中島先生が選ぶ小学校低学年へのオススメ本
読み聞かせにオススメの3冊
『だれにも話さなかった祖父のこと』
幼い少年が若かりし日の祖父に何が起きたのかを知る。つらい過去と未来を託す祖父の思いが胸に迫る物語。
『大きい1年生と小さな2年生』
新入生まさやと、しっかり者の少女あきよの、友情と自立の物語。お父さんとお母さんで交互に読み聞かせしてあげても。
『エリカ 奇跡のいのち』
走行中の列車から我が子を投げ捨てる——? 第二次世界大戦中のドイツを舞台に、母親の本当の愛を感じられる一冊。
自分で読むのにオススメの3冊
中島 先生の「言葉の力をはぐくむ教材」も発売中
小学生のうちに身につけてほしい語彙・表現を、楽しく学べるようにパズル形式にしたドリル。お子さんの豊かな言葉と可能性を伸ばすために、最適な一冊です。入門編 初級編も大好評発売中!
記事監修
中島 克治 先生
東京大学文学部卒業。東京大学大学院人文科学研究科博士課程に進んだ後、現職。著書に『小学生のための読解力をつける魔法の本棚』『小学校入学前にことばの力をつける魔法の本棚』『本物の国語力をつけることばパズル』(すべて小学館)などがある。一女の父。
記事監修
1925年の創刊以来、豊かな世の中の実現を目指し、子どもの健やかな成長をサポートしてきた児童学習雑誌『小学一年生』。コンセプトは「未来をつくる“好き”を育む」。毎号、各界の第一線で活躍する有識者・クリエイターに関わっていただき、子ども達各々が自身の無限の可能性に気づき、各々の才能を伸ばすきっかけとなる誌面作りを心掛けています。時代に即した上質な知育学習記事・付録を掲載しています。
『小学一年生』2019年8月号 別冊『HugKum』 イラスト/macco 構成・文/塚田智恵美