【母の日の手作りスイーツ】混ぜて焼くだけ!花束カップケーキに愛を込めて<さちかさんの親子スイーツレシピ>

2024年5月12日(日)は、母の日。「いつもありがとう」の感謝の気持ちを、手作りプレゼントにして贈ってみては? 混ぜて焼くだけの簡単レシピに、工作をプラスしたプレゼントだから、小学低学年のお子さんから参加できる楽しい手作りタイム。最高の母の日に、気持ちを届けましょう。

母の日といえば、お花「カーネーション」

母の日は、アメリカのウェストバージニア州が1914年に「母の日」を制定したところから始まります。この制定の背景には、「マザーズデー・ウォーク・クラブ」を立ち上げ南北戦争での負傷兵を渾身的にケアしていた女性アン・ジャービスの話に遡ります。

アン・ジャービスの死後、娘のアンナ・ジャービスが亡き母を追悼する会を教会で開き、その場で参加者に配られたのが母の好きな「白いカーネーション」だったそう。それから、カーネーションは母の日の象徴となっています。

他にも、花に想いを託す風習はヨーロッパに始まり世界中で盛んです。各国にオリジナルの花言葉や花を贈る習慣が根付いています。母の日は各国でさまざまですが、「花に想いを託す」という風習は変わらず、感謝を伝えたい人へ、愛する人へ、お花を贈るのは嬉しいものです。

お花のデコレーションを施した手作りお菓子を、子どもたちからお母さんへ贈るのはいかが。

【レシピ】花束カップケーキ

カップケーキに、お花に見立てたクリームデコレーションを施して花束のようにプレゼントしてみよう。

作り方

■材料

(A)
・薄力粉 65g
・コーンスターチ 20g
・グラニュー糖 80g
・重曹 小さじ1
(B)
・サラダ油 60g
・牛乳 30g
・ヨーグルト 30g
・卵 1個

・生クリーム 100g
・いちごジャム 20g
・ミントの葉 適宜

・画用紙、サインペン、リボン

■下準備

型に、グラシンを敷いておく。オーブンは150度に予熱する。

■作り方

1.ボウルにAの材料を全て合わせる

(A)・薄力粉 65g ・コーンスターチ 20g ・グラニュー糖 80g ・重曹 小さじ1 をすべて混ぜる

2.別のボウルにBの材料を全て合わせ、泡立て器で混ぜる

別のボウルに(B)・サラダ油 60g ・牛乳 30g ・ヨーグルト 30g ・卵 1個 を全て入れ泡立て器で混ぜる

3. 1に2を加えて合わせ、泡立て器で混ぜる。

1に2を加えて合わせ、泡立て器で混ぜる

4. 型に流し、150度のオーブンで35分焼く。

型に流し、150度のオーブンで35分焼く

5. ボウルに生クリームといちごジャムを入れてハンドミキサーで泡立てる。

生クリームといちごジャムをハンドミキサーで泡立てる

6. 星口金をセットした絞り袋に5を入れる。

星口金をセットした絞り袋に5を入れる

7. 4の中央から円を描くように、ぐるりと絞り出す。

円を描くように絞り出し花の形に

8. ミントの葉を添える。

ミントの葉をお好みで

9. 画用紙の上に8をのせてリボンで結ぶ。サインペンで茎を描いて花束に見立て、母の日のメッセージを添える。

ラッピングして完成

母の日に、花束カップケーキを贈ろう!

母の日の手作りギフトのポイントは、感謝の気持ちを込めて作ること。少しうまくいかなくても、お母さんのために「ありがとう」と心を込めることが大切。お花に想いを乗せたなら、みんなが笑顔になることでしょう。

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レシピを教えてくれたのは…

芸術教育士 / ケーキデザイナー
太田さちか 先生

パリ サンジェルマン・デ・プレで過ごし、慶應義塾大学、エコール・ド・リッツ・エスコフィエ、京都造形芸術大学大学院など日本とフランスで製菓、芸術を学ぶ。MFA(芸術系修士号)取得。芸術教育士として、キッズクリエイティビティを軸にしたアトリエアプローチを実現。2,000人を超える会員を迎え、2009年にこどもとママンのためのアトリエ「My little days」を設立。10年に渡り、子どもを対象にしたワークショップを展開。『sachi & cakes』ケーキデザイナー、コラムニストとしても幅広く活動。子供たちの興味や不思議、好き!といった感性に寄り添いながら、独自の世界観あふれるワークショップ、レシピが好評を呼び、『世界一受けたい授業』(NTV)にも先生として出演するなど、多数メディアで活躍。著書「メレンゲのお菓子 パブロバ」(立東舎)は国内外で好評を呼び台湾でも出版/(PAST FEATURE ISSUES)。
My little days

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