調査期間:2025年12月24日~2026年1月9日 回答者数:0~12歳の子どもがいる保護者109人
子連れ旅行、行きたい?

まずはみなさんに「子連れ旅行についての今の気持ち」を聞きました。すると、約6割の人が「大変でもできるだけ行きたい」(61名)、約4割の人が「行ける余裕があれば行きたい」(37人)と回答。ほぼすべての保護者が「行きたい」と答えた結果に!
理由として、以下のようなコメントが寄せられています。
「子どもにいろんな場所を見せてあげたい」(女性/福岡)
「子どもと過ごせる時間は長いようで実は短いので、楽しい時間をたくさん作りたいからです」(女性/神奈川)
「小さい頃にいろいろ経験して視野を広げて欲しいから」(男性/東京)
小さい頃に思い出を作ってあげたい、さまざまな経験をさせてあげたいという声が大多数を占めました。子どもが年齢を重ねるにつれて、親と一緒に出かけることがなくなってしまうから…という声も。小さいうちに、一緒にいろいろなところに行けるといいですよね。
子連れ旅行で不安なこと&実際大変だったことは?

一方で、子連れ旅行には不安や大変さがつきもの。実際みなさんはどんなことで悩んだ経験があるのでしょうか。まずは「行く前に一番不安になること」を聞きました。
ここでは、半数近くの方が「現地で子どもが楽しめるか」(51人)、体調不良や迷子などの「旅行先でのトラブル」(51人)と回答しています。これには「あるある」と頷いてしまいます。

実際こんな大変なことがあった!という生の声をご紹介します。
「親が選んだ場所に、子どもがまったく興味を持たなかったこと。1日予定していたが30分で終わってしまった」(男性/東京)
「子どもも大人も楽しめる場所を探すことが大変でした」(女性/東京)
大人旅ならグルメや観光地巡り、温泉地なども楽しめるけれど、子ども連れだと、行き先選びにもひと工夫が必要。本当に子どもも楽しめているだろうかと、つい気になってしまいます。良かれと思って連れて行った場所が不評だと、少し残念な気持ちになりますよね。
「旅行先の宿でハウスダストアレルギーの症状が強く出てしまい、辛そうでした」(女性/東京)
「急な体調不良で、ホテルにチェックインして泊まらず帰宅したことがあります。息子はその後夜間救急を受診し、入院になりました」(女性/神奈川)
「急な体調不良や、皮膚トラブルが起きたとき。病院が近くになくて困りました」(男性/東京)
体調管理に気を付けていても起こってしまうのが体調不良。見知らぬ土地での病気やケガは、病院探しも大変ですよね。一方、「迷子」になったという声は、今回のアンケートでは幸い挙がっていませんでしたが、それだけ「子どもが迷子にならないように」ちゃんと親が気を張っている証拠かもしれません。
小さな子どもを持つ方からは「移動中にぐずらないか」(46人)がかなり票を集めた結果に。特に新幹線や飛行機など公共の交通手段で移動の場合、子どものご機嫌にはかなり気を遣いますよね。こればかりは乗る直前まで「ぐずらないで…!泣かないで…!」と願うばかり。

「荷物が多くなりすぎること」(43人)や「親が疲れきってしまうこと」(43人)も、子連れ旅行あるあるのようです。旅立つまでの準備だけでも、すでにひと仕事という家庭も少なくない様子。
「結局自分が家族分の荷物の準備をしたので、行く前に疲れきってしまいました」(女性/栃木)
「子どもと2人で旅行するとき、私ひとりで調べて、時間を確認して…。初めての場所だとわからないことがたくさんあり、疲れてしまうことが多いです」(女性/埼玉)
「母子旅をしたときはさすがに疲れました。荷物を持って、子どもの手を引いている状態で、移動をしながらスマホで行く場所を調べなければいけなかったので」(女性/埼玉)
子どもの不測の事態にそなえたい、忘れ物は絶対避けたい。そう思うゆえに、荷物も親の負担も増えがち。「旅行に行っている間は楽しいけれど、帰ってきたら洗濯物が…」という現実に引き戻される声もありました。
また、アンケートでは「トイレ・授乳・おむつ替え」がスムーズにできるか、という選択肢に寄せられた回答は18人のみでしたが、一方で自由回答では、多くのこんな声が挙がっています。
「急にトイレ行きたい! と言われることです」(女性/神奈川)
「おむつ替えのスペースが女子トイレにしかなく、絶対に私(母親)がおむつ替えをしなければいけなかったことが大変でした」(女性/神奈川)
「おむつ替えの場所を探すのが大変でした」(女性/埼玉)
小さい子どもの急なトイレ問題や、おむつ替えスペースの少なさなど、旅行中にあらためて実感するトイレ問題。「トイレの不安はなかった(気が回っていなかった)のに、旅行に出たら実は大変だった!」という、急なパニックも少なからずありそうです。
もう二度と行きたくない! そんな経験も

楽しいはずの子連れ旅行。でも中には「二度と行きたくない」と思った経験がある方もいらっしゃるようです。アンケートでは2割ほどの方が、そういった経験があると答えています。
「飛行機で離陸から着陸まで泣き叫ばれたとき」(女性/東京)
「天気が悪く、荷物も多く、ぐずっている子どもを抱っこしながら歩いていたとき、この世の終わりを感じました」(女性/埼玉)
「子ども同士でのケンカが激しく、親が疲れきってしまいました」(男性/東京)
まさかの「この世の終わり」を感じる体験まで…。その瞬間の「絶望した…」という親の気持ちは、想像するだけでも胸がぎゅっとします。
そのほかにも「テーマパークが混雑しすぎていて楽しめなかった」という意見や「旅館の対応が悪かった」といった、この場所には二度と行かない、という意見も。せっかくの旅行なのに…そんな悔しい想いが回答にあらわれていました。
でも行きたい! 「子連れ旅行、行ってよかった!」と感じた瞬間

そんな不安や大変さがつきものの「子連れ旅行」ですが、それでも実際は「行ってよかった!」と思う声が多く挙がっています。アンケートでは、子連れ旅行で「行ってよかった!」と感じた瞬間を聞きました。
「心から楽しそうな様子が見られたとき。何日か経っても感想を言ってくれるとき」(女性/東京)
「お母さんありがとう!また連れて行ってねと笑顔で言われたとき」(女性/埼玉)
「現地での子どもの楽しそうな姿、満面の笑みは一気に疲れが飛びました」(女性/埼玉)
「旅行後に、子どもたちが体験したことや行った場所のことを親よりも鮮明に覚えていて、楽しかったね、また行きたいね、と楽しそうに話す姿を見たとき」(女性/東京)
やはり、子どもの笑顔は何よりのご褒美。旅行を楽しんでいる様子や、楽しかったと語る様子を見て「連れて行ってよかったな」と思う親が多いようです。
「旅行の写真を見返したとき」(女性/東京)
「テレビで行ったところが映り、ここ行ったよね、あのときはこうだったよね、という話ができたとき」(女性/埼玉)
写真や映像が残っていると、より鮮明にそのときのことを思い出すという声も。有名な観光地やテーマパークに行ったときにはテレビや雑誌で見かける機会も多く、「ここ行ったことある!」と思い出話をするきっかけにもなりそうです。
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不安もハプニングも多い「子連れ旅行」ですが、あとから振り返ったとき「あのとき行ってよかった」と思える瞬間がきっとあるはず。大変だった記憶も、子どもの笑顔と一緒に心に残っていく。そんな時間を、家族で重ねていけたらいいですね。
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文・構成/伊東ししゃも
