ノンフライ機能付オーブンレンジのメリットや選び方、おすすめ商品をピックアップ

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オーブンレンジを選ぶとき、「ノンフライ機能付き」のものがあることに気づくかもしれません。そんなノンフライ機能付きのオーブンレンジは、揚げ物をヘルシーにつくれるといったメリットがありますが、ノンフライヤーとはどんな違いがあるのでしょうか。ノンフライ機能付きオーブンレンジの選び方をわかりやすくご紹介しましょう。またおすすめの商品もピックアップしました。

ノンフライ機能付きオーブンレンジとは?

からあげやコロッケ、ポテトフライといった揚げ物料理は、作る手間がかかって油の処理も大変。おまけに、カロリーも気になって、ダイエットには大敵のメニューですよね。そんな揚げ物をヘルシーに、しかも簡単に調理できるのが、オーブンレンジのノンフライ機能です。

ノンフライ機能とは

庫内に熱風を対流させて、食材を高温で焼き上げることができる機能です。そのため、揚げ油を使わずに揚げ物料理を作れるのです!

ノンフライ機能付きオーブンレンジ
ノンフライ機能があるオーブンレンジでは、料理の幅がぐんと広がります

オーブンと電子レンジの違いは?

では、そもそもオーブンと電子レンジは何が違うのか確認しましょう。

それは加熱方法に違いがあります。オーブンは、種類によって異なりますが、例えば熱線から熱を放出して食材を温めます。それに対して、電子レンジは、電波(マイクロ波)を発生させて、食材の内部にある水分を振動させて食材を温めます。

そして「オーブンレンジ」は、オーブンと電子レンジの機能をひとつにまとめたもの。電子レンジと同じ加熱方法で食材を温めるレンジ機能や、オーブンのように食材を焼けるオーブン機能など、それぞれの機能が付いています。

オーブンの種類

コンベクションオーブンは、内蔵されたファンによって熱が対流して食材を焼き上げるものです。スーチームオーブンは、ヒーターで水蒸気を加熱してそれによって食材を調理します。

ノンフライ機能付きオーブンレンジとノンフライヤーの違いは?

ノンフライ機能付きオーブンレンジは、揚げ物をヘルシーに作れる特徴があるとご紹介しました。では、ノンフライヤーとどんな違いがあるのでしょうか?

ノンフライ機能付きオーブンレンジとは

ノンフライヤー機能は、高温の熱風を循環させることによって、油を使わずに調理できる調理器具のこと。ノンフライ機能付きオーブンレンジと、ほぼ同じ方法で食材を調理します。ただノンフライ機能付きオーブンレンジは、ノンフライ機能のほかに、グリル機能などさまざまな機能がついていて、汎用性が高いと言えます。

ノンフライ機能付きオーブンレンジのメリット

ノンフライ機能付きオーブンレンジを使うと、どんなメリットがあるでしょうか。

ヘルシーに揚げ物料理を楽しめる

ノンフライ機能の魅力は、油を使わずに揚げ物料理を作れるから、とてもヘルシーであること。

カロリーや油が気になる方は、食べたくても揚げ物料理を我慢していることがあるかもしれません。しかし、ノンフライ機能を使えば、余分な油を落としてからっと仕上げるから、健康的に揚げ物料理を楽しめます。

片付けが簡単

揚げ物料理は、調理後の片付けが面倒です。でもノンフライ機能付きオーブンレンジなら、そもそも揚げ油を使用しないので、油の処理も不要。しかもオーブンの中で調理するから、周囲に油がはねる心配もありません。これまでよりもずっと、気軽に揚げ物料理を作れるようになるでしょう。

他の機能もいろいろ

ノンフライ機能以外にも、グリル機能、オーブン機能などが付いていれば、それらを使ってさまざまな料理を楽しめます。料理の幅が大きく広がるきっかけになるかもしれません。

ノンフライ機能付きオーブンレンジの選び方

ノンフライ機能付きオーブンレンジを探すときは、次のようなことにポイントをおいて選ぶといいでしょう。

加熱方式

ノンフライ機能付きオーブンレンジといっても、加熱方式がいくつかあります。もっともメジャーなのがコンベクションタイプと加熱水蒸気のタイプ。

コンベクションタイプは高温でムラなく焼き上げるタイプで、コンパクトなサイズのものが主流。一方、加熱水蒸気タイプはスチームによって加熱する方式で、電子レンジの機能も付いているタイプが多く、電子レンジとオーブンの2台を購入する必要がないなど、それぞれで特徴が異なります。

大きさ(容量)

オーブンレンジの容量次第で、キッチンのどの位置に置けるのか変わってきますし、一度に調理できる料理の量にも関わってくる問題です。本体のサイズと容量をチェックしましょう。

機能

ノンフライの機能以外に、どのような機能が付いているのか確認しましょう。レンジ機能、グリル機能など、それぞれによって調理できるものが異なります。

消費電力

ノンフライ機能付きオーブンレンジは、使用時に電力がかかります。消費電力が大きければ、電気代がかさむことになりますから、消費電力がどの程度のものか、あらかじめチェックするといいでしょう。

ノンフライ機能付きコンベクションオーブンのおすすめ

では、ノンフライ機能付きオーブンをいくつかご紹介しましょう。最初はコンベクションタイプから。

東芝 コンベクションオーブントースター

1300Wの遠赤ヒーターが上下2本づつ、合計4本付いているため、ハイパワー。食材の表面はサクッと、中はふわっと焼き上げます。トースト、パン、揚げ物、もち、グラタン、焼いもなど8種類のメニューを搭載しています。

シロカ ノンフライオーブン ST-4N231

幅38×奥行31×高さ24cmと、トースター程度のコンパクトなサイズ。それなのに、熱風循環によって、食材の表面を素早く焼き上げて、中に旨味や水分を閉じ込めてくれます。

アイリスオーヤマ ノンフライ熱風オーブン

庫内のファンで熱風を対流させ、食材表面の余分な水分を飛ばし、揚げ物をサクッ&カラッと仕上げます。従来のノンフライオーブンより約2倍の庫内容量。だから、ローストチキンのような大きな食材の調理も楽々できます。

Cuisinart ノンフライオーブントースター

食材にまんべんなく熱を与えるオーブントースター。対応する温度は90℃から230℃までと幅広く、じっくりローストしたり、高温でカラッと仕上げたいものまで、食材やレシピによって使い分けできそうです。

Epeios ノンフライオーブン

さまざまなテレビ番組でも取り上げられ、「家電大賞2022‐2023」にノミネートされた評判のオーブンレンジです。ノンフライヤーはもちろん、トースター、オーブン、解凍など6つの機能を集約しています。コンパクトな大きさなのに、3段まで重ね入れできて満足度も高い一品と言えそうです。

ノンフライ機能付き過熱水蒸気オーブンのおすすめ

加熱水蒸気で加熱するタイプのおすすめの商品をご紹介します。

日立 ヘルシーシェフ MRO-W1Z

オーブン・グリル機能(熱風コンベクション式)、スチーム機能も付いた高機能のオーブンレンジ。省エネ性能があることもうれしいですね。

東芝 石窯ドーム ER-XD3000

ドーム型天井の石窯ドーム構造のオーブンレンジ。高性能な赤外線センサーを搭載しています。108種類もの自動メニューが用意されています。

SHARP 過熱水蒸気オーブンレンジ PLAINLY

過熱水蒸気とヒーター加熱の組み合わせで、焼き物やノンフライの揚げ物を作れます。「らくチン!センサー」搭載で、分量が変わっても自動で調理できます。

アイリスオーヤマ 過熱水蒸気 オーブンレンジ

スチーム調理のほか、コンベクション機能も搭載。「約5分以内で調理できる時短メニュー」や、健康を考えた「100kcal以下のヘルシーメニュー」なども備えており、忙しい方にピッタリのオーブンレンジです。

COMFEE オーブンレンジ

わずか30秒で、100℃の水蒸気を噴霧できる加熱水蒸気調理が可能。食材の栄養や鮮度を最大限にキープできます。パンやお菓子などを作ったり、解凍したり、約50品の自動メニューも搭載されています。

ノンフライ機能付きオーブンレンジで料理を楽しんで

優れた調理家電が数多く生まれています。カロリーカットしながら、仕上がりのクオリティについても満足度の高い料理だって、意外なほど簡単にできるはずです。ノンフライ機能付きオーブンレンジをチョイスすれば、そんな料理の面白さにはまっていくかもしれませんよ。

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文・構成/HugKum編集部

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