目次 [hide]
長く保存できる理由「常温牛乳」の秘密は6層構造の紙パックと滅菌処理
ロングライフ牛乳が常温保存可能な理由は、主に二つの技術によるもの。一つは140℃台での超高温瞬間滅菌技術。通常の殺菌ではなく「滅菌」の温度域で処理するため、製品中の微生物がゼロになるんだそう。もう一つは、アルミ箔を含む6層構造の紙容器。この構造が酸素の透過を防ぎ、光を遮断することで品質を長期間保ってくれるんです。
「常温だと、不安…。」という方も多いかもしれません。しかし「殺菌」ではなく「滅菌」されており、微生物がいない状態なので実はとっても安心なんです!
常温で保存できるロングライフ牛乳の最大のメリットは、冷蔵庫に入れる必要がないこと。よくストック牛乳として2本目を横にして冷蔵庫に入れている方もいるのでは? 冷蔵室がパンパンになっていることで、奥の方に入っているものをうっかり賞味期限切れさせてしまう、そして冷蔵効率が下がってしまうことも防げます。
栄養価も通常の牛乳と変わらない!
ロングライフ牛乳は保存料を使っていないため、栄養価も通常の牛乳と変わらないのも安心ポイント。牛乳は「たんぱく質、カルシウム、カリウム、ビタミンD、ビタミンB12」など日本人に慢性的に不足しがちな栄養素が豊富に含まれていて、コップ1杯(200ml)で1日当たりの摂取基準の約3割を満たすことができるスーパーフード。栄養価もかわらないなら、メリット大ですね!
買い物のときの「重たい…」「買い置きしにくい」という問題も解決!
主婦300人を対象にした調査(※)によると、牛乳に関して困りごとや手間に感じることとして「買い物するときに重い」が53.0%で最も多く、次いで「買い置きしにくいので、買い物頻度が高くなる」が37.7%、「かさばって冷蔵庫がいっぱいになってしまう」が31.7%と続きました。常温保存可能な牛乳はこれらの悩みを一気に解決してくれます!
常温保存可能な牛乳はヨーロッパでは一般的!
ロングライフ牛乳は保存性に優れるだけでなく、直方体のコンパクトな形状でデッドスペースができにくく、重たい牛乳も通販サイトで購入できるため、買い物の負担軽減にも! 日常使いだけでなく、災害時の備えとしても役立つのでぜひ一度手に取ってみてください。
小倉優子さんが「牛乳の新常識! ロングライフ牛乳活用術」イベントに登場

イベントに登壇された、東北大学名誉教授・農学博士の齋藤忠夫氏は「常温保存可能な牛乳が普及することで、食品ロスの削減や物流コストの削減が可能になり、忙しい現代人の手間を軽減することにつながる」と説明してくれました。


なぜ長持ちするの? 秘密をもっと詳しく!
例えば牛乳で約2か月、豆腐で約6か月も冷蔵庫に入れずにストックOK。詳しく知りたい方はホームページでチェックしてみてください。
※アンケート調査データ出典/「日本テトラパック株式会社 ロングライフ紙パック事務局」
- <調査概要>
- 期間 :2025年1月27日~28日
- 対象・条件:25~59歳 有職者の女性
- 回答数 :300人
- エリア :全国首都圏
- 手法 :インターネット調査
- 調査会社 :株式会社エクスクリエ
こちらの記事もおすすめ
取材/HugKum編集部