干しぶどうの人気レシピを、幼児誌『ベビーブック』『めばえ』(小学館)に掲載されたなかから厳選しました。パンに合うレーズンクリームなどの簡単レシピや人気のパウンドケーキなど、軽食やおやつにも大活躍間違いなしです。
パンにぴったり!レーズンの簡単レシピ
【1】レーズンバターりんご
甘くてほんのりバターのきいた優しい味。子供も喜ぶ冬の温かおやつに。
◆材料
(大人1人+子ども2人分)
りんご 1/2個
レーズン 15g
無塩バター 15g
砂糖 小さじ1
※写真の分量は、すべて子ども1人分の目安です。
◆作り方
【1】りんごは皮をむいてくし形4等分に切り、芯を除いて横1cm幅に切る。耐熱皿に入れ、上にレーズン、刻んだ無塩バターを散らし、砂糖をまぶし入れてラップをふんわりかけ、電子レンジで2分ほど(500Wの場合)加熱する。
教えてくれたのは
松見早枝子さん
料理研究家。ビューティレシピスト。美と健康をテーマに、栄養バランスに優れたおいしいレシピを提案。雑誌、テレビ、講演会、料理教室など幅広く活躍している。美食家でレストランオーナーの夫、息子と3人暮らし。
『めばえ』2016年10月号
【2】かぼちゃ&レーズンクリーム
パンやクラッカーに塗ってスナック風おやつに。かぼちゃとレーズンで大人も食べたい一品。
◆材料
(大人2人分+子ども2人分)
かぼちゃ 400g
バター 10g
レーズン 大さじ4
食パン(8枚切り) 2枚
◆作り方
【1】かぼちゃは種を除いてラップで包 み、電子レンジ(600W)で7分加熱する。粗熱がとれたら皮を除いてフォークでなめらかにつぶし、バターを混ぜる。
【2】【1】に粗く刻んだレーズンを加えて混ぜる。生地が固いときは、牛乳(分量外)などを適量加えてなめらかに仕上げる。
【3】食パンをトーストし、食べやすく 切って添える。
教えてくれたのは
上田淳子さん
ヨーロッパや日本のレス トランで修業後、料理研究家として雑誌、書籍、テレビで活躍。「育児の予習ゴハン会」を主宰するなど食育にも力を注ぐ。双子の男の子の母。
『ベビーブック』2016年5月号
【3】かぼちゃのクリームチーズカナッペ
サンドイッチ用のパンで作るカナッペは、ひと口サイズにカットして食べやすく。甘みのあるかぼちゃにクリームチーズが相性抜群!
◆材料
(大人2人+子ども2人分)
サンドイッチ用食パン 2枚
かぼちゃ 200g
クリームチーズ 40g
レーズン 適量
◆作り方
【1】かぼちゃは皮つきのままラップをかけ、電子レンジ(600W)で2~3分加熱する。飾り用を分けて、残りは皮を除き、ボウルに入れてつぶす。かぼちゃが熱いうちに、クリームチ ーズを加えて混ぜる。
【2】軽くトーストしたパンに【1】のかぼちゃクリームを塗り、1枚を9等分に切る。クリームチーズ(分量外)をのせ、レーズンと飾り用のかぼちゃをトッピングする。
教えてくれたのは
コウケンテツさん
料理研究家である母・李映林さんのアシスタント後、独立。韓国料理を中心とした、素材の味を生かしたヘルシーなメニューが人気。一男一女の父。
『ベビーブック』2012年10月号
おやつや軽食に!レーズンの人気レシピ
【1】デザートおばけピザ
とろ?りチーズが溶けるとおばけが出現! 作るもの楽しい、チーズ×イチゴジャムが新テイストのデザートは、子供達に大人気です。
◆材料
(6枚分)
【A】
ホットケーキミックス 150g
水、油 各大さじ3
モッツァレラチーズ 1個(100g)
イチゴジャム 大さじ6
黄桃(缶詰)、レーズン 各適量
◆作り方
【1】ボウルに【A】を入れ、手で混ぜてひとまとまりにし、6等分に丸める。
【2】チーズは5mm厚にスライスし、左右に逆V字の切り込みを入れる。黄桃で星と月を作り、レーズンは目・口用に薄切りにしておく。
【3】フライパンに【1】の生地を各直径10cmくらいにのばし、中火にかけてうっすら焼き色がついたらひっくり返し、縁を少し残してイチゴジャムを塗る。【2】をのせてチーズが温まるまで焼く。黄桃の星や月、レーズンを飾る。
◆ポイント
チーズの左右を逆V字型に切り落として、おばけの手を作ります。
教えてくれたのは
中村陽子さん
料理研究家。味はもちろん、見た目の美しさ、楽しさにもこだわったオリジナル料理が人気。キャラクターやモチーフデザインのセンスにも定評がある。一男一女の母。
『めばえ』2017年10月号
【2】グラノーラスティック
グラノーラ+ドライフルーツでサクサク&ヘルシー!
◆材料
(3~4人分)
グラノーラ(好みのシリアルでもOK) 100g
薄力粉 40g
水 大さじ6
砂糖 大さじ2
ドライフルーツ(レーズンなど好みで) 70g
◆作り方
【1】ドライフルーツは粗く刻む。
【2】フライパンに水、薄力粉、砂糖を加えて火にかける。煮立ったら火を止め、グラノーラと【1】を加えて絡める。
【3】クッキングシートを敷いた天板に【2】をのせ、厚さが1cm程度になるようにのばし、長方形に整える。
【4】170℃に予熱したオーブンで【3】を18~20分ほど焼く。
【5】【4】がきつね色に焼けたら、熱いうちにスティック状に切る。
◆ポイント
サクサク素材を組み合わせてオーブンでこんがり!
教えてくれたのは
渥美まゆ美さん
あつみまゆみ/管理栄養士。フードコーディネーター。健康運動指導士。保育園勤務で子どもの料理提供に関わる。料理講師やセミナー講師などフリーランスで活動後、「株式会社Smile meal」を設立。食育など食と健康に関わる活動を行う。2児の母。
『めばえ』2018年1月号
【3】シリアル&野菜オムレツプレート
シリアルの朝ごはんには、野菜オムレツをプラスして栄養アップ! オムレツは上下を返さず、蓋をして蒸し焼きにするのが失敗しない秘訣です。
◆材料
(大人2人分+子ども2人分)
コーンフレーク(無糖) 3カップ
プレーンヨーグルト 1カップ
豆乳 1カップ
卵 3個
バナナ 2本
レーズン 大さじ3
玉ねぎ 1/4個
いんげん 6本
好みのジャム 適量
バター 15g
塩、こしょう 各適量
◆作り方
【1】ヨーグルトに豆乳を混ぜ、なめらかになったら器に分ける。コーンフレーク、手でちぎったバナナ、レーズンをのせ、ジャムを飾る。
【2】玉ねぎは1cm角に切り、いんげんは5cm長さに切る。卵はよく割りほぐす。
【3】卵焼き器にバターと野菜を入れて炒め、卵液を流し入れて大きく混ぜる。半分くらいかたまったら、塩、こしょうを振り、卵の縁から水大さじ1を加えて蓋をし、3~5分蒸し焼きにする。食べやすい大きさに切って盛る。
◆ポイント
水を加えて蒸し焼きにし、上下を返さずに全体に火を通します。
大人アレンジするならミックスナッツをプラスして栄養価アップ。
教えてくれたのは
ダンノマリコさん
フードスタイリスト。日々のご飯を手間は省いておいしく作る達人。男児を育てながら、ママ友達に料理の楽しさを伝えている。著書に『フードスタイリストのアイデア満点ほめられ弁当』(主婦と生活社)など。
『ベビーブック』2018年5月号
【4】型抜きにんじんのグラッセ
にんじんの甘味にレーズンも加わってとっても甘いグラッセに。無塩バターのコクもあるので、にんじんが苦手な子もおいしく食べてくれるはず。
◆材料
(大人1人+子ども2人分)
にんじん 60g
レーズン 15g
【A】
水 大さじ4
無塩バター 10g
レモン汁、砂糖 各小さじ1
塩 ひとつまみ
※写真の分量は、すべて子ども1人分の目安です。
◆作り方
【1】にんじんはピーラーで皮をむき、厚さ5mmの輪切りにして好きな型で型抜きする。
【2】小鍋に【1】を入れて【A】を加え、蓋をして中火にかけ、にんじんが柔らかくなるまで3分ほど煮る。レーズンを加えてさらに2分ほど煮る。
教えてくれたのは
松見早枝子さん
料理研究家。ビューティレシピスト。美と健康をテーマに、栄養バランスに優れたおいしいレシピを提案。雑誌、テレビ、講演会、料理教室など幅広く活躍している。美食家でレストランオーナーの夫、息子と3人暮らし。
『めばえ』2016年10月号
パウンドケーキ|レーズンの人気レシピ
【1】かぼちゃのパウンドケーキ
ドライフルーツの酸味、くるみのサクサク感がアクセント。かぼちゃのきいろと、フルーツの色がかわいらしい。
◆材料
(18×8×6cmのパウンド型1台分)
ホットケーキミックス 110g
無塩バター 90g
砂糖 80g
卵 2個
裏ごししたかぼちゃ※ 50g
【A】
ドライレーズン 25g
ドライクランベリー 25g
オレンジジュース 大さじ1
くるみ(焙煎タイプ) 20g
※かぼちゃの裏ごしのしかた…種・ワタ・皮を取り除き、1cm角に切ったかぼちゃを耐熱ボウルに入れる。かぼちゃ50gに対し、水小さじ2を加えてラップをふんわりとかけ、電子レンジで2分~2分30秒ほど柔らかくなるまで加熱。網で裏ごしし、冷まして使用。
◆作り方
【1】ボウルにバターを入れ、ゴムべらでなめらかになるまで練る。砂糖を加え、泡立て器で白っぽくふんわりとなるまですり混ぜる。
【2】溶きほぐした卵を【1】に6~8回に分けて加え、その都度、泡立て器ですり混ぜる。
【3】卵をすべて入れたら、ホットケーキミックスの1/3量を加えて粉っぽさが少し残るくらいまで混ぜ、さらにかぼちゃを加えて混ぜる。
【4】【A】を耐熱ボウルに入れてラップをし、電子レンジに20秒かけて冷やしておく。
【5】【3】に、【4】と手で小さくちぎったくるみ、残りのホットケーキミックスを加え、生地にツヤが出るまで混ぜる。
【6】パウンド型にオーブンシートを敷き、【5】を入れて表面を平らにならす。170℃に予熱したオ ーブンで約40分焼く。
【7】型から出して、ケーキクーラー(または網)の上で冷ます。
教えてくれたのは
下迫綾美さん
お菓子研究家。人気の洋菓子店で7年間修業を積み、2008年に独立。2010年より、少人数制のお菓子教室『Thinglike』を主宰。おいしさはもちろん、かわいくて夢のあるデコレーションにも定評あり。
『めばえ』2016年11月号