目次
教えてくれたのは、ヘア&メイクアップアーティストのYOSHIKOさん
YOSHIKOさん
SHIMAのスタイリストを経て、現在ヘア&メイクアップアーティストとして活動中。ミュージシャンを中心に広告・雑誌・ライブなどのヘアメイクを手掛ける。中学生と小学生の女の子二人のママ。
お客さんはもちろん、友達や自身のさまざまなアラフォーヘアを見てきたYOSHIKOさんは、毎日のヘアケアにもちょっとした工夫をしているんだとか。やり過ぎ感がなく、ほどよくおしゃれで、好印象を与えることができるヘアの作り方を教えてもらいました。
テク① 髪のボリューム出しはドライヤーとブラシの当て方が命!
ドライヤー:いつもとは違う分け目の根元に
「トップのボリュームがダウンすると、老けて見える原因になります。朝、髪をセットする時にいつもの分け目とは違う分け目を作って、髪の根元にドライヤーを当ててみてください。自然なボリューム感が出て、それだけでも印象が変わります」
YOSHIKOさん愛用のドライヤーはこちら!
ブラシ:髪の流れに逆らい上下左右いろいろな方向に
「髪の流れに逆らうように、右から左、下から上などいろいろな方向からブラッシングすることで、根元の毛が立ちあがり、ボリュームアップできます。クッションブラシで髪をとかすと、頭皮をほどよく刺激して頭皮ケアもでき、髪が元気になるのはもちろん、美肌にもつながります」
テク② うねり防止とハリ出しはストレートアイロン一択!
「髪のうねりやハリのなさに悩んでいる人は、ストレートアイロンがおすすめ! 髪の根元から毛先に向かってゆっくりとストレートアイロンを通すだけでOK。髪に熱を与えることで、うねった髪をまっすぐにしながら、ハリとツヤを出してくれます。コテよりも使いやすいので、アイロン初心者の人でも扱いやすくておすすめ!」
YOSHIKOさん愛用のストレートアイロンはこちら!
テク③ 野暮ったい印象を払拭するならヘアオイルを使う
「髪に何もつけないと、全体的にほわほわてしまって野暮ったい印象になってしまうので、ヘアオイルをつけることをおすすめします。オイルは自分の髪質に合うものであればなんでもOK」
「ミディアムヘアの人で写真くらいの量のオイルを使用します」
「オイルをつける時、髪の表面につけてしまうと仕上がりがベトッとした印象になってしまうので要注意! 一番はじめにつける場所に一番オイルのつきがよくなるので、まずは毛先付近の髪の内側につけて、ボリュームが出過ぎるのを防止しましょう」
「前髪がない人は生え際あたりにオイルをつけるイメージでなでるようにつけます。前髪がある人は、手に残ったオイルを前髪の内側にちょっとだけつけてなじませればOK。最後、手に薄くオイルが残った状態で、髪全体をなでるようにして表面につけます」
テク④ 一本結びはウェットに仕上げるとあか抜けて見える!
「ヘアオイルをつけないで一本結びをすると、顔周りや頭頂部の髪がほわほわしてしまって、生活感のある感じに……。髪全体にヘアオイルをつけ、ウェットな髪にしてから一本結びにすると、同じ高さで結んでもあか抜けた印象に仕上がります」
テク⑤ ジグザグ分け目で髪の薄さをカモフラージュ
「髪がやせてきて、頭皮が目立つこともアラフォーヘアのお悩みのひとつ。分け目がまっすぐだと頭皮の白い部分が強調されてしまうので、分け目をジグザグにしてカモフラージュ!」
ちょっとした工夫でアラフォーヘアはイメチェンできる
いつも何気なくやっているドライヤーやブラッシングのやり方をちょっと変えるだけで、アラフォーヘアのお悩みを改善できるかもしれません。髪のうねりや薄さ、ハリのなさなどが気になってきた人は、YOSHIKOさんのテクを明日からのヘアケアに取り入れてみましょう。
YOSHIKOさんが教えてくれたヘアアレンジはこちら
撮影/黒石あみ(小学館) 構成・文/本間綾