『大ピンチずかん』の世界が体験できる「大ピンチ展! プラス」を立川PLAY! MUSEUMで開催【10/8(木)スタート】

シリーズ累計250万部を突破した大人気絵本『大ピンチずかん』の世界を味わえる「大ピンチ展!プラス」が、2025年10月8日から12月7日まで、東京・立川のPLAY! MUSEUMで開催されます。横浜会場では2週間で4万人超を動員した話題の展覧会が、さらにパワーアップして登場です!
イラスト:「大ピンチ展!プラス」メインビジュアル ©鈴木のりたけ/小学館

鈴木のりたけさん考案「ピンチ・エンタテインメント」の世界

「大ピンチ展!プラス」は、えほん『大ピンチずかん』の著者・鈴木のりたけさんが自ら考案した「ピンチ・エンタテインメント」で、来場者が絵本の世界で遊べる体験型の展示会。全国巡回の皮切りとなった横浜会場では、わずか2週間で4万人を超える動員を記録しました。

今回は、『大ピンチずかん』のラフスケッチに加え、デビュー作『ケチャップマン』(2008年/文芸社ビジュアルアート、2015年復刊/ブロンズ新社)や、名作『しごとば』『たべもんどう』(いずれもブロンズ新社)など、貴重な原画が多数展示されます。

鈴木のりたけ『大ピンチずかん』ラフスケッチ ©鈴木のりたけ/小学館 

コラボメニューが楽しめるカフェも登場

そして今回、絵本から着想を得たコラボメニューが楽しめるカフェも登場しますよ!

展覧会限定カフェメニュー ©鈴木のりたけ/小学館

『大ピンチずかん』の人気の秘密

『大ピンチずかん』は、鈴木のりたけさんが息子の「大ピンチ」体験からヒントを得て製作された絵本シリーズ。子どもたちの日常のちょっとした「ピンチ」を描いた内容が多くの親子の共感を呼び、ミリオンセラーとなりました。

2025年4月には最新刊『大ピンチずかん3』が出版され、その勢いは止まりません。『大ピンチずかん』は第15回MOE絵本屋さん大賞2022、『大ピンチずかん2』でも第17回MOE絵本屋さん大賞2024を受賞しています。

展覧会限定『犬ピンチずかん』書影 ©Blue Sheep  ©鈴木のりたけ/小学館

鈴木のりたけさんってどんな人?

1975 年、静岡県浜松市生まれ。グラフィックデザイナーを経て絵本作家になった鈴木のりたけさん。

『ぼくのトイレ』(PHP 研究所)で第17 回日本絵本賞読者賞、『しごとば 東京スカイツリー』(ブロンズ新社)で第62 回小学館児童出版文化賞、第2回やなせたかし文化賞を受賞するなど、数々の賞を受賞しています。

ほかの作品には「しごとば」シリーズ、『たべもんどう』「おでこはめえほん」シリーズ(ブロンズ新社)、『ぼくのおふろ』『す~べりだい』『ぶららんこ』(PHP 研究所)、『おしりをしりたい』(小学館)、『かわ』(幻冬舎)、『とんでもない』『なんでもない』(アリス館)、『うちゅうずし』(角川書店)、『たれてる』(ポプラ社)などがあります。

千葉県在住。2男1女のお父さんでもいらっしゃいます。

PLAY! PARKでも遊べる!

展覧会会場の上階には、子どもたちが自由な発想で遊べる屋内施設「PLAY! PARK」も併設。展覧会に関連した遊びやワークショップも実施されていますので、展示を見た後は、ぜひこちらも訪れてみてくださいね!

鈴木のりたけ「大ピンチ展! プラス」概要

  • 会期:2025年10月8日(水)~12月7日(日) 無休
  • 会場:PLAY! MUSEUM (東京・立川 GREEN SPRINGS W3棟2F)
  • 開館時間:10:00-17:00(入場は16:30まで)※土日祝は18:00(入場は17:30まで)
  • 入場料:一般1,500円、大学生1,000円、高校生800円、中・小学生600円
  • ※未就学児無料、いずれも税込
  • 電話:042-518-9625
    アクセス:東京都立川市緑町3-1 GREEN SPRINGS W3棟2F
  • JR立川駅北口・多摩モノレール立川北駅(国営昭和記念公園方面)より徒歩約10分です。
©鈴木のりたけ/小学館 撮影:吉次史成

この秋、親子で『大ピンチずかん』の世界を体験しては?

絵本の世界に飛び込む体験型展覧会「大ピンチ展!プラス」。平日利用者(有料)には、展示コンテンツにもなっている「へんなふくカード」のプレゼントがあるそう。土日祝は混雑が予想されますので、平日の来場がおすすめです!

子どもも大人も、「大ピンチ展! プラス」で楽しい時間を過ごしてみませんか?

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文・構成/HugKum編集部

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