3人が9歳、10歳で出会って25年！Perfumeの世界が体感できる「Perfume Disco-Graphy 25年の軌跡と奇跡」が8/9～開幕！

9歳、10歳の頃から気がつけば25周年　トップアーティストであり続けるPerfumeの挑戦
Perfumeのステージングを体験できるブース　「実際はもっと過酷です」
Perfumeのステージの世界に没入！　感動的な体験を子どもと楽しもう

9歳、10歳の頃から気がつけば25周年　トップアーティストであり続けるPerfumeの挑戦

広島のダンススクールで出会い、結成したときから25年。ずっと同じメンバーで誰ひとり欠けることなく、仲良く続けてきたPerfumeの3人が、開催前日に行われた記者会見に登壇。まずは25年という歩みについて語ってくれました。

かしゆかさん「ここまで25年間、Perfumeとして続けられるとは思っていなかったです。広島で組んだときは10歳とか9歳で出会っていたので、漠然と『歌手になりたい』と言っていたけど、こう具体的に皆さんと時間を過ごして25年をこうやってたくさんの方とお祝いできることは本当にうれしいです。皆さんありがとうございます」

あーちゃんさん「25年ていうと、なが〜く活動されている偉い人という印象が自分のなかではあるんですけど、全然私たちは何も変わらずに活動してきてしまったので、なんにも偉くないし、なにも変わっていない。25年で出会ってきた方たちに支えられて、愛を持って接してきてくださったおかげでこういう風にお祝いしたいよと言っていただけることが私たちの結果かな、神様も見ててくれてありがとうって思います」

のっちさん「ものすごい数字のところまで来てしまったな、という気持ちです。10周年、15周年と会見させていただいたのですが、そこからまた10年経つなんて本当に思っていなくて。周りの人たちが『こういうことやったほうがいいんじゃない』『こういうことやったら面白いんだろうなぁ』と思ってもらえているおかげで、こうやって3人で活動できています。本当に感謝の限りです」

Perfumeのステージングを体験できるブース　「実際はもっと過酷です」

今回の展示について、メンバーの皆さんも感動したようで、かしゆかさんは「自分たちがライブで体験して、やっているはずなのにすごーい！かっこいいー！ってなって。自分たちはやる側ですが、それを外から体験できる面白さがありました」と熱弁。

それに対してあーちゃんさんは「でもうちらは、あんな（ステージ側から）見やすい画面なんて置いてもらえてないし、もっと過酷なんだよー、『あなたたちは楽してパフォーマンスいいわねー』って思いました（笑）」と笑いを交えながらステージに立つ実情を教えてくれました。

「本当に誰でも、立ってもらって、なんとなく動きを真似すれば演出が成立するようになっています。大興奮でした！」（あーちゃんさん）

のっちさんは2018年のライブ「Reframe」で披露されたレーザー光線を操る体験が当時も楽しかったけれど、今回レーザーがその頃よりもやさしい光になっていたというプチ情報も追加。

「レーザーを顔にくるように当てて、写真を撮ってもらうととても映えました（笑）」（のっちさん）

「こんな展覧会ができるとは思っていなかったのですが、これができたならもう何も後悔ないわ、と思うくらい、私たちの大アーカイブになったので、よければ皆さま見ていただければと思います」（あーちゃんさん）

Perfumeのステージの世界に没入！　感動的な体験を子どもと楽しもう

今回の展示では、Perfumeのメンバーたちの驚異的な「身体性」とその舞台を支えるクリエイターたちの「テクノロジー」のそれぞれが研鑽を重ねて生まれる“奇跡の同期(シンクロ) ”をテーマに、Perfumeが作り上げてきたライブステージの軌跡を再現。来場者はそれをPerfumeからの視点で体験できます。

展示の広さはおよそ1,500平米。そのなかに12の展示体験があるのですが、今回はそのなかからピックアップして紹介します。

We are Perfume

600球の球体とレーザーで浮かび上がる、巨大な光の“ Aポーズ ”。

Perfume Silhouette Corridor

さまざまな楽曲の象徴的な振り付けやポーズがくり抜かれたパネルが並ぶコリドー。同じポーズで撮るフォトスポットにもおすすめです。

身体表現と演出の同期：無限未来｜inspired by『Perfume × TECHNOLOGY』presents “Reframe”（2018）

人間や物質の位置と動きを捉えるモーションキャプチャという技術を用いて、小型マーカーを手にした観客を9台のレーザーから放たれる無数の光線がリアルタイムで追従する、インタラクティブなインスタレーションです。

身体表現と演出の同期：マカロニ｜inspired by Perfume LIVE 2021 polygon wave（2021）

体験者がスタンドマイクの前に立つと、そのシルエットを機械学習。LEDのステージにバーチャルな「影」を映し出します。体験を楽しんでいると、いつの間にかその影がPerfumeのメンバーの影に変形し踊り出していきます。

IMA IMA IMA

ここまでがステージに立つPerfumeの視点でしたが、こちらのブースでは演出側の視点を体験できます。

2024年10月30日（水）にリリースされるPerfumeのコンセプトアルバム「ネビュラロマンス前篇」収録曲のひとつで、本展のテーマソングでもある新曲「IMA IMA IMA（いま・いま・いま）」が流れる『架空のテレビ局の歌番組スタジオ』がテーマのギャラリー。来場者はテレビクルーのようにステージの照明や映像、スイッチングを自由に操作しながら、未来のPerfumeのステージ演出に参加できます。