【おうちサイエンス自由研究】光るスライムにしゅわしゅわラムネ、家でできる実験を紹介!

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小学生の夏休みと言えば「自由研究」を思い浮かべる方も多いのではないでしょうか。とはいえ自由研究のテーマを決めるのは簡単ではありませんよね。そこでこれ1冊あれば自由研究の題材に困らない「おうちサイエンス」をご紹介します。

お子さんの夏休みの自由研究の題材はもうお決まりですか?長い休みが始まった!と思っているとあっという間に過ぎていき気が付けば終盤、なんてことが多いのが夏休みです。早めに取り掛かってくれればいいのですが、なかなかそうもいかないものです。そんなときに役立ちそうな本をご紹介します。

自由研究のテーマ決め

自由研究とは、自分で好きなテーマを選んで研究することです。しかし、このテーマ決めが一番難しいですよね。子どもが自分で理解していなければ、学校に提出するためにまとめることもできません。

親としては子ども自身が楽しんで取り組めるテーマだと、その先の探求心にもつながるのでは!と、期待もしてしまいますよね。そこで、親子ともに頭を悩ませる自由研究のヒントが満載の1冊を紹介していきたいと思います。

悩める親子の救世主となる本を発見!

今回、自由研究の参考にした書籍はサイエンスエンターテイナー 五十嵐美樹さんの、こちらの1冊です。

子どもにもわかりやすい科学実験

著者は、全国各地でサイエンスショーを開催している五十嵐美樹さんです。ダンスなどのエンターテイメント要素を取り入れたオリジナリティあふれるショーは、メディアにも取り上げられることが多いので知っている方も多いかもしれません。

大人でも疑問に思ってしまうような科学の現象を、子どもにもわかりやすい説明で書かれており一緒に読んでいる大人もなるほど、と頷いてしまうほどでした。

どんな実験ができるの?

では、「おうちサイエンス」にはどんな実験が紹介されているのでしょうか?

魅力的な実験画像

帯カバーには「子どもと楽しめる20の実験」とあります。ページをめくっていくと、それぞれの実験の最初にどんなことが試せるのかがよくわかるカラー写真が掲載されています。

子どもと一緒に見たのですが、この写真で既に子どもの心はかなりつかまれていました(笑)わくわくするようなビジュアルを見ることで、子どもにもなんとなく想像することができるのは自分でやってみたいことを選ぶポイントにもなります。

光るスライムを作ろう

小学生の男の子ならかなりの確率で喜びそうな実験ですよね。我が家でも次はコレ、とリクエストされているので、おそらく夏休み中にこちらの実験も試すことになりそうです。

セパレートドリンク

こちらの画像も大人でもわくわくしてしまうほど鮮やかで、写真映えもばっちりですよね。材料も家にあるものでもできそうなので、家族でそれぞれ好きなものを使って作るのも楽しそうですね。

我が家で実際にやってみました!

我が家の小3の息子に本を渡し、最初にどれをやってみたいかを聞いてみました。

「うわっ、なにこれ!?」「これすごっ!」

となにかつぶやきながらページをめくる息子。座って読んでいたかと思えば寝転がって熟読。

そして一言、

「しゅわしゅわラムネ作っておやつに食べたい!」

ということで我が家で最初に試してみるのはラムネ作りに決定しました。

しゅわしゅわなラムネを作ろう!

材料はスーパーや100円ショップで購入できるものばかりです。

材料の粉類をなんだか楽しそうに混ぜてます。

今回は赤色の食紅、青色はかき氷のシロップを使ってみました。水分でだまになりやすいので、低学年の子などは大人が手伝ってあげると良いかもしれません。

小さめの方が作りやすいとのことだったので細かいマス目の製氷皿を使用しました。ちょっとこぼしながらも「甘いにおいがする!」と言いながら楽しそうに型に粉を入れていきます。そのままだと固まらないので、割りばしの先などで押し固めます。

少し時間をおいて、ラップの上で型を逆さまにしてみたところ、簡単に抜けました。そっと子どもがつまんでみても崩れない程度には固まっています。

ここで、ひとつぶできたてを味見。

「普通のラムネより柔らかい。でもちゃんとしゅわしゅわする!」と大興奮。

しばらく乾燥させた後もう一度食べてみたら少し硬くなって崩れにくくなりました。美味しくできたことにご満悦の息子は、姉たちにもふるまっていました、数粒ずつですが(笑)

その夜のデザートのかき氷にまでトッピングするほどの気に入りよう。

子ども楽しみながらできることが大事

下準備は必要

低学年くらいの子どもはまだそれほど長く集中力が続かないことが多いと聞きます。

今回のラムネ作りも道具を揃え、材料の分量を量っておくなどの下準備は筆者がしておきました。そのうえで、混ぜる・色付けをする・型に詰めるといった作業を任せることで子どもは自分でやったという達成感を感じ、完成したラムネへの満足度もさらに上がったのかな、と感じます。

見守ることも大切

子どもがやっていることについつい手を差し伸べてしまいそうになる気持ちをぐっと抑えて見守ることも大切だな、とも感じました。それによって、子どもの達成感を遮ってしまってはやる気も削いでしまいかねません。

「おうちサイエンス」に掲載されている実験は、どれも大人がそばで見ていてあげれば子どもができるものばかりです。簡単だけれど、テンションの上がる結果が得られる科学実験は子どもにとっても親にとってもすごくポイントが高いのでは、と思います。

おうち時間が楽しくなる1冊

おうちサイエンス – 自宅が研究室になる! 今日から君は研究者!-

五十嵐美樹
ワニブックス刊

今回、参考にした「おうちサイエンス – 自宅が研究室になる! 今日から君は研究者!」は、猛暑で出かけることもままならない夏休みに我が家で大活躍してくれそうな予感です。

実験好き、科学好き、お料理好きのお子さんがいるご家庭におすすめしたい1冊です。

文・構成/ひむかちほ

構成/HugKum編集部

夏休みの自由研究
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