「グリローズ」で実物を見るまでは、断然シックで高級感のある「土屋鞄」押しでした。しかも、代官山に店舗があるファッションブランドの「ミナペルホネン」の生地を使っているんです!地元、代官山ママの心を鷲掴みでミナの大ファンの私もかなり気になる点でした。

意外!機能的「グリローズ」VS 保守的「土屋鞄」

「グリローズ」の方が「土屋鞄」よりも機能性よりもデザイン重視というイメージがありました。

が、実際に手に取ってみると真逆!「グリローズ」の方がずっと機能的で進化していて、「土屋鞄」の方が保守的で昔ながらの鞄の風味を残しているといった印象でした。

また、「グリローズ」と比べると「土屋鞄」の方が容量が少し小さく、気持ち重いという印象。ただ、身長や体力のあるお子さんなら気にならないかもしれません。

「土屋鞄」のジェンダーレスデザイン

一方で、デザインはすっきりと洗練されていて、親御さんが買ってあげたいランドセルという感じです。特に「RECO(レコ)プレミアム」シリーズの性別に囚われないジェンダーレスという考え方も個人的には好きです。

ただ、一つ、決定打はDカンが片方しかないという点でした。娘は左利きで、ユニバーサルなデザインに配慮があるという点でも「グリローズ」に惹かれました。

後悔しないランドセル選びのポイント

最終的にランドセル選びのポイントを振り返ってまとめてみました。

・実店舗:試着は絶対したい

・価格:7万円代くらいまで

・耐久性:型くずれしにくい、六年間保証等

・機能的:背負いやすさ、軽さ、ポケット等

・安全性:反射板、防犯ブザー金具等

・容量:A4フラットファイル対応はマスト

・デザイン:ピンクでガーリー

という訳で全てをクリアした「グリローズ」に決定! 「ひみつのお披露目会」で一目惚れして、そのまま購入手続きをしました。

ラン活を終えて

コロナ禍で大変になるかなと思っていたラン活でしたが、意外とあっさり決まりました。見学できる店舗が限定されたのは残念でしたが、逆に迷わずに好みのランドセルに出会えたというメリットもありました。

ちなみに、アメリカ人の夫はバックパックでランドセル文化がなく「ラン活」という言葉すら知らなかった模様。まだ、3月当時は、再来年の入学なのに、ラン活熱にちょっと引き気味でした(苦笑)

コロナ禍でイベントが少なく、我慢する事も多い昨今。ただ購入するだけではなく、家族の行事として丁寧に対応して下さる店舗さんに感謝です。これからのラン活の参考にして下さいね♪

■ 直営店舗

grirose nakameguro 中目黒店

〒153-0051 東京都目黒区上目黒1-16-4 1F

営業時間:10:00~18:00 

電話番号:03-6452-2643

定休日:火曜日(祝日は営業)2月16日以降は無休

※ 年末年始休業・臨時休業有り

■ ポップアップストア(2022年8月までオープン)

grirose nagoya 名古屋店

〒460-0008 愛知県名古屋市中区栄3-18-1 デザインセンタービル クレアーレ 2F

営業時間:11:00~18:00 

電話番号:050-1746-5030

定休日:クレアーレの休館日に準ずる

■grirose osaka 大阪店

〒530-0001 大阪府大阪市北区梅田2-2-22 ハービスPLAZA ENT B2F

営業時間:11:00~20:00 

電話番号:050-1746-5020

定休日:ハービスPLAZA ENTの休館日に準ずる

■ オンラインストア

https://tsuchiya.bz/grirose_all-line-up23

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文・構成/Sophia

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