地域別【味噌おでんレシピ】完全ガイド。名古屋風、青森風で味噌が違う!《10月5日はみそおでんの日》

10月5日は「みそおでんの日」。体が温まる味噌おでんは、家族みんなで囲むのにぴったりの料理です。子どもが喜ぶ卵や大根などの定番具材を使い、圧力鍋の時短調理で仕上げる方法や、ご当地ならではの味まで紹介します。家庭で気軽に作れるレシピですよ。

味噌おでんの魅力と家庭での楽しみ方

ぐつぐつと煮える音や、立ちのぼる味噌の香りだけで、気持ちがほっと和みますよね。味噌おでんは、季節が進んで寒くなっても、家族の体を温めてくれる存在です。

味噌おでんとは?|地域ごとの違い

味噌おでんは、地域によって個性がある奥深い料理です。名古屋の濃厚な八丁味噌を使ったものもあれば、青森の生姜を効かせて体を温める工夫もあります。北海道ではまろやかな白味噌で仕立てますよ。

家庭では、気分に合わせて味噌の種類を変えてみるだけで、旅先のように味を楽しめます。

なぜ家庭で人気?|栄養と作りやすさのポイント

おでんは、大根や卵、こんにゃくなど、子どもが好きな具材をたっぷり入れられる魅力があります。

さらに味噌の風味が食欲を引き立ててくれるから、普段は野菜が苦手なお子さんも、なぜか食べてくれたりしますよね。

また、味噌おでんは一度にたくさん作ることができる点もポイントです。忙しい日々の強い味方となるメニューですね。

夕食で余っても、翌日のお弁当やお昼ご飯としてもおいしく楽しめるのでうれしいです。

基本の味噌おでんレシピ

家庭で作りやすい、基本の味噌おでんを紹介します。出汁に味噌を加えて仕立てるスタイルは、味噌のうま味が味わい深く、シンプルな具材で心もお腹も満たされる一品に仕上がります。

合わせ味噌

合わせ味噌は、赤味噌と白味噌を混ぜて作ります。赤味噌はコクと深みがあり、白味噌は甘みがやさしい特徴がありますす。

子どもが食べやすい味にしたいときは白味噌を多めに、大人向けにしっかりした風味を出したいときは赤味噌を多めにするとよいでしょう。

目安としては、赤味噌(大さじ2)+白味噌(大さじ2)でバランスのよい合わせ味噌になります。甘めに仕上げたい場合は白味噌(大さじ3)+赤味噌(大さじ1)に調節します。

市販の「合わせ味噌」を使えば、計量の手間もなく手軽に味がまとまりますよ。

味噌おでんの作り方

具材は、お好みのものでOK。ご家庭の好みや、子どもの年齢に合わせて選んでください。

・材料

(4人分)

大根 1/2本
ゆで卵 4個
こんにゃく 1枚
ちくわ 4本
さつま揚げ 4枚
昆布 10cm角2枚

出汁 800ml

合わせ味噌 大さじ4
みりん 大さじ2
砂糖 大さじ1

・圧力鍋で時短! 味をしみ込ませるコツ

仕事や育児で忙しい日には、圧力鍋を活用しましょう。大根やこんにゃくなど、味がしみ込みにくい具材も、短時間で味が浸透します。

ポイントは最初に出汁で下煮し、味噌は後から加えることです。煮込むことにより、味噌の香りが飛びやすいので、仕上げに加えることで風味がしっかり残りますよ。

・作り方

【1】大根は3cm幅に切って面取りし、下茹でしておきます。こんにゃくは食べやすい大きさに切り、熱湯で下茹でします。

【2】圧力鍋にだし汁と昆布、大根、こんにゃく、ゆで卵を入れ、加圧して5分ほど煮ます。その後、自然に減圧させます。

【3】味噌、みりん、砂糖を溶き入れ、ちくわやさつま揚げを加えて弱火で10分ほど煮込みます。

子どもと一緒に作る楽しみ方

味噌おでんは、子どもに手伝ってもらいやすい工程が多い料理です。

ゆで卵の殻むきや、こんにゃくに切れ込みを入れる作業は、小さな子どもでも挑戦できますね。「自分で準備した!」という経験は、料理への関心を高めるきっかけになります。

この小さな達成感が、食べる楽しみや食育にもつながっていくでしょう。

個性が光る! 地域別 味噌おでんのアレンジ

味噌おでんの魅力のひとつに、家庭ごとに工夫できるアレンジの幅広さがあります。地域の味付けや具材の選び方を取り入れるだけで、いつものおでんが新鮮な味になりますよ。

名古屋風合わせ味噌(子ども向け まろやか仕上げ)

八丁味噌をベースにした濃厚な甘辛いタレを、具材にかけながらいただきます。

濃い色をしていますが、味にはキレがあり、食べやすいですよ。八丁味噌による味付けはお酒にも合い、大人の週末のごちそうにもぴったりです。

子ども向けには、八丁味噌を少し控えめにして白味噌を加えると、まろやかで食べやすくなります。みりんや砂糖を少し足して甘みを強調すれば、ごはんも進みやすくなり、家族みんなで楽しめますよ。

・名古屋風まろやか合わせ味噌の材料

(4人分)

八丁味噌 大さじ2と1/2
白味噌 大さじ1と1/2
みりん 大さじ2
砂糖 大さじ2

合わせた味噌を、出汁で煮込んだ具材に加え、全体になじませれば完成です。

青森風しょうが味噌ダレ

青森のおでんは「しょうが味噌おでん」とも呼び、具材にしょうがを効かせた味噌ダレをかけていただくのが特徴です。

冬のお祭りや屋台では欠かせない味として親しまれ、体を芯から温めてくれます。

家庭で作るときは、子ども用はしょうがを加えずそのまま、大人の分だけにしょうがチューブを足すと食べやすくなりますよ。

・青森風しょうが味噌ダレの材料

(4人分)

赤味噌 大さじ3
白味噌 大さじ1
みりん 大さじ2
砂糖 大さじ1と1/2
酒 大さじ1
水 大さじ2

しょうがチューブ 2〜3cm(小さじ1弱)

・作り方

【1】小鍋に赤味噌と白味噌、みりん、砂糖、酒、水を入れて弱火にかけます。

【2】よく混ぜながら温め、味噌がなめらかに溶けたら火を止めます。

【3】出汁で煮込んだおでんを器に盛り、大人用にはしょうがチューブを加えた味噌ダレを添えます。子ども用はそのままでOK。

心に残る食卓の定番|味噌おでん

味噌おでんは、地域の味を取り入れつつ、家庭の工夫で味わいが無限に広がる料理です。具材は定番でも、味噌の種類やタレをアレンジすれば、いつものおでんが新鮮になりますよ。家族の体を温めながら、心にも残る料理になるでしょう。 

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構成・文・写真(一部を除く)/もぱ(京都メディアライン)

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