目次
Q:なんで先生を先生と呼ぶんですか?

なんで先生を先生と呼ぶんですか?
【小4女子】
A:【つちくさ先生のこたえ】「先生」は「人を幸せにする仕事」をしている人です

先生とは、そのまま読むと「先に生まれた」という意味になりますが、「誰よりも先にある世界で生きてきて、その世界についてたくさんの知識や技術を持っている人」という意味があるのだと、わたしは思っているよ。
そして、多くの場合「そのたくさんの知識や技術を世のため人のために使う力を持った人」という意味だと思うんだ。
さて、「先生」と呼ばれる職業にはどんなものがあるでしょうか?
・学校の先生は、勉強を教える知識や技術を持っている人のこと。
・お医者さんは、医療で病人やケガ人を治す知識や技術を持っている人のこと。
・弁護士は、法律を用いて事件や問題を解決する知識や技術を持っている人のこと。
・政治家は、議会での話し合いなどの仕事を通して人々を幸せにする知識や技術を持った人のこと。
そして「先生」と呼ばれる職業の共通するところは、「人を幸せにする」ということだと思うよ。
だから、職業にはなっていなくても、豊富な知識や技術を持ち、誰かを幸せにしてくれる人もまた「先生」と言えるよね。
その意味では、お友だちやご両親、兄弟姉妹もまた「先生」といえるかもしれませんね。
奈良県公立小学校教諭 土作彰先生

令和の小中学生のホンネと教育者の本気回答! 『だれにも聞けない!ヒミツのしつもん180』小学館より9月10日発売

『先生、しつもんです!』とは
「Yahoo!きっず」で小学生から募集した質問を、「みんなの教育技術」の協力者が回答した企画。2023年4月~5月に募集し、同年8月に発表したところ大反響となり、〆切後も子どもたちからの質問が続いたため、「いつでも先生、しつもんです!」として、対象を中学生にまで広げて常設企画に(2024年2月~2025年9月)。本書は、これら2つの企画を合わせた合計2805件の声がもとになって作られました。
全国の小中学生から寄せられた2805件の質問をもとに、180の質問と回答に編集。現代の子どもたちのリアルが見えてくる!
長い時間をかけて集めた質問だからこそ、時期の偏りなく現代の子どもたちの関心事が網羅されています。

日本最大級の教員向けメディア「みんなの教育技術」の編集のもと、学校現場をよく知る約80人の教員・専門家が多様な意見を紹介!
学校は子どもたちにとっての社会そのもの。その学校現場をよく知る教育者だからこそ、一般社会に照らせば些細なことに見えるかもしれない子どもの悩みの重みを理解し、真正面から向き合っています。

質問は、家族、学校、友だち、自分自身など、8つのテーマに分類。子どもが一人で読むのはもちろん、親子や教室での対話のきっかけとしても活用できる!
テーマ別にして収録しているので、気になるページから読み始めることが可能。似ている質問や相反する質問に対する回答の読み比べもできるので、多様な考えに触れられます。

何でもすぐにAIに聞ける時代だからこそ、「人が、人に向き合って考えた答え」には、これまで以上の価値があるのではないでしょうか。
本書で回答している教育者たちは、先生であると同時に親である立場から答えている人もいれば、自身の子ども時代の経験やこれまで出会ってきた子どもたちとの時間を重ねながら答えている人もいます。そして何より、日々子どもたちから予想もしない問いを投げかけられているからこそ、安易に「答え」を渡そうとはしません。
その問いの奥に何があるのか。その子はいま、どんな場所に立っているのか。そこまで想像しながら、その子が自分の力で次の一歩を踏み出せるように言葉を届けます。
この本を編集しながら、改めて思いました。
先生って、やっぱりすごい!
子どもたちはもちろん、子どもと接する全ての大人の方にお読みいただきたい本です。
ほかにもこんな質問が!