【クーファン(ベビーバスケット)】おすすめ8選|使い方や注意点も解説

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クーファンは、赤ちゃんの移動手段や簡単なお昼寝スペースとして便利に利用できる、人気の育児グッズです。クーファンの使い方や種類を解説し、数多く販売されている商品の中からおすすめのものを紹介します。

クーファン(ベビーバスケット)とは?

赤ちゃんが自分より少し大きめのクーファンに入っている姿は、とってもかわいらしいものです。SNSでも人気が高いクーファンの、育児に役立つ魅力を紹介します。

クーファンってどんなもの?

クーファンとは、持ち手がついたかごの中に布団を敷き、赤ちゃんを寝かせて持ち運びできる簡易ベッドのようなものです。商品によってはクーハンやベビーバスケットと呼ばれるものもあります。フランス語の『couffin』を語源とし、中世フランスの農民らが、農作業中に赤ちゃんを目の届く場所へ寝かせておくために利用していたものだと言われています。

新生児から3~4カ月頃の赤ちゃんに

クーファンを使用できる赤ちゃんの月齢は、一般的に新生児から3~4カ月頃までの範囲です。赤ちゃんの成長具合や商品によっては、より長く使える場合もあります。昔ながらのかごタイプをはじめ、豊富なオプションを備えた高機能なものや、お出かけに便利なバッグ型のものまで、さまざまな種類のクーファンが販売されています。

寝かせたまま家の中の移動も楽々

クーファンの魅力は、赤ちゃんを寝かせたまま簡単に移動ができることです。赤ちゃんから目を離さずに、自宅の中で好きな場所に動けます。少しの間だけひなたぼっこをさせたいと思ったり、家事・電話・来客などでその場を離れなければいけなくなったりした時など、『ちょっと』動くときに重宝するアイテムです。

自宅内での移動だけでなく、実家・友人宅・外食などに行く際にも便利に使えます。出産後、赤ちゃんを初めて自宅へ迎え入れる時から使い始める人も増えているようです。持ち運ぶ目的以外にも、お風呂から上がるときのちょっとした居場所になってくれたり、年の近い上の子がいる場合には事故防止のために場所を移したりと、いろいろな使い方ができます。

Q.赤ちゃんのお世話にクーファン(ベビーバスケット)を使っていましたか?

Q.赤ちゃんのお世話にクーファン(ベビーバスケット)を使っていましたか?

HugKumでは、0~2歳のお子さんをもつママやパパにクーファンの使用状況についてアンケート調査しました。今回のアンケートでは「使った」が10.8%と少数派でした。あれば便利なクーファンですが、必要性を感じない、そもそも存在を知らないなどの理由もあるようです。「使った」「使わなかった」それぞれの理由もご紹介します。

使った

「2人目出産時に使用。床の上に寝かせる際に、ベビー布団や座布団の上だと、上の子に踏まれる可能性があったため。寝ている赤ちゃんを移動させるのが楽だったため。」(30代・静岡県・子ども3人)
「新生児の頃に、お風呂に入れるときに自分が先に体を洗ってる間に洗面所で待たせるために使った。」(40代・大阪府・子ども4人)
「ベビーベッドを購入しなかったため、小さい間は日中に使用していた。 また、外食のときに使用していた (30代・広島県・子ども2人)

使わなかった

「存在を知らなかった」(20代・東京都・子ども1人)
「必要ない。なくても全く問題なし」(30代・埼玉県・子ども3人)
「短期間しか使わないから」(20代・福島県・子ども2人)
「バウンサーを利用しているので、いくつも種類あっても使えないと思ったため。」(20代・東京都・子ども1人)

クーファンは主に2タイプ

クーファンの種類は、かご型とバッグ型の2タイプに大きく分けられます。それぞれの特徴を確認しましょう。

天然素材のかご型

かご型は、バスケットに持ち手が付いた、シンプルな形のタイプです。布団を敷いて赤ちゃんを中に寝かせ、主に持ち運ぶことが目的です。かご型クーファンの素材には、メイズとよばれる、トウモロコシの実を包んでいる皮が多く使われています。メイズは軽くて軟らかい上、ささくれができにくく、赤ちゃんの皮膚や衣類を傷つけにくいことがメリットです。天然素材であることが安心感にもつながります。かご型の魅力として、ナチュラルな雰囲気で赤ちゃんのかわいさがより際立つことも挙げられるでしょう。多機能な種類が増えてもなお、かご型が根強い人気を誇る理由の一つでもあります。

布製で用途豊富なバッグ型

バッグ型は素材が布であるため、赤ちゃんに利用しない時は折りたたむことが可能です。収納スペースが限られている場合でも、場所を占領せずに保管できます。肩掛けかばんや手さげバッグのような形にできることから、持ち運ぶ際にも便利です。赤ちゃんを抱っこしながらでも、携帯して移動できます。

バッグ型は多機能なものが多く、4隅のファスナーを広げてフラットにすれば、おむつ替えシート・プレイマット・お昼寝布団など、さまざまな目的で使用できることも魅力です。また、かご型の一般的な適用期間が生後3~4カ月くらいまでに対し、バッグ型には比較的長い期間にわたり使用できるものもあります。

クーファンが使える時期はいつからいつまで?

育児グッズの大半は使用期間が短く、使わなくなった後の処分にも困りがちです。クーファンが使える時期や、使用後の活用アイデアを紹介します。

商品の対象月齢を確認しよう

クーファンは、赤ちゃんの動きが少ない時期に使うアイテムです。使用できる期間は、産まれた直後から3~4カ月頃までを目安にするとよいでしょう。

寝返りを始める頃になると、クーファンごと横に倒れてしまう可能性があるため、一般的には赤ちゃんの寝返り時期がクーファンを卒業する時期になります。もちろん、赤ちゃんのサイズがクーファンに入らない大きさになってしまえば、寝返りを始める前でも使えなくなるでしょう。

また、タイプや商品によっても対象月齢が異なります。商品を選ぶ際は、記載されている推奨月齢も確認するようにしましょう。

使い終わっても家の中で大活躍

バッグ型であれば、本来の目的で使えなくなっても、おむつ替えシート・プレイマット・お昼寝用の布団など、いろいろな使い方ができます。かご型のクーファンも、赤ちゃんグッズの収納かごやおもちゃ入れにしたり、洗濯かごとして活用したりするなど、比較的大きめの入れ物として使うことが可能です。

シンプルなデザインのかごならインテリアにもなじみやすいため、邪魔にならないような場所に置いておけば、目障りになることもありません。商品によっては、さまざまな目的で長く使うことを見越して作られたものもたくさんあります。どのような使い方ができるか考えながら商品を選んでみましょう。

レンタルでお試ししてもOK

使い終わった後の置き場所や使い道に困る場合は、レンタルサービスを利用する手もあります。1カ月レンタルで、安いものなら3000円台から借りることが可能です。レンタル時に3カ月など期間を設定すれば、長期間になるほど1日あたりのレンタル料が割安になります。

1週間や2週間のレンタル期間が設定されている場合は、お試しとしても使えるでしょう。製品を気に入れば、そのまま買取できるサービスが設定されていることもあります。商品によりレンタル料の価格帯も幅広いため、購入した場合の料金とも比較しながら検討しましょう。

クーファン(ベビーバスケット)のおすすめ8選

ナオミイトウ ふかふかお布団のクーファン

ナオミイトウは、デザイナー・水彩画家の伊藤尚美氏によるベビーグッズブランドです。柔らかな色彩と開放的な世界観を醸し出すデザインが人気を集めています。かごと布団はリボンで固定できるため、ずれにくい仕様となっています。布製の白い持ち手とかごの縁を取り巻くリボンがアクセントになり、おしゃれでかわいいデザインです。

布団とミニケットの外生地には、コットン100%のダブルガーゼを使用しており、敏感肌の新生児にも安心して使えます。中の布団は全て取り外しができるため、クーファンとして使う時期が終わった後も、おもちゃの収納など多目的なバスケットとして、長く使用し続けることが可能です。

赤ちゃんの城 丸ごと洗えるクーファン

いろいろな使い方ができる上に、折り畳んで持ち運ぶことも可能な5wayクーファンです。使わない時も場所を取らずコンパクトに収納できます。

持ち手を使って赤ちゃんを寝かせたまま移動できる上、足元を開いたおむつ替えスタイルや、フルオープンのお昼寝・プレイマットスタイルに形を変えられます。綿入りのやわらかい素材を使用しており、赤ちゃんが心地よく過ごせます。丸ごと手洗いもできるため、清潔で安心です。持ち手には強度があるポリプロピレン素材が採用されている他、マットと本体をホックで固定する仕組みや、持ち手に隙間を作らない仕組みなど、安全面にも配慮しています。

ママパパの口コミ

「使いやすかった」(40代・兵庫県・子ども3人)

10mois(ディモワ) バッグ de クーファン 3) バッグdeクーファン/NAOMI ITO アメザイク

NAOMI ITOの水彩画で描いた花柄が広がる繊細なイメージが可愛らしいクーファン。

赤ちゃんの居場所としてはもちろん、おむつ替えマット、プレイマット、お昼寝マット、添い寝マット、バッグまで6通りの使い方ができます。クーファンに収まるミニブランケット付きです。

ママパパの口コミ

「使いやすかった。」(30代・東京都・子ども3人)

B/C クーファン(Benefits Children 子供たちの未来に幸福を)

しっかり自立する強度のロープ編みタイプのクーファン。肌に優しい90%コットン素材で滑らかな触り心地のため、赤ちゃんの手や足が当たっても安心です。コンパクトで省スペースで設置でき、クーファンとしての使用を卒業したらブランケットやおもちゃ収納としてもおしゃれに活躍してくれそう。

ママパパの口コミ

「良かった」(20代・埼玉県・子ども1人)

PUPPAPUPO クーファン ロープ編み 敷きマット付き

ロープ編みクーファンに敷マットがセットになった人気のアイテム。厚みのある敷マットは、一般的なベビーふとんと同じ約5cmの厚さを採用し洗い替えのできる専用パイルカバー付きです。柔らかいロープ編みはしっかり自立する強度で、一般的なサイズより大きめのため、おもちゃ収納やランドリーバスケットなど幅広く使えます。お部屋に馴染みやすいカラーのアイボリーとグレーの2色展開です。

ママパパの口コミ

「便利だった」(30代・京都府・子ども2人)

西松屋 ハッピークーハンST(スヌーピー&ウッドストック)

手頃な価格も嬉しい西松屋のクーファン。赤ちゃんが寝たまま移動できるので、昼間の家事をしたいときなど部屋から部屋の移動や、里帰り中の使用に便利との声も。プレイマット、おむつ替えマット、など用途に合わせてスタイルを変えて使用できます。

ママパパの口コミ

「ボロボロになるまで使った。本当にボロボロになり、下の子は使うことなく捨ててしまった。」(30代・大阪府・子ども2人)

フジキ ベビーポルカ バックdeクーファン

足元を広げておむつ替えに、全体を広げるとプレイマットなど、用途に合わせて6通りの使い方ができるバッグ型。ファスナーを開閉するだけと組み立ても簡単で、お家の中だけでなく、お出かけにも便利です。

Babyshower バッグDEクーファン (アニマル) 5way

アニマル柄が可愛らしいバッグ型のクーファンです。おむつ替えマットやプレイマットなど5通りの使い方ができ、お出かけのときはバッグ型にして付属の掛け布団も中にしまって持ち運べます。手洗いで丸洗いできるので汚れてしまっても安心。

クーファンが汚れたらどうする?

できるだけ清潔な状態で使い続けたいクーファンは、こまめなメンテナンスが大切です。汚れた際に気を付けるべきポイントを解説します。

洗濯できるパーツを取り外して洗う

クーファンの洗濯方法は、商品の取扱説明書を確認しながら、洗濯できる物とできない物に分ける必要があります。かご型の場合は、かごに付いている布製の飾りや布団を取り外し、それぞれどのような選択方法が可能か確かめましょう。バッグ型の場合は、布団や布製の部分以外にも、チャックやボタンなどを開いて板などを取り出さなければならない場合があるため、注意が必要です。

布団は中綿ごと洗濯機で洗えるものもありますが、洗濯後に中綿が片寄る可能性があるため、形を整えてから干しましょう。赤ちゃんは頻繁に汗をかくため、表面が汚れていなくても、2~3日に1度くらいの割合で干すようにしましょう。

洗えないものには無添加の除菌スプレーを

かごに接着して取り外せないような布部分や、そもそも洗えないような布地には、無添加の除菌スプレーで対処しましょう。

赤ちゃんの肌に触れることを考慮して、オーガニック系の除菌成分などが配合された、無香料タイプの布用消臭スプレーがおすすめです。掃除用の除菌剤として最近話題の『パストリーゼ』も、安全性が高く抗菌効果も持続することから、クーファン用の除菌スプレーとして最適です。パストリーゼは布地だけでなく、かごの素材にも使えます。乾くまでの時間がとても短く、簡単な汚れなら拭き取るだけで落とせます。ネット通販をはじめ、薬局・スーパー・ホームセンターなどでも入手できるため、ぜひ活用してみてください。

クーファンは使い方を誤ると危険

クーファンは赤ちゃんを寝かせて持ち運ぶものであるため、取り扱いには十分な注意が必要です。安全に使用するためのポイントを解説します。

転落事故事例を理解して注意する

国民生活センターには、クーファンによる数々の事故事例が報告されています。そのほとんどが転落による事故です。例えば、車から家に移動する途中で、肩に掛けていたクーファンを傾けてしまい、赤ちゃんが頭から転落し、頭部を打撲して頭蓋骨にひびが入ったケースがあります。

他にも、玄関を出ようとした際にクーファンの持ち手がドアにかかった例や、外出中にクーファンを持ち替えようとして傾けた例があり、いずれも頭蓋骨を骨折しています。このような重大事故の事例を知ることは、常に細心の注意を払いながら使用する意識を高めるという意味でも、非常に大事なことだといえるでしょう。

参考:クーハンから赤ちゃんが転落・・・頭蓋骨骨折も(発表情報)_国民生活センター

代用や手作りは避ける

クーファンは一見すると簡単な構造にも思えるため、他のものを代用したり、自分で手作りしたりといった発想を持つ人が少なからずいるのも現状です。しかし、持ち手の部分が外れる可能性や、ミシン針などが混入する可能性など、さまざまな危険が予測されるため、代用や手作りは控えるべきです。ハンドメイドをするなら、クーファンの本体そのものを作るのではなく、外側の飾りなど赤ちゃんに触れないような部分に限定しましょう。市販の商品でも、『SGマーク』や『検針済』など、安全基準を満たしていることを証明する表記を確認する必要があります。

使用方法は必ず守る

クーファンを使う際は、特に以下のようなことに気を付けましょう。

  • 自宅で持ち運ぶ際に、少しの間であっても、椅子やソファの上など高さのある場所には置かないようにしましょう。万が一の事故原因になります。
  • クーファンでは、チャイルドシートの代用はできません。車内での転落事故事例もあるため、規定に沿った新生児用のベビーシートを使いましょう。
  • 持ち手は必ず手で持つようにし、重いからといって肩には掛けないようにしましょう。片方だけでもずれてしまえば、落下事故の原因になります。

クーファンは意外と長く使える

クーファンは、赤ちゃんが産まれてから数カ月しか使えないイメージを持たれがちですが、赤ちゃんに使用しなくなった後もさまざまな使い方ができるアイテムです。どのような使い方ができるかをイメージしながら、家庭環境に合ったお気に入りのクーファンを探してみましょう。

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文・構成/HugKum編集部

 

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