【ぺア宿泊券プレゼント】クラシカルな芦ノ湖畔の「山のホテル」でプチ避暑旅♪ 新旧映えスポットや海賊船など大人も楽しめる箱根旅がこの夏おすすめ

猛烈な暑さが続く毎日にちょっと辟易としているならば、ちょっと街を離れて特別な避暑体験をしてみませんか? 東京・新宿からロマンスカーで1時間半、江戸時代から癒しの場としても親しまれてきた箱根が遊べる場所にアップデートされています。今回は2025年に登場した新施設「ちきゅうの谷」や新しくなった箱根海賊船、昭和から映画のロケ地にも使われたクラシカルなホテル「山のホテル」の夏限定子ども添い寝プランまで、いまおすすめしたい箱根の情報をぎゅっと詰め込んでご紹介します。

今年で開業77周年! 岩﨑別邸だった頃からの面影を残すオーセンティックなホテル

古くから箱根は「箱根権現(現在の箱根神社)」の門前町として栄え、山岳信仰の対象として源頼朝が箱根神社に参拝した史実も残っているなど多くの人に親しまれてきました。

江戸時代には日本の大動脈である東海道の宿場町として旅人の休息地としての人気は今も続いています。明治時代になると西洋文化の流入により、箱根には外国人の滞在も増え、西洋風の別荘やホテルが建てられるようになりました。

今回訪れた「山のホテル」も、三菱合資会社(当時)4代目社長 岩﨑小彌太男爵の別邸として1911年(明治44年)に建てられたものを建て替えを経て、戦後にホテルとして利用し、現在の建物で3代目。往年の雰囲気を残しながらも、館内にエレベーターを設置するなど、ユニバーサルな機能で幅広い世代が心地よく滞在できる配慮を加え、時代に合わせたアップデートも行われています。

山のホテルの玄関口。新宿からはホテル直行の高速バスも出ています。
ブラウンが基調で落ち着きのあるスタンダードツインのお部屋。エクストラベッドを入れれば、3名まで宿泊可能です。
ホテルの部屋からの光景。お天気でしたが上空の雲が厚く、富士山を望む絶景はお預けに。

ちなみに、2025年8月31日までのチェックインを対象に、小学生以下までの子ども1名にかかる料金(ベッド利用代、夕食代、朝食代)が無料になる、1泊2食付きの夏季限定宿泊特別プランが用意されています。

また、8月24日には、箱根を回遊しながら自然とアートを楽しむ「第2回箱根芸術祭2025」でのイベントの1つで、蓄光シールを使った自分だけのオリジナル観察シートづくりのほか、空気でふくらませたエアドームのプラネタリウムで夏の夜空にきらめく星々を眺めることができるイベントも予定されています。

夏の大三角を見つけよう! ~プラネタリウムと観察シート作り

イベント日時:2025年8月24日(日)10:00~11:00、15:30~16:30
イベント会場:ホテル本館2階 宴会場「金時」
参加定員:各回 約20名
参加方法:WEBによる事前予約制 予約はこちら
参加費用:1グループあたり1500円(工作1セット付き、税込)

大人も探検心がくすぐられる 館内や庭園の造形美にうっとり

山のホテルといえば、映画のロケ地として何度も使われた名所。5月のつつじの時期は特別公開も行われて、宿泊以外の方の来館も増えるそうです。館内には川瀬巴水による庭園を描いた版画で約80年前と今の風景が変わらないことが確認できます。

庭園側の小田急電鉄初代社長の安藤樽六像から山のホテルを見た光景。
様々な品種があるため同じ位置でも高低差があるつつじの樹。丸く剪定されていて、まるで英国の庭園のトピアリーのようで巡っていても楽しいです。

館内のエレベーター前にある内線電話は、大人でもなかなか見ることがないアンティークのダイヤル式電話。自宅に固定電話のない家庭も増えている今だからこそ、お子さんの新たな体験の機会にもなります。

エレベーター前にあったフロントとつなぐ電話。
とても美しいアンティークのダイヤル式電話がいまだ現役で活躍中です。

また、山のホテルには階段を上っていくと宿泊者専用の「展望室」があり、そこからの眺めもおすすめです。「クラシックな建物の秘密の階段を上っていく」というシチュエーションだけでも心をくすぐられます。

展望室からの芦ノ湖の光景は宿泊時にぜひ眺めておきましょう。

山のホテル 

住所:神奈川県足柄下郡箱根町元箱根80
電話番号:0360-83-6321(受付時間9:30~19:30)

公式サイトは>>こちら

箱根観光の定番人気スポット。箱根神社の「平和の鳥居」&箱根海賊船は同じ元箱根港エリア

箱根観光には箱根エリアのバス・ロープウェイ・ケーブルカーなど、8つの乗り物が乗り放題のチケット「箱根フリーパス」がおすすめ。スマートフォンからアプリ「EMot」をインストールして購入しておけば、あとは乗降時に提示したり、二次元バーコードをスキャンする機器に通すだけでOK。かなりお得です。

箱根神社の「平和の鳥居」

山のホテルから徒歩圏内にある箱根神社はパワースポットとしても注目されています。

芦ノ湖に面した「平和の鳥居」は人気のフォトスポット。一時は雑踏回避のため周辺は立ち入り禁止になっていましたが、現在は解除されています。比較的人の少ない午前中の早めの時間がおすすめです。

平日の午前中が比較的待ち時間が少なくておすすめです。月曜日の朝10時でこのくらいの混雑でした。
箱根のなかでも有名な映えスポットだけに、海外からの観光客の方もたくさん並んでいました。

元箱根港

芦ノ湖の3つの港を結ぶ箱根海賊船。今回は元箱根港から桃源台港までの約30分間乗船しました。

元箱根港もリニューアル。

ロビーには「PIRATE’S GALLERY」というスタンドカフェがオープン。アンティーク感のあるレンガ調の壁とフィラメントランプの装飾で乗船前から気分を上げてくれます。

乗船前のひと時を芦ノ湖を眺めながらカウンターでドリンクやフードをいただきながら楽しめそう。

「海賊船内の厨房」を意味するスタンドカフェ「PIRATE’S GALLERY」。
ベビー休憩室も新設され、おむつやお洋服のお着換えなど、子どものケアをできる場所ができたのは朗報!

箱根海賊船

箱根海賊船をゆったりと楽しみたいならば特別船室の利用がおすすめです。桃源台港〜箱根町港または元箱根港の片道の場合、特別船室は通常運賃にプラス800円(税込み)、箱根フリーパス利用の場合は大人100円割引・子ども50円割引となります。船上での撮影も一般利用よりも混雑していません。

全部で3隻ある箱根のうち、今回乗船した「ロワイヤルⅡ」。
「ロワイヤルⅡ」の特別船室はゴールドと白が基調のゴージャスな雰囲気。
特別船室を利用するとデッキも特別船室専用のゾーンをゆったり利用できます。
心地よい湖面の風を受けられます。

2007年に18世紀に活躍したイギリスの戦艦・ビクトリーをモデルシップとして建造された「ビクトリー」は、2025年4月26日に特別船室と特別船室専用のデッキ、船内カフェをリニューアル。

ブラックとオレンジを基調にした箱根海賊船のビクトリー号。
ビクトリー号の特別船室は、「イギリスの伝統と文化を感じる豪華クルーズ」がコンセプト。

地球の内側を覗き見るような大涌谷の新スポット「ちきゅうの谷」

2025年4月25日に箱根ロープウェイ 大涌谷駅1階と駅前広場にオープンしたのが、新スポット「ちきゅうの谷」。

「黒・ジオ・風」をテーマとした新たな展望エリアです。駅前に広がる大涌谷の荒涼とした大地と、蒸気とともに吹き上がってくる硫黄のにおいが、地球の生命力を感じさせてくれることから名づけられました。地球が誕生してから何度も地殻変動を起こし、日本列島も大陸から分裂して誕生したと言われていますが、その力の一端を感じられる貴重なスポット。

これまで、しっかり眺めるには噴火口に向かう散策路などを歩く必要がありましたが、噴気を見下ろせる谷へ突き出した「息吹のデッキ」から、子どもでも眺められるようになりました。

大きく突き出した「息吹のデッキ」。デッキの中央部分は透明のガラスになっているので、先端まで行かずとも眺められます。
この絶景が駅からすぐの場所で見られるので、子どもと一緒でも移動が楽ですね。

「ちきゅうの谷」は「息吹のデッキ」のほか、谷に吹き込む風を感じる「風の輪テラス」、噴気を見下ろせる谷へ突き出したスリリングな「息吹のデッキ」、開放感ある景色を見渡せる「大空のほとり」の個性的な4つの展望デッキと、迫力ある自然と一体化する「岩の巣ベンチ」、大涌谷を楽しむ軽飲食や物販を展開する「谷のマルシェ」で構成されています。

どのゾーンでも、ダイナミックな地形や風などの地球の営みの奥深さに出合い、雄大な自然との触れ合いを楽しめる絶景の舞台になっています。

「ちきゅうの谷」のマップ。
ちきゅうの谷のマルシェで購入した「タニマルコーヒー(アイス)」450円(写真左)とレモン味の黒いゼリーが入ったレモネード「ジオネード」(650円)。後ろに見えるのが「風のテラス」。
2階の駅食堂でいただいた「特製」大涌谷カレー(1350円・税込み)。温泉卵をあとからトッピング。ピリリと辛いスパイスカレーなので、辛い物が苦手な人はご注意を!

最近はご当地グッズのバリエーションも増えています。最近人気なのはぬいぐるみのキーホルダーで、こちらではサンリオキャラクターなどがたくさん並んでいました。

特に気になったのがこちらのシナモロールのちりめんマスコット。ちりめん素材で作られているのがほどよい和風感でおすすめです。

大涌谷の黒たまご館で売っていました。
黒たまご館の入り口には巨大なご当地キティが2体も鎮座。

箱根・山のホテルの「ペア宿泊券」を1組1名様にプレゼント!

今回の記事でご紹介した箱根の人気ホテル「山のホテル」のペア宿泊券をプレゼントします。元男爵の別荘だった当時の姿を今に伝えるホテルで、日常の喧騒から離れた芦ノ湖畔の四季ごとの表情をゆったりと楽しめます。ぜひ素敵な思い出を作りに行ってみませんか?

↓↓↓↓↓ご応募はこちらから↓↓↓↓↓

※抽選の結果、当選された方には「山のホテル『ペア宿泊券』」 をプレゼントします。

<宿泊券内容>

■1泊2食つき ペア宿泊券
■有効期限:2025年12月26日(金)まで
※山のホテル 1泊1室2人まで スタンダードツインルーム シーズンセレクションプラン夕朝食付きにてご宿泊いただけます。
※土曜・祝前日は除外日です。
※本券をご利用の際は事前にホテルへご自身でご連絡していただきます。
※宿泊希望日が満室の場合には予約日の変更をお願いする場合がございます。

※こちらのプレゼントに応募される場合、事前に発送先となる個人情報の入力と、アンケートへの回答が必要となります(応募時に賞品送付先ご登録フォームとアンケートフォームのご案内があります)。

■応募締切日:8月16日(土)23:59まで

■抽選方法:応募締切の翌月以降、HugKum編集部にて抽選を行います。
■発送方法:日本郵便・ヤマト運輸・佐川急便などの配送業者より発送させていただきます。配送希望日時はご指定いただけません。
■個人情報および特定個人情報の適正な取り扱いに関する基本方針:こちらをご覧ください。

<注意事項>
※当選の発表は、賞品の発送をもってかえさせていただきます。落選の方へのご連絡はいたしておりません、ご了承ください。
※応募はお1人様1回とさせていただきます。
※お届け先住所をご登録いただけなかった場合や、ご登録内容に誤り等があった場合には、抽選対象から除外させていただきます。
※抽選に当選された場合、賞品は応募締切の翌月以降の発送となります。
※賞品の発送は日本国内に限らせていただきます。

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文・構成/北本祐子

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