シンガポールに子連れ旅行なら「セントーサ島」は外せない! 島まるごとリゾートで、体験型の水族館や幼児も乗れるリュージュも

シンガポールへの子連れ旅行で人気のエリアがセントーサ島です。本島からは橋やケーブルカー、モノレールでつながっていて、中心部から20分ほど。ウォーターパークに水族館、テーマパークと「次は何をしよう」と悩む暇がないほど遊びどころが盛りだくさん。家族旅行におすすめのスポットやホテルを紹介します。※掲載の情報は取材時(2026年6月)のものです。

子どもが大好き水遊び!「アドベンチャー・コーブ・ウォーターパーク」

子どもたちに大人気の波のプール

常夏のシンガポールに来たからには、やっぱり楽しみたいのが水遊び!「アドベンチャー・コーブ・ウォーターパーク」は、高速スライダーに波のプール、世界最長級の流れる川まで十数個のアトラクションがそろう大型ウォーターパークです。

頭上からバケツの水が降ってくる「ビッグ・バケット・ツリーハウス」

「ビッグ・バケット・ツリーハウス」など、いろいろな遊び場で、子どもたちが大はしゃぎ。ユニークなところではシュノーケリングを体験できる「レインボー・リーフ」もあります。

アドベンチャー・コーブ・ウォーターパーク


飼育の舞台裏まで見られる水族館「シンガポール・オーシャナリウム」

エイやサメが悠々と泳ぐ巨大水槽

同じリゾート・ワールド・セントーサ内にあるのが、2025年7月にリニューアルした水族館「シンガポール・オーシャナリウム」。リニューアル前のおよそ3倍の規模になり、太古の海から深海まで、海の進化をたどっていけます。

日本にも大きな水族館はありますが、ここは「見る」だけで終わらないのが面白いところ。

クリーナー・シュリンプが指に寄ってくる。触れる前の手洗いも海の生き物を守るルール

館内で唯一、生き物に触れられるのがタッチプールです。手を入れると、クリーナー・シュリンプと呼ばれる小さなエビが寄ってきて、指をつつき始めました。くすぐったいけれど痛くはない、初めての感覚です。すぐ近くではスタッフがサンゴの標本を見せながら解説していて、子どもたちが前のめりで聞いていました。

「アクアリスト・ラボ」。子どもがガラスに張りついてのぞき込んでいた

思わず足を止めたのが「アクアリスト・ラボ」。ガラス越しに飼育スタッフが生き物の世話をしている様子が見えます。

ラボの内部にはクラゲの赤ちゃんを育てる「シー・ジェリー・ナーサリー」も

普段見ることのできない水族館の舞台裏をのぞけるのは、この水族館ならではです。

シンガポール・オーシャナリウム


昼も夜も楽しい遊びの宝庫「シロソ・ビーチ

緑の中を駆け下りる「スカイライン・リュージュ」。2歳から6歳は親と一緒に乗れる

シロソ・ビーチ周辺も楽しいエリア。そり型のゴーカートで丘を駆け下りる「スカイライン・リュージュ」は、リフトで丘の上まで上がり、カーブの続くコースを一気に駆け下ります。風を切る感覚が気持ちよく爽快。スピードは手元で調節できるので絶叫系が苦手でも大丈夫。2歳から親と一緒に乗れます。

幻想的な夜の「セントーサ・センソリースケープ」

日が暮れてからの楽しみも。2024年にオープンした「セントーサ・センソリースケープ」は、モノレール沿いに続く遊歩道で、光や音、植物の香りなど五感を刺激する仕掛けが続きます。夜は専用アプリを使ったAR体験「ImagiNite」も楽しめます。また、シロソ・ビーチでは、海上で光と水と炎が踊るショー「ウィングス・オブ・タイム」(有料)も毎晩上演。目の前で火柱が上がる迫力は、子どもの記憶に残るはずです。

スカイライン・リュージュ
センソリースケープ


プール充実! ファミリーに人気の「ビレッジ・ホテル・セントーサ」

いろいろなプールで一日中遊べる「ビレッジ・ホテル・セントーサ」

セントーサ島で家族で泊まるなら候補に入れたいのが「ビレッジ・ホテル・セントーサ」。プールが4種類あるファミリー向けホテルで、シロソ・ビーチも徒歩圏内です。

海を望むインフィニティプール(トップ写真)、子ども用の浅いプール、流れるプール、そしてリニューアルしたばかりのアドベンチャー・プールがあります。

「ビレッジ・カート」。お菓子や小物が買える

館内は明るくファミリーフレンドリーな雰囲気です。ロビーでまず目に入るのが、カラフルでかわいい「ビレッジ・カート」。地元のお菓子や子ども向けのグッズが並んでいます。

コネクティングルームの「ファミリールーム」。2部屋がつながりバスルームも2つ

客室にはセントーサ島をモチーフにした楽しい絵が飾られています。ファミリーにおすすめなのが、2部屋がつながる「ファミリールーム」。子どもが寝た後も別室で過ごせるので、三世代旅行や兄弟姉妹のいる家族にも使いやすい間取りです。

客室の洗面台。左の蛇口が飲用水

洗面台には飲料水専用の蛇口がついていて、ろ過された水がそのまま飲めるようになっていました。暑いシンガポールでは水分補給が欠かせないので、気軽に水を補充できるのは便利。ペットボトルを何本も買い足す必要がなく、エコで手間いらずです。

ビレッジ・ホテル・セントーサ

水槽の向こうに魚が泳ぐ客室も!「エクアリアス」

「エクアリアス・オーシャン・スイート」。水槽前にバスタブを置くこともできる

もう一つ、ウォーターパークや水族館のあるリゾート・ワールド・セントーサ内の「エクアリアス」も子連れに人気の宿泊施設。タイプの違う3つのホテルがあります。

個性的なのは「エクアリアス・オーシャン・スイート」。なんとベッドルームの壁一面が水族館の巨大水槽なのです。目の前をサメやエイがゆったりと泳いでいく光景はまるで海の中。子どもだけでなく、大人も思わず時間を忘れて見入ってしまいます。

「エクアリアス・ヴィラ」の客室。窓の外にはプール

ゆったり過ごしたい家族におすすめなのが「エクアリアス・ヴィラ」。独立した一棟建てなのでプライベート感があり、周囲を気にせず過ごせるのが魅力。天井が高く開放的な造りで、三世代や複数家族でもゆったり過ごせます。

「エクアリアス・ホテル」のスイート。リビングの奥に寝室がある

ホテルタイプの「エクアリアス・ホテル」はスイートからスタンダードまで部屋タイプもいろいろ。隣接するアドベンチャー・コーブ・ウォーターパークへ宿泊者専用の入口から直接行けるのもうれしいポイントです。

エクアリアス・オーシャン・スイート
エクアリアス・ヴィラ
エクアリアス・ホテル

セントーサ島の楽しみは他にもいろいろ

セントーサ島と本島をつなぐケーブルカー

セントーサ島はテーマパークも充実しています。「ハリー・ポッター ビジョンズ・オブ・マジック」は、専用の杖を手に魔法空間をめぐる体験型アトラクション。「秘密の部屋」と「仕掛け扉」はシンガポール限定です。また、「ユニバーサル・スタジオ・シンガポール」では「ミニオン・ランド」が大人気。「キッザニア」は日本にもありますが、入国管理官や高層ビルの窓ふきなどシンガポールならではの職業もあり、英語での職業体験はまたひと味違うものになるはずです。

遊ぶ場所もホテルもコンパクトな島内に集まっているので、移動に時間を取られず遊びに集中できるのもセントーサ島のいいところ。家族旅行ならぜひ足を運びたい、人気の定番エリアです。

取材協力:シンガポール政府観光局ビレッジ・ホテル・セントーサリゾート・ワールド・セントーサ

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この記事を書いたのは

古屋江美子 ライター

通信会社に約6年間勤務した後、ライターに転身。旅行、IT、インタビューなどを中心に執筆。一児の母で、子どもとのおでかけや子連れ旅行の経験も記事づくりに生かしています。出身地・山梨県の「やまなし大使」。現在は川崎市在住。

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