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東京・奥沢のブルーの外観の人気店が初めての支店をオープン
東急大井町線で自由が丘駅のお隣、九品仏駅の住宅街のなかにあるのがベーカリー「Comme’N TOKYO」。パンの世界大会「モンディアル・デュ・パン」で6部門のうち3部門を制し、日本人初の総合優勝を達成した大澤秀一さんがオーナーシェフとして自らのお店をこの地にオープンしたのは、2020年8月のこと。
世界中が沈んだ気持ちになった時期でしたが、毎日の普通の生活の価値に気づいたこのタイミングに、日々の食卓を幸せにしてくれるパンは、あっという間にたくさんのファンを獲得。
今回初めての支店となる麻布台ヒルズ マーケットの店舗では、「モンディアル・デュ・パン」で披露したクロワッサンやバゲットなどの定番パンから、桜と日本酒のブレッドなどの日本ならではの味わいを楽しめるパンまで、常時80種類以上並びます。
商品はカウンターに並んでいるものをお店のスタッフにピックアップしてもらうスタイルでの販売。テイクアウトのみの店舗となっています。
大人は入室お断り! 子どもが自分で選んで自分で買う秘密の入口の奥にあるパン屋「Comme’N KIDS」
麻布台ヒルズマーケットの店舗の左端で、少し小さな木製のドアを探してみてください。このドアの先にあるのがショップ・イン・ショップ「Comme’N KIDS」です。
この店舗に入れるのは、小学生以下の子どもだけ。ドアを開け、子どもサイズの通路を通った先には、パンが10個並ぶお店があります。ここでは、子どもが主役。親の干渉を受けず、パンを選び、お金を払うという体験ができる特別な場所。子どもが欲しいものを一緒にお買い物をしたことはあっても、お金の数え方、商品の選び方など、ついつい声をかけてしまいますよね。ここでは親はついていくことはできないので、自分の力で頑張る挑戦あるのみ。帰ってきてどんなお店だったのか、なぜそのパンにしたのか、お話することで子どもの観察眼も養う機会になるかも。
まるでハンバーガーのようなビックサイズで驚き! メレンゲ菓子専門店「Comme’N MERINGUE」
「Comme’N TOKYO」とは別のカウンターを作り、ショップ・イン・ショップとして展開しているのがメレンゲ菓子専門店「Comme’N MERINGUE」。ハンバーガーのように大きなものから、タブレットチョコレートのようなもの、クロワッサンにトッピングをしたものなど色とりどりに並んでいます。甘いものが好きな方へいち早く手土産にすると喜ばれそう。
店舗を訪れたときのイメージトレーニングはこれでばっちりでしょうか? 東京メトロ日比谷線 神谷町駅直結で雨天時でもアクセスしやすい場所に出店したことで、人気ベーカリーのパンを買えるチャンスが増えました。ぜひ機会をみて訪れてみてください。
Comme’N TOKYO 麻布台ヒルズ店
住所:東京都港区麻布台1-2-4 麻布台ヒルズ ガーデンプラザC
営業時間;10:00 – 20:00
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文・構成/北本祐子