野菜がたっぷりのラタトゥイユは、野菜不足を解消したいときにぴったりな一品! ラタトウィユの人気レシピを幼児誌『ベビーブック』『めばえ』(小学館)に掲載されたなかから厳選しました。人気のかぼちゃ入りレシピやアレンジメニュー、さらにラタトウィユの献立にぴったりな魚や豚肉のおかずも合わせてずらっとご紹介します。
ラタトゥイユの人気レシピ
【1】いろいろ夏野菜のラタトゥイユ
鍋いらず!ほったらかし料理で栄養ばっちり、見た目もきれい、素材のシンプルな味が楽しめる一品は、煮込まなくても電子レンジで本格的な味わいに。
◆材料
(大人2人+子ども1人分)
【A】
ナス(乱切り) 1~2本(150g)
緑ピーマン(種を取って乱切り) 2個
赤ピーマン(種を取って乱切り) 1個
ズッキーニ(乱切り) 1本
トマト(ざく切り) 1~2個(200g)
インゲン(3等分) 50g
オクラ(乱切り) 5本
玉ねぎ(薄切り) 1/2個
オリーブオイル 大さじ2
塩麹 大さじ2
塩、こしょう 各少々
◆作り方
【1】厚手の鍋(ホーロー鍋や多層構造鍋)に、オリーブオイルを熱し、玉ねぎを入れ、少し色づくまで中火で加熱する。
【2】【A】を順に加えて炒め、塩麹を加えて混ぜ、フタをして野菜が柔らかくなるまで加熱する。
【3】塩、こしょうで味を調える。器に盛ってイタリアンパセリ(分量外)を適量飾る。
教えてくれたのは
カノウユミコさん
野菜料理研究家。鳥取県の専業農家に生まれ、生来の野菜好き。高校時代から自然食に興味を持ち、ベジタリアン料理・精進料理を研究。現在は鳥取に住み、自ら野菜を自然栽培。東京でも毎月、野菜料理教室を開催している。
『めばえ』2017年7月号
【2】夏野菜のラタトゥイユ
煮込まなくても短時間で本格的な味に。
◆材料
(大人2人+子ども2人分)
【A】
玉ねぎ 1/2個(100g)
ズッキーニ 1本(100g)
なす 1本(100g)
小松菜 1/3束(100g)
赤ピーマン 1個(100g)
にんじん 1/2本(50g)
トマト 1個(150g)
ローリエ 1枚
塩 小さじ1/2
こしょう 少々
オリーブ油 大さじ3
◆作り方
【1】【A】は食べやすい大きさに切る。
【2】耐熱ボウルに【1】とローリエを入れ、塩・こしょうをふり、オリーブ油をかける。
【3】クッキングシートをかぶせて小皿をのせ、両端を5mmずつあけてラップをかけ、電子レンジで12分加熱する。取り出して全体を混ぜる。
*電子レンジの加熱時間は、600Wの場合です。500Wの場合は2割増、700Wの場合は2割減にしてください。
◆ポイント
■落としぶたをする
クッキングシートと小皿で落としぶたをし、水蒸気を効率よく回すようにすると、短時間でしっとりと仕上がる。
教えてくれたのは
村上祥子さん
福岡在住。国内外を飛行機で飛びまわる「空飛ぶ料理研究家」。電子レンジ料理のエキスパートであっと驚く独自のワザを次々に開発中。
『ベビーブック』2011年7月号
【3】夏野菜のラタトゥイユ
ケチャップソースだれ
たれ以外に味つけ不要。ちょっぴり和風でごはんが進む!
◆材料
(2~3人分)
なす 1本
ズッキーニ 1/2本
パプリカ(赤・黄) 各1/2個
オクラ 3本
玉ねぎ 1/2個
ウィンナーソーセージ 3本
にんにく 1片
オリーブオイル 大さじ2
ケチャップソースだれ 全量
水 100ml
◆作り方
【1】なすは小さめの乱切り、ズッキーニは厚さ1cmの輪切り、パプリカは乱切り、オクラはガクを取って斜め半分に、玉ねぎは3cm角に切る。ウィンナーは表面に4~5本切り込みを入れる。にんにくは半分に切って包丁で軽く潰す。
【2】鍋にオリーブオイル、にんにくを入れ、弱火で加熱する。香りが立ったら【1】を入れ、ケチャップソースだれ、水を加えてよく混ぜ、中火で全体的に火が通るまで煮る。
◆ポイント
【ケチャップソースだれ】
トマトケチャップ 大さじ2
中濃ソース 大さじ1
酒 大さじ1
しょう油 大さじ1
教えてくれたのは
橋本加名子さん
料理研究家・栄養士・フードコーディネーター。料理教室「おいしいスプーン」主宰。働きながらの子育て経験を活かし、簡単でも〝手抜き〟ではないおいしい家庭料理を提案。雑誌や書籍、WEB発信のほか、企業のメニューコンサルティングなども行う。
『めばえ』2018年8月号
かぼちゃ入りでおいしい!ラタトウィユ
【1】野菜たっぷりラタトゥイユ
カラフル野菜をまとめてとれる!
◆材料
(2~3人分)
トマト 1個
かぼちゃ 100g
ナス 1本
ズッキーニ 1/2本
パプリカ(黄) 1/2個
玉ねぎ 1/4個
【A】
オリーブオイル 大さじ2
塩 小さじ2/3
にんにく(すりおろし) 1/2片分
◆作り方
【1】野菜はすべて1.5角に切る。
【2】ボウルに【1】と【A】を入れてよく混ぜ、ふんわりとラップをして電子レンジで8分加熱する。
【3】取り出してひと混ぜし、ラップをしないでもう2分加熱する。
※電子レンジによる加熱の目安時間は、すべて600Wの場合。
◆ポイント
教えてくれたのは
島本美由紀さんさん
料理研究家。旅先で得たさまざまな感覚を活かした、手軽に作れるおいしいレシピが人気。家事全般のラクを追求する「ラク家事アドバイザー」としても活動し、テレビや雑誌、講演会など幅広く活躍中。
『めばえ』2019年6月号
編集部おすすめ!「ココノミの宅配野菜」は美味しくて安心!子育て家庭にこそ、ぜひ試してほしい
子育て中のごはん作りに欠かせない野菜。安全で美味しい野菜が自宅に届く「ココノミの宅配野菜」にいま注目が集まっています。ココノミの宅配野菜の魅力は、農薬・化学肥料不使用の美味しさにこだわった「テロワール野菜」であること。「テロワール」は、気候や土壌など、美味しさを格段に高める工夫がなされたものを意味する言葉です。野菜の旨味を感じることや、旬の野菜を味わうことは子どもの味覚の発達にも大きく影響するといわれています。
格別に美味しいと評判のココノミの宅配野菜は、食材一つから購入できます。一品単位で食材を選べて、自分好みの食材が届くので、食材を余らせてしまう心配もありません。作り手の顔が見える安心感もうれしいですね。美味しくて安心なココノミの宅配野菜、毎日の食卓に取り入れてみませんか。
ラタトゥイユの簡単アレンジメニュー
【1】カレー風味のラタトゥイユ
4種類の夏野菜とベーコンをよく煮込んだカレー風味のラタトゥイユは色どり鮮やか。カレーのピリ辛と、はちみつのほんのりした甘さが深い味わいに。
◆材料
(大人2人分+子ども2人分)
なす 2個
黄パプリカ 1/2個
玉ねぎ 小1個
トマト 2個
枝豆(ゆで・さやなし) 適量
ベーコン 3枚
にんにくのみじん切り 小さじ1/2
オリーブ油 大さじ1
【A】
カレー粉 小さじ1
塩 小さじ1/2
顆粒スープの素 小さじ1
はちみつ 小さじ1~2
※カレー粉は商品によって辛さが違うので、お好みの分量に調整してください。
◆作り方
【1】なす、パプリカ、玉ねぎは小さめの乱切りにする。
【2】トマトは2cm角程度に、ベーコンは2cm幅に切る。
【3】鍋にオリーブ油とにんにくを入れて中火で熱し、【1】とベーコンを加えて炒め、【A】をふり入れ、トマトを加えて全体を混ぜる。ふたをし、弱めの中火で8分ほど加熱する。
【4】はちみつを加えて味を調え、火を止める。器に盛って、枝豆を散らす。
*バターを塗ってカレー粉をふり、トーストしたバゲットを添えても。
教えてくれたのは
みないきぬこさん
女子栄養大学を卒業後、料理研究家のアシスタントを経て2007年独立。料理家、フードコーディネーターとして料理雑誌や広告、メニュー開発など、幅広い分野で活躍中。女の子のママ。
『めばえ』2015年7月号
【2】ラタトゥイユ風ソースハンバーグ
ハンバーグのアレンジレシピ!ソースを野菜たくさんのラタトゥイユにすれば栄養バランスもばっちり。
◆材料
(小6個分・大人2人分+子ども2人分)
合いびき肉 300g
玉ねぎ(みじん切り) 1/2個
溶き卵 1/2個分
【A】
パン粉 大さじ3
牛乳 大さじ2
塩 小さじ1/3
こしょう 適量
サラダ油 小さじ1
ズッキーニ 小1本
オリーブ油 大さじ3
カットトマト缶 1缶
◆作り方
■ハンバーグの作り方
【1】ボウルに卵、【A】を入れて混ぜ、パン粉をふやかす。ひき肉を加えてヘラでつぶさないように均一に混ぜ、さらに生の玉ねぎを加えて混ぜる。6等分し、厚さ2cmくらいの小判形にまとめる。
【2】フライパンにサラダ油を広げ、【1】を並べる。フタをして中火にかけ、温度が上がってパチパチ音がし始めたら弱めの中火にし、3分焼く。
【3】フタを取って上下を返し、フタをせずに3分焼く。
【4】焼き色が足りなければ火を少し強め、両面を好みの焼き色に焼く。
■ラタトゥイユ風ソースの作り方
【1】ズッキーニは、薄めのいちょう切りにする。
【2】鍋にオリーブ油、カットトマト、【1】を入れて中火にかけ、煮立ったら弱火にし、ときどき混ぜながら8~10分煮る。塩・こしょうで味を調え、器に盛ったハンバーグ6個にかける。
教えてくれたのは
上田淳子さん
料理研究家。双子の男の子を育てながら、家族のご飯を作り続けてきた大先輩。余計な手間をかけなくても、シンプルでおいしいお母さんの味を教えてくれる。近著に『冷たいフライパンに食材を入れてから火にかけるコールドスタート』(自由国民社)。
『ベビーブック』2018年6月号
ラタトウィユの献立におすすめ!魚や豚肉などのおかず
【1】たらのホイル蒸し
アルミホイルで手軽に蒸し焼き。蒸し器を使わなくても、たらと野菜の水分でしっとりと仕上がります。
◆材料
(大人2人+子ども2人分)
たら 3切れ
ミニトマト 4個
玉ねぎ 1個
さやいんげん 5本
しめじ 1/2パック
【A】
オリーブ油 大さじ1と1/2
塩・こしょう 各少々
◆作り方
【1】たら1切れは半分に切り、ミニトマトはヘタを取る。玉ねぎは1cm幅の輪切りにし、さやいんげんは長さを半分に切る。しめじは石づきを除いてほぐす。
【2】アルミホイルに【1】をのせ、【A】をふりかけ、ホイルを閉じる。
【3】フライパンに【2】を並べ、水を2cmほど注ぎ、ふたをして強火にかける。蒸気が出てきたら中火にし、8~10分ほど蒸し焼きにする。
*大人の分には、酒少々を加えると、風味よく仕上がります。
◆ポイント
子どもは大人の半分量を包み、フライパンに並べて入れ、水を注ぎます。
ふたをして蒸し焼きにすると、蒸気が上がり、蒸し器で蒸したように、しっとり仕上がります。
教えてくれたのは
尾田衣子さん
「ル・コルドン・ブルー」やイタリアにて料理を学び、OLから料理研究家に転身。現在、「料理教室 Assiette de KINU」を 主 宰。男の子のママでもある。
『ベビーブック』2011年2月号
【2】鮭としめじのアヒージョ
鮭は水につけて塩抜きするとちょうどいい塩加減に。トマトの酸味が大人も楽しめる味に。
◆材料
(大人2人分+子ども2人分)
甘塩鮭 2切れ
しめじ 1パック
ミニトマト 6個
オリーブ油 1/2カップ
【A】
おろしにんにく 大さじ1
顆粒スープの素 小さじ1/2
パセリ 4枝
◆作り方
【1】鮭をたっぷりの水に15分つけて塩抜きする。水けを拭いて骨を除き、6等分に切る。しめじは石突きを除いて小房に分ける。
【2】フライパンに分量のオリーブ油のうち大さじ1/2を取り出して強火で熱してしめじを炒め、鮭を加えてほぐれないように軽く炒める。残りのオリーブ油と【A】を入れて弱火にし、時々混ぜながら5分ほど煮、パセリのみじん切りとミニトマトを加えてサッと煮る。
教えてくれたのは
みきママさん
オリジナルの節約ごちそうレシピで人気の〝おうち料理研究家 〟。ブログ「藤原家の毎日家ごはん。」は1日平均120万PV以 上のアクセスを誇る。夫と三人の子どもの五人家族。
『ベビーブック』2015年10月号
【3】鮭のムニエル
鮭は子供に人気の食材。簡単でおいしいムニエルはリピート率高し!
◆材料
(7切れ分)
生鮭 7切れ
塩 少々
小麦粉 大さじ1~2
サラダ油 適量
バター 5g
しょうゆ 小さじ1
◆作り方
【1】鮭は1切れを3~4等分し、塩 をふって5分おき、水けをペーパ ーで拭いたら小麦粉をまぶす。
【2】サラダ油を熱したフライパンで 【1】を焼き、返して両面を焼く。中まで火が通ったらバター、しょうゆを加えて軽く煮詰める。
◆ポイント
保存するときに、薄く平らにするのがポイント。折って使えるように薄くし、 バットにのせて平らに冷凍する。冷蔵で3~4日、冷凍で2か月が保存期間の目安。
教えてくれたのは
ほりえさちこさん
栄養士、フードコーディネー ター、飾り巻き寿司インスト ラクター1級。男の子のママ。育児経験を生 かした簡単で栄養バランスの とれた料理やかわいいレシピ が人気。
『ベビーブック』2016年3月号
【4】かじきまぐろのソテー
ポイントはヨーグルトと玉ねぎのタレに漬け込むだけのお手軽さ。簡単なソテーも魚臭さのない品のいい味わいに。
◆材料
(大人2人分+子ども2人分)
かじきまぐろ 3切れ
ヨーグルトだれ 1/4量
水 大さじ3
サラダ油 大さじ1/2
玉ねぎ 小1個
ほうれん草 1把(250g)
【A】
しょうゆ 大さじ1/2
塩 少々
◆作り方
【1】かじきまぐろはたれに1時間以上漬ける。
【2】玉ねぎは薄切りにする。ほうれん草は塩ゆでして、2cm長さに切り、水けを絞る。
【3】フライパンに水と軽くたれを除いた【1】を入れて中火にかけ、煮立ったらふたをして2分蒸し煮にする。ふたを取って返し、そのまま水分がなくなるまで煮詰め、取り出して器に盛る。
【4】フライパンにサラダ油を熱して玉ねぎを炒め、しんなりしたらほうれん草を加え、【A】で調味し【3】につけ合わせる。
◆ポイント
玉ねぎを加えるとうま味が増す、ヨーグルトだれの作り方。
(作りやすい分量)
プレーンヨーグルト 1カップ
塩 小さじ1/2
玉ねぎ 1/4個
ローリエ 1枚
【1】玉ねぎはすりおろす。
【2】すべての材料を混ぜ合わせる。
*冷蔵庫で10日ほど保存可能。
教えてくれたのは
夏梅美智子さん
身近な食材を使った、作りやすくておいしい家庭料理が人気。基本の料理からエスニックまで幅広いレパートリーがある。男の子のママでもある。
『めばえ』2015年2月号
【5】たらとなすのマヨチーズ焼き
魚料理なのに鍋もフライパンも不要!作り方は皿に並べてオーブントースターで焼くだけ。マヨしょうゆ味でご飯がすすみます!
◆材料
(大人2人分+子ども2人分)
生たら 3切れ
なす 1個
塩 少々
【A】
マヨネーズ 大さじ1
しょうゆ 小さじ1
砂糖 小さじ1
ピザ用チーズ 適量
ミニトマト 適量
◆作り方
【1】耐熱皿にたらをのせて塩をふる。なすを薄い半月切りにしてのせ、合わせた【A】を塗り、チーズを散らす。
【2】オーブントースターで焦げめがつくまで焼き、あればトマトを添える。
教えてくれたのは
山本ゆりさん
学生時代から料理ブログ「含み笑いのカフェごはん『syunkon』」をスタート。『syunkonカフェごはん』などの著書は計350万部の大ヒット中。二人の女の子の母。
『めばえ』2015年9月号
【6】オニオンソースのやわらか豚肉焼き
子どもが嫌いな野菜として名高い玉ねぎは、煮詰めると甘みが増してグッと食べやすくなります。
◆材料
(大人2人+子ども1人分)
豚ロース肉(生姜焼き用) 250g
玉ねぎ(小) 1/2個
【A】
しょうゆ 大さじ2
みりん 大さじ3
砂糖 小さじ1/2
じゃがいも 2~3個(300g)
水 100ml
バター 小さじ2~3
ごま油 大さじ1
◆作り方
【1】豚肉は筋があれば切り落とし、食べやすい大きさに切ってバットに入れる。すり下ろした玉ねぎと【A】を混ぜて、30分漬けおく。
【2】じゃがいもは洗って皮ごとラップをし、電子レンジに2~3分(600Wの場合)かけてから半分に切る。
【3】フライパンを中火にかけてごま油をなじませ、【1】の肉を焼いて取り出す。
【4】【1】のバットに残ったたれをフライパンに入れて、水、バターを加え、ヘラでなじませながら2~3分煮詰める。
【5】【2】と【3】を、【4】のフライパンに戻して絡め、器に盛って、好みでバター(分量外)をのせる。レタスやミニトマト(各分量外)を添える。
教えてくれたのは
井澤由美子さん
いざわゆみこ/料理家。調理師、国際中医薬膳師、中医師の免許をもち、健やかな体作りをサポートする食レシピを多数考案。旬の食材の効能と素材の味を生かした料理に定評があり、発酵食と身近な薬膳を組み合わせた独自のメソッドが人気。テレビの料理番組、雑誌、書籍、カタログなど幅広く活躍。
『めばえ』2017年3月号
【7】豚のレモンクリーム煮
やわらかい豚肉とクリームソースが相性抜群?
◆材料
(2~3人分)
豚肩肉 3枚(約500g)
塩、こしょう 各適量
【A】
牛乳 180ml
顆粒コンソメ 少々
はちみつ 小さじ1
水溶き片栗粉(水:片栗粉=1:1) 適量
レモンスライス 3枚
◆作り方
【1】豚肉に塩、こしょうをし、電子レンジで20秒ほど(600Wの場合)温める。
【2】フライパンにオリーブオイル(分量外)をひき、中火で【1】の両面を軽く焼く。【A】を加えて弱火にし、肉に火が通ったら取り出して器へ。
【3】残ったソースを煮詰めて、水溶き片栗粉でとろみをつける。レモンを加えて軽く温め、肉にかける。
◆ポイント
時短ポイント!
冷蔵庫から出したお肉をレンジで常温にしておくと、早く、やわらかく仕上がります
教えてくれたのは
有坂翔太さん
料理家。東京・赤坂の料理家バル『Ari’s』オーナーシェフ。大阪の辻学園調理・製菓専門学校・高度調理技術学科(当時)卒業。大阪のフランス料理店の料理長を務めたあと上京し、フードアーティスト・料理家としてTV・雑誌・書籍・料理教室など多方面で活躍。自店でも連日厨房に立つ。
『めばえ』2018年12月号
【8】豚ステーキのバターソース和え
サイコロ状のお肉なら、小さな子にも食べやすい!
◆材料
(2~3人分)
豚肩ロース 300g
塩、こしょう 各適量
バター 大さじ1
マヨネーズ 大さじ3
砂糖 小さじ1
◆作り方
【1】豚肉を大きめのサイコロ状に切り、塩、こしょうをする。
【2】フライパンに【1】を入れ、中火で全体を炒めたら火を止めてバターを加える。
【3】マヨネーズと砂糖を混ぜてソースを作る。
◆ポイント
時短ポイント!
肉を先にカットしておけば焼き時間を短縮できるうえ、バターも絡まりやすくなります
教えてくれたのは
有坂翔太さん
料理家。東京・赤坂の料理家バル『Ari’s』オーナーシェフ。大阪の辻学園調理・製菓専門学校・高度調理技術学科(当時)卒業。大阪のフランス料理店の料理長を務めたあと上京し、フードアーティスト・料理家としてTV・雑誌・書籍・料理教室など多方面で活躍。自店でも連日厨房に立つ。
『めばえ』2018年12月号
【9】鶏肉のオーブン焼き
シンプルな味付けでカラッとヘルシー! お肉は調味液に漬け込んでから冷蔵庫でじっくり寝かせると、旨味がアップしておいしくなります。
◆材料
(3~4人分)
鶏もも肉 大2枚
にんにく(すりおろし) 1片
パセリ(みじん切り) 大さじ1
レモン汁 1/2個分
塩 小さじ1
粗びき黒こしょう 少々
オリーブオイル 大さじ1と1/3
じゃがいも 2個
モロッコいんげん 4本
◆作り方
【1】鶏もも肉はひと口大に切って保存容器に入れ、にんにく、パセリ、レモン汁、塩、黒こしょうを加えてもみ込む。全体にオリーブオイルをかけて冷蔵庫で3~6時間おく。
【2】じゃがいもは洗ってキッチンペーパーで水気を取り、乱切りにする。モロッコいんげんは3等分に切る。
【3】オーブンシートを敷いた天板にじゃがいもをのせ、その上に【1】をのせて200℃に予熱したオーブンで15分ほど焼く。モロッコいんげんをのせてさらに8分ほど焼く。
◆ポイント
調味料をもみ込んで数時間つけおくことで、味や香りがしっかり浸透し、おいしさがUP!
教えてくれたのは
瀬戸口しおりさん
料理家。学生時代、東京・吉祥寺にあった『諸国空想料理店KuuKuu』のスタッフとして働き始め、その後、料理家・高山なおみ氏のアシスタントを経て独立。昔ながらの家庭料理や人気のエスニック料理をよりおいしく、おしゃれにレベルアップさせる独自のセンスに定評がある。
『めばえ』2017年9月号
【10】チキンソテー ヨーグルトチーズソース
にんにくの風味にヨーグルトの酸味、チーズのうま味が大人でも満足な味わい。鶏肉をカリッとソテーすると食感も豊かになりおいしさが増します。
◆材料
(大人2人分+子ども2人分)
鶏もも肉 300g
塩・こしょう 各少々
小麦粉 適量
オリーブ油 大さじ1
【A】
プレーンヨーグルト 1/3カップ
粉チーズ 大さじ2
オリーブ油 小さじ1/2
にんにく(すりおろし) 少々
塩・こしょう 各少々
◆作り方
【1】鶏肉は3等分に切って塩、こしょうをふり、小麦粉を薄くまぶす。
【2】フライパンでオリーブ油を熱して、【1】の皮面を4~5分焼く。こんがりしたら裏返し、ふたをして4~5分蒸し焼きにする。
【3】【2】の粗熱がとれたら、そぎ切りにして器に盛り、混ぜ合わせた【A】をかける。
*お好みでコーンやベビーリーフを添えても。
教えてくれたのは
市瀬悦子さん
フードコーディネーター、料理研究家。テーマは「おいしくて、作りやすい家庭料理」。NHK Eテレ『すすめ!キッチン戦隊クックルン』の料理も監修。
『ベビーブック』2014年8月号