「ドラドラ♪シンフォニー楽団」のお披露目に葉加瀬太郎さん&芳根京子さん&かが屋さんも!『映画ドラえもん のび太の地球交響楽』特別試写会

藤子・F・不二雄 生誕90周年を記念するシリーズ43作目『映画ドラえもん のび太の地球交響楽(ちきゅうシンフォニー)』が、3月1日(金)から公開されました。
その公開に先立ち、2月24日(土)に日経ホールで開催されたコンサート付き特別試写会をレポートします!

3月1日(金)の公開に先立ち、コンサート付き特別試写会を開催!

会場では試写会の前に、今作のゲスト声優である芳根京子さんとかが屋のお二人、そしてスペシャルサポーターの葉加瀬太郎さんが登壇。さらに「ドラドラ♪シンフォニー楽団 」の子どもたちによるコンサートというスペシャルイベントがありました。

イベントでの一コマ。左からドラえもん、葉加瀬太郎さん、芳根京子さん、かが屋のお二人

イベントではまずゲスト声優である芳根京子さんとかが屋さんが登壇し、ドラえもんや今回の映画のテーマについてそれぞれ思う事をお聞きしていきました。

芳根さん、ドラえもんといえば、愛着がありますよね?

芳根さん:ドラえもんは昔から大好きなんですけど、今回ドラちゃんと取材だったり舞台に立たせてもらったりしたことで、もっともっと大好きになりました!

かが屋のお二人は声優初挑戦ということでしたが…?

かが屋:小さな頃から見ていた『ドラえもん』の画面の中から自分の声が聞こえた時は、鳥肌が立ちましたね!(加賀さん)

今作のテーマは「音楽の力」です。皆さんは「音楽の力」というとどんなことを感じられますか?

芳根さん:私は学生時代ずっと音楽をやってきたので、青春の全てが音楽でした。今回改めて音楽って楽しいなあって思いました。この映画には、私が音楽をしているときにすごく楽しいと感じる感情が詰まっているので、映画を見て音楽の楽しさを皆さんにも感じてもらえたらなって思います。

かが屋:音楽って楽しさとか嬉しさという感情が、伝わってくるんだなって思いました。(加賀さん)

僕、楽器はほとんどできないんですけど、やってみたくなります。この映画を見ると『俺もできるんじゃない?』って思えるような作品です。(賀屋さん)

写真左より、かが屋の加賀翔さん、賀屋壮也さん。

ドラドラ♪シンフォニー楽団が練習の成果を披露♪

「ドラドラ♪シンフォニー楽団」とは、映画公開を記念して始動した『ドラドラ♪シンフォニープロジェクト』の下、全国から音楽とドラえもんが大好きな子どもたちを募って結成した演奏チームのこと。
2023年秋の結成以来、楽団の子どもたちは今回のコンサートに向けて約4か月間、懸命に練習を重ねてきました。

その楽団に芳根京子さんがフルートで加わり、沢田完さんの指揮で「夢をかなえてドラえもん」が披露されました。

子ども達はおそろいの赤いベレー帽を被って登場! 芳根さんも楽団の一員として同じように赤いベレー帽を可愛らしく被って、フルートを演奏しました。

学生時代は吹奏楽をやっていた芳根京子さん

葉加瀬太郎さんが楽曲制作の秘話を披露

 

続いて楽団を応援するスペシャルサポーターの葉加瀬太郎さんが登場!「キミのぽけっと」は、葉加瀬さんが「ドラドラ♪シンフォニー楽団」のために書き下ろした曲です。

葉加瀬さん、この楽曲「キミのぽけっと」のポイントを教えてください。

葉加瀬さん:「曲を書き始めたのは昨年の夏です。打ち合わせの帰りにイントロのリコーダーがふっと浮かびました。キーはドラえもんなのでまず『ド』と『ラ』に決め、そこに藤子先生のF=『ファ』。ドとラとファでできるFメジャーのコードで曲を書こうと思いました。

藤子先生の漫画は”SF=少し不思議”という世界なので、僕もふっと日常から夢の世界へ飛んでいけるような、そんな曲を書きたいなと思ったんです。

イントロにはモーツァルトの『アイネ・クライネ・ナハトムジーク』を忍ばせています。モーツァルトの夢の世界をちょっとだけエッセンスとして入れるなど、いろんな仕掛けをつくった曲なので、制作していく過程がとっても楽しかったです」

指揮の葉加瀬太郎さんとドラドラ♪シンフォニー楽団

続けて葉加瀬太郎さん指揮のもと、ドラドラ♪シンフォニー楽団による「キミのぽけっと」が演奏されました。

演奏が終わりドラえもんが感想を聞かれると…、

ドラえもん:「ものすごーく良かったし、みんなすごいエンジョイしているのが伝わってきました!  そして音楽にはものすごいパワーがあると思いました。感動しました!」

芳根さんはどうでしたか?

芳根さん:「演奏していてワクワクが止まらなくて、それが皆さんに伝わっていたら嬉しいと思います」

ドラドラ♪シンフォニー楽団のお友だちにも感想を直撃!

続けてドラえもんから楽団を代表して三人のお子さんたちに演奏してみた感想を聞いてみました。

バイオリンのりひ太くんどうだった?

「みんなで楽しく演奏できたし、練習でこうしたいって思っていたことが本番でさらにお客さんに伝わったかなと思って楽しかったです」

トランペットのさななちゃんは、どのくらい練習したの?

「オーディションが終わったのが10月くらいでそれから4〜5か月間、めっっっちゃ練習しました。終わっちゃうのは悲しいけど、みんなでノリノリでできたので良かったです。」

大太鼓のアッキーくんは、どうしてこの楽器にしたの?

「僕、もともとオーディションは鍵盤ハーモニカで応募したんです。でも大太鼓をやってほしいって言われた時、嬉しい気持ちと、自分にできるかなって気持ちがあったんですけど、今はやってると凄く楽しくて良かったです」

  •  *  *  *

アンコールでは再びドラドラ♪シンフォニー楽団による「キミのぽけっと」が演奏されました。今度は会場に集まった、たくさんの親子の皆さんも手拍子で参加し、あたたかい雰囲気のなかイベントは幕を閉じました。

「映画ドラえもん のび太の地球交響楽」公開記念特番が3月9日(土)テレビ朝日で放送決定

全国の子どもたちから結成され、このイベントでお披露目された『ドラドラ♪シンフォニー楽団』。約半年にわたって行われたこの大プロジェクトの成り立ち、子どもたちのオーディション、楽団結成後の全体リハーサル、そしてコンサートの模様を大公開します!

今回のプロジェクトに参画したスペシャルサポーターのヴァイオリニスト・葉加瀬太郎さんが曲に込めた思いや制作秘話もたっぷりとお届けし、さらに芳根京子さんも登場!最新映画の特別映像も紹介します。
子どもたちの夢と上質な音楽が詰まった、豪華な30分特別番組をぜひご覧ください!

番組名:「映画ドラえもん のび太の地球交響楽」公開記念特番!

     葉加瀬太郎とドラドラ♪シンフォニー楽団スペシャル

放送局:テレビ朝日

放送日時:3月9日(土)あさ5:20~5:50

配信期間:放送終了後~3月31日(日) ※TVerABEMA、テレ朝動画無料領域にて配信

©藤子プロ・小学館・テレビ朝日・シンエイ・ADK 2024

映画ドラえもん のび太の地球交響楽(ちきゅうシンフォニー)

©藤子プロ・小学館・テレビ朝日・シンエイ・ADK 2024

今度のドラえもんたちの冒険のテーマは「音楽」。日常に当たり前のように存在する“音楽”が、もしも地球から消えてしまったら……? ドラえもんたちが奏でる交響楽 (シンフォニー)で、地球を救う大冒険が始まります!

映画ドラえもん のび太の地球交響楽(ちきゅうシンフォニー)
●原作/藤子・F・不二雄
●監督/今井一暁
●脚本/内海照子
●音楽/服部隆之
●キャスト/ドラえもん…水田わさび、のび太…大原めぐみ、しずか…かかずゆみ、ジャイアン…木村昴、スネ夫…関智一
●ゲスト声優/演歌のおじいちゃん…賀屋壮也(かが屋)、漫才師/バンドメンバー…加賀 翔(かが屋)、賀屋壮也(かが屋)、ミーナ…芳根京子、ワークナー…石丸幹二、マエストロヴェントー…吉川晃司
●配給/東宝
公式サイトURL:https://doraeiga.com/2024/

©藤子プロ・小学館・テレビ朝日・シンエイ・ADK 2024

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取材・文/苗代みほ

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