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「全国恐竜めぐり」は恐竜ファン待望の1冊!
いよいよ夏休みですね! 皆さん、もうご予定はお決まりですか?
このたび、7月11日に㈱G.Bさんから恐竜ファン必見の書籍「全国恐竜めぐり」が発売されました。
我が家には、恐竜を心から愛する1年生の息子がいますので、いつも「次はどんなところに連れて行ったら喜ぶだろう」「どこに行ったらさらに興味を深めてやれそうかな」と、次の行先を探すのが習慣になっています。
こちらの「全国恐竜めぐり」は、ユニークな施設と綺麗な写真が沢山で、眺めているだけで楽しく、わたしのような恐竜キッズがいる親御さん、そして恐竜や古生物を愛する全ての皆さんの週末や夏休みをワクワクさせてくれる、そんな1冊です。
子どもと一緒に見るのはもちろん、大人同士でも楽しめる、「全国恐竜めぐり」を詳しくご紹介していきます!
美しく魅力的な写真でめぐる、全国82ヵ所の恐竜スポット
「全国恐竜めぐり」の魅力は、なんといっても全国の博物館だけでなく、「学ぶ・食べる・楽しむ」など様々な角度から、恐竜を堪能できる施設を紹介しているところです。
化石発掘ができる施設から、恐竜に会える公園、恐竜に会えるホテルに恐竜に会えるレストランまで。恐竜好きにはたまらない、全国のマニアックな恐竜スポットを掲載しています。
大きな写真が多いのでお子さんでも選びやすく、お子さん自身に「どこに行きたい?」と聞いて目的地を決めてもらうこともできますよ。
また全国82カ所のおすすめ恐竜スポットの紹介だけでなく、恐竜豆知識も掲載されているので、ぜひ隅々まで読み込んでみてくださいね。
恐竜メディアを運営する筆者もおすすめ!なかでも一押しのスポットをご紹介
ここからは「全国恐竜めぐり」に掲載されている中でも、我が家が訪れた施設を中心に、とくに一押しのスポットをご紹介します。
どのスポットにも魅力がありますが、日本全国の恐竜施設を紹介する「探究舎」を運営する筆者が特に厳選した以下5施設、ぜひ楽しんでください♪
p.40掲載 恐竜を学ぶ「福井県立恐竜博物館」
国内最大級の自然史博物館で、世界3大恐竜博物館のひとつである「福井県立恐竜博物館」は、恐竜ファンなら誰もが憧れる「聖地」です。
「恐竜ゾーン」に入って真正面すぐ目に入るのは、ページ左の写真にある、動いて吠える7.2メートルのティラノサウルス。
そのリアルな動きやダイナミックさには、大人も大興奮間違いなしです。
館内には、竜盤目・鳥盤目あわせて50体もの迫力ある全身骨格展示や、地球や動植物の進化の歴史も展示されていて、恐竜に関連する生き物の歴史も勉強できます。
こちら「恐竜めぐり」でも大きく紹介されている通り、昨年から大規模な増改築工事で休館中でしたが、2023年7月14日にリニューアルオープン予定です。
増設中の新館には、このとおり恐竜の太古の世界を大型3面スクリーンで体験できるゾーンが登場します。
四方八方から大きな恐竜が迫ってくるリアルな体験を、ぜひお子様と一緒に味わってみてください。
既存棟も常設展示室の全身骨格標本を従来の44体から50体に増やし、世界的にも珍しい全身の皮膚痕がほぼ残った草食恐竜ブラキロフォサウルスのミイラ化石が加わることが話題になっています。
また、新しいプログラム「化石研究体験」にも参加できるようになり、冬は実施していなかった化石発掘を1年中できる恐竜研究体験教室を設けるとのこと。息子はこちらの野外博物館で初めての化石発掘に挑みましたが、もう目がキラキラしていて、こちらまで嬉しくなりました。ぜひ皆さんに体験して頂きたいです。
他にも、化石クリーニングやCT化石観察などができるようになるそうです。きっとこの体験を通して「恐竜が本当に生きていたんだ」と実感することができますよ。
「福井県立恐竜博物館」
期間:2023年7月14日(金)リニューアルオープン
料金:常設展:大人1,000円、高・大学生800円、小・中学生500円、70歳以上500円、未就学児無料
化石研究体験:大人1,200円、高・大学生1,000円、小・中学生600円、70歳以上600円、未就学児不可
営業時間:9:00〜17:00(入館は16:30まで)※要予約
休館日:第2・4水曜日、年末年始、臨時休館あり
p.128掲載 恐竜を楽しむ「道の駅 恐竜渓谷かつやま」
福井県立恐竜博物館に行く恐竜キッズに、もう1つ絶対訪れて欲しい場所が128ページに掲載されている、「道の駅恐竜渓谷かつやま」です。
道の駅恐竜渓谷かつやまは、お土産からレストランまで恐竜づくしの、恐竜ファンにはたまらない道の駅で、福井県立恐竜博物館から車でわずか10分の距離にあります。
施設の外にはなんと、ヴェロキラプトルが目印のすべり台があります!
車窓からこれを見つけた瞬間から、思わず大人も気分が盛り上がりますし、もちろん我が家の子どもたちも大はしゃぎでした!
併設のレストランでは写真の通り、恐竜バーガーや恐竜ポテトなど、子どもがパクパク食べてくれそうなメニューを豊富に揃えていますので、休憩もかねて立ち寄るのがオススメです。
「道の駅恐竜渓谷かつやま」
営業時間:カフェレストラン 10:00~16:00・ショップ 9:00~17:00(時期によって営業時間は変動あり)
定休日:第2・第3火曜日
駐車場:無料(大型11台 普通車88台 合計99台)
その他:多目的トイレ・授乳室あり
p.124掲載 恐竜を食べる「ムーセイオン」
東京都台東区の国立科学博物館内「ムーセイオン」は、ガラス張りの店内から大迫力の骨格標本模型を見ながら食事ができるレストランです。
ステゴザウルスハンバーグやエビフライがついた「キッズプレート」、恐竜の足跡ハンバーグが付いた「ジュラ紀プレート」など、恐竜キッズが喜ぶユニークなメニューが特徴です。
食事だけでなくカフェとしても利用しやすく、ミニサイズプリン「かはくパフェ」には、ティラノサウルスのクッキーが付いています。
国立博物館で特別展がある際には、特別展にあわせたオリジナリティ溢れるメニューが販売されるので、いつも楽しみにしています。ぜひホームページを随時チェックしてみてくださいね。
レストランが満席の場合、受付で発券してもらえるQRコード付き予約番号で、順番がき次第メールで呼び出してもらえるので、館内を見学して待つことができ、お子様連れにはとても便利です。
また、離乳食持ち込みも可能なので、赤ちゃん連れでも行きやすいレストランですよ。
「レストラン・ムーセイオン」
営業時間:10:30〜17:00(ラストオーダー 16:30)
定休日:国立科学博物館の休館日に準じます
駐車場:なし
p.148掲載 恐竜と泊まる「奥出雲多根自然博物館」
「奥出雲多根自然博物館」は国内で唯一、宿泊施設のある博物館です。
目玉は、閉館後、夜19:30から始まる「ドキドキ・ナイトミュージアム」。夜の幻想的な照明に変わった博物館を探検する宿泊者特典ツアーです。
学芸員さんから出されるクイズの答えを探して、大人と子供が協力して館内を歩き回るのも楽しみのひとつ!
参加後には特別プレゼントも用意されているので、最後までワクワクして参加できます。
また宿泊には普通の部屋だけでなく、数種類の恐竜ルームも用意されています。
特に人気は、2段ベットが2台ある4人部屋「恐竜ルーム301・302号室」。
壁・カーテン ・時計など、部屋中恐竜だらけで子どもたちは大興奮間違いなしです。
博物館すぐそばの「佐白温泉長者の湯」をはじめ、良質な温泉施設が周囲にあるので恐竜レジャーを楽しんだ後は温泉で疲れを癒しましょう!
「奥出雲多根自然博物館」
料金:大人500円、大学生・高校生300円、小学生・中学生200円、6歳以下無料
時間:10:00~16:00
休館日:毎週火曜日(祝祭日と重なる場合は翌日)・年末年始(12月30日~1月3日)
p.142掲載 恐竜と泊まる「ブランヴェール那須」
「恐竜好き×子ども連れ」にとって行かない理由が見つからないほどおすすめの「ブランヴェール那須」は、ホテルから一歩も出ずとも楽しめる、充実した宿泊施設です。
おすすめの理由は、東京から特急利用で約1時間というアクセスのよさだけでなく、ホテルの外にも中にも合計30体以上の恐竜ジオラマが待ち構えています。ホテル全体が「テーマパークのよう」と書かれていますが、本当にその通り。
ロビーだけでなく廊下にも恐竜解説のボード展示があったり、ホテル玄関には恐竜すべり台まであり、恐竜キッズの興味あるものが多すぎてとにかく部屋にたどり着くのが大変な造りです。
また水遊び用おむつもOKの館内スパゾーンは、大浴場と露天風呂の他に水着を着て入るプールゾーンもあり、(もちろんプールにも恐竜がいます笑)子どもも大人も1日中ホテルで楽しめるようになっています。
食事は、写真が掲載されている、恐竜の足の形をしたごはんや、カレー、スープにサラダ、デザートまでついた色鮮やかな「お子様恐竜プレート」付きプランが恐竜キッズに大人気です。
「お子様恐竜プレート」は1日3組限定プランのため、ぜひ早めの予約をしてくださいね!
「ブランヴェール那須」
住所:栃木県那須郡那須町湯本206-194
電話番号:0287-74-5588
公式ホームページ:http://blancvert-nasu.com
楽しみ方無限大!全国の恐竜アクティビティを満喫しよう
「全国恐竜めぐり」は、恐竜について「学ぶ・探す・遊ぶ・楽しむ」をテーマに82カ所の全国恐竜施設を紹介した本です。
施設の詳細と共に掲載されている写真は、どれもこれも「一度は行ってみたい!」と思う場所ばかり。
この一冊を見て週末の予定を考えるだけで、ワクワクすること間違いなしです。
ぜひ「全国の恐竜めぐり」を読んで、全国の恐竜アクティビティを満喫してみてくださいね!
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【ホウボウ/プロフィール】
6歳息子、3歳娘の母親です。
コロナ禍の子育てを通して、当たり前だった「体験ができること」の大切さとありがたみ、そして「子どもの興味のきっかけは心動く体験だ」と強く感じました。そこで、生き物の中でもとくに恐竜・古生物を愛する長男をきっかけに、「全国の恐竜イベントを探せる恐竜メディア」探究舎https://hnmamablog.com/を制作、運営中。2022年8月月間19万pv超達成。
文・構成/ホウボウ