流しそうめん機のメリットは?
流しそうめんは夏の風物詩です。もともとは、竹筒にそうめんを流して楽しむものでしたが、現在ではモーターや吸い上げ式ポンプによって水流を作る「流しそうめん機」も多く使われています。
流しそうめん機にはどんなメリットがあるのでしょうか?
みんなで楽しく食べられる
流しそうめんは、流れてくるそうめんを箸でキャッチしていただく、古くからの食べ方です。普段の食事よりもイベント性が高く、食卓が明るく楽しくなるのがメリットです。
流しそうめんをすると笑い声が増えるなど、家族間のコミュニケーションにも役立ちます。職場の親睦会や友人を呼んでのホームパーティーにもぴったりでしょう。
猛暑日が続くと「食欲がない…」と夏バテしてしまう子どもが増えがちですが、流しそうめんであれば、楽しんでたくさん食べてくれることでしょう。
アイデア次第でそうめん以外にも使える
流しそうめん機は、「そうめん専用の機械」だと思っていませんか? 普通の流しそうめんに飽きたら「流す具材」を変えて楽しんでみましょう。
色とりどりの具
まずはそうめんと一緒に、カニカマボコ・プチトマト・色付けしたうずらの卵などを流すと、見た目が華やかになり、味わいのバリエーションも楽しめます。
フルーツも
また、そうめん以外のものを流すのもおすすめです。さくらんぼやミカンなどのフルーツを流せば、見た目も鮮やかなフルーツポンチが完成します。炭酸水や氷も一緒に入れるとフルーツのフレッシュさが際立ち、よりおいしく食べられるでしょう。
ところてんや刺身こんにゃくもおすすめ
食欲がない暑い日には、刺身こんにゃくやところてんなどを流すのもおすすめです。
流しそうめん機の種類
流しそうめん機には主に「スライダー型」と「回転型」の2種類があります。見た目はもちろん、そうめんの流れ方や使いやすさ、サイズなどが異なるため、家庭に合ったものを選びましょう。
スライダー型
「スライダー型」は、遊園地にあるウォータースライダーのような形状をしているのが特徴で、水と一緒に勢いよく流れるそうめんをキャッチして楽しみます。
流れ落ちた水は、ポンプで再度汲み上げられる仕組みになっているため、途中で水を足す必要がありません。
デメリットは、組み立てや片付けに手間がかかる点です。レールや支柱をはじめとする多くのパーツがあり、サイズが大きければ大きいほど組み立てに時間を要します。
回転型
「回転型」は、モーターが生み出す水流によって、そうめんが流れる仕組みです。器の中央に設置されたモーターの周囲を、そうめんと水が回転するように流れます。
中央部に薬味を乗せる部分が付いているもの、2段になっているものなど、各メーカーからさまざまな種類が販売されています。組み立てるパーツが少なく、準備や後片付けに手間がかからないのがメリットです。
流しそうめん機の選び方
スライダー式と回転式にはそれぞれにメリットがあります。「いつ・誰が・どんなふうにそうめんを味わいたいか」をイメージしながら選んでみましょう。
スライダー型か回転型か
「スライダー型」と「回転型」では、見た目や水の流れ方が大きく異なります。
上から流れてくる「スライダー型」は、家族や仲間同士で盛り上がりたいときに最適です。流れてくるスピードにタイミングを合わせて、そうめんをキャッチする必要があるため、ゲーム性が高く、子ども受けも抜群です。
大勢で流しそうめんパーティーができるビッグサイズもあり、「そうめんを楽しく味わいたい」「流しそうめんパーティーがしたい」という人におすすめといえます。
一方「回転型」は、スライダー型ほどの高揚感はありませんが、クルクルと回る水流が清涼感を与えてくれます。
組み立てや片付けに手間がかからないため、普段の食卓で頻繁にそうめんを食べるという家庭にぴったりでしょう。流しそうめんを楽しむハードルを低くできる点がメリットです。
収納しやすさ・洗いやすさ
家庭によっても異なりますが、流しそうめんを楽しむのは夏場が中心です。そのほかの季節は、台所や押し入れに収納しておくのが一般的でしょう。そのため、購入時は使い勝手のよさだけでなく、「収納スペースに収まるサイズかどうか」も考える必要があります。
また、流しそうめん機は「使った後のお手入れ」が必須です。受け皿・レール・モーターボックスなどの各パーツが分解できるようになっていると、隅々まで洗いやすく、きれいな状態がキープできるでしょう。掃除がしにくいものは、カビやぬめりの原因になります。繰り返し使用する場合は、パーツの取り外し可否もしっかりと確認しておきましょう。
スライダー型のおすすめ7選
そうめんが勢いよく滑り落ちる「スライダー型」の流しそうめん機は、みんなで盛り上がるパーティーやバーベキューにぴったりです。回転型と一体化した2wayタイプなら、より実用性が高まるでしょう。
ウォータースライダー 流しそうめん-Bestco
「ウォータースライダー 流しそうめん」は、127cmを誇る巨大なスライダー型で、電動ポンプで水を自動でくみ上げてそうめんが流れてくるのが特徴です。下の受け皿部分は回転型の流しそうめん機になっており、スライダーなしでの使用も可能なので、普段の食卓でも気軽に使えます。
電源は乾電池式で、バーベキューや運動会などの屋外イベントでも重宝します。レール・受け皿・支柱・モーター部分はすべて取り外して洗えます。
卓上でも使いやすい 元祖 本格流しそうめん-LITHON
竹筒をイメージしたデザインの流しそうめん機で、直線のスライダー3本で構成されています。ぐるりと1周するスライダー型に比べ、途中でそうめんが引っかかる心配が少ないでしょう。並べ方によって、コの字型・ジグザグ型・L字型に自由にアレンジができるのもポイントです。
組み立てると全長1mにもなりますが、支柱・トレイ・モーター・レールはすべて分解して洗浄でき、収納場所にも困りません。
スケルトンでもっと涼しげに 流しそうめん MILKY WAY-LITHON
華やかなラメ入りのスケルトン素材が清涼感を感じさせる、上から流れるタイプの流しそうめん機です。途中でそうめんをキャッチし損ねても、下の桶で確実にすくえるため、小さな子どもや年配者のいる家庭にもぴったりです。
全長約1mとインパクトある長さで、ホームパーティーにもぴったり。スペースにあわせて自由に組み替えることができ、流れ方も変わるので、違う楽しみ方ができます。使う場所を選ばない電池式です。
自動で流れるポケット付き 大人の流しそうめん-ドウシシャ
ドウシシャの「大人の流しそうめん」は、幅47×奥行35.5×高さ55cmのタワー型です。コンパクトで場所をと取らず、普段の食卓で気軽に流しそうめんが楽しめます。回転プロペラの6ポケットにそうめんをセットすると、自動でプロペラが回転し、そうめんが流れる仕組みです。
また、上部に設置されているカップに氷を入れることで、常に冷水をキープできるようになっているため、しっかりと冷えたそうめんが楽しめます。スライダーがぐるりと1周するので、どの位置に座っていてもそうめんがキャッチしやすいのもポイントです。
ママパパの口コミ
そうめん流し器 スライダー ミントブルー 流麺-パール金属
爽やかなミントブルーが夏らしいスライダー式のそうめん流し器です。組み立て簡単でアレンジ自在。スライダー部分は脚の置き方次第で、長くまっすぐに伸ばしても、Uの字にターンさせても設置できます。
乾電池式なのでアウトドアでも使えます。そうめん流し駆動部はアルカリ単1形乾電池2本、ポンプ部はアルカリ単2形乾電池2本で稼働します。
ビックストリーム そうめんスライダー-メガラスベガス
クラウン型噴水ユニットから、4色LEDでライトアップされる噴水が回転しながら噴射される、豪華絢爛な流しそうめん器! 噴水部分は「龍神のしぶき」との命名も。
スライダーコースを3タイプにアレンジできるので、家族団らんや友達とのパーティーなどで大盛り上がり間違いなしです。
そうめんスライダー トイ・ストーリー-タカラトミーアーツ
大人気のディズニーピクサー映画「トイ・ストーリー」のスライダーです。
看板のウッディとジェシー、リトルグリーンメンのゲートがかわいらしく、水をためるとザブーンバケツで一気に放水されるギミックも楽しい! お子さんが集まるパーティーにおすすめ。
ママパパの口コミ
回転型のおすすめ6選
回転式は組み立て・片付けが簡単で、思い立ったときにすぐにそうめんパーティーがはじめられます。種類やデザインが豊富なため、選ぶ楽しみもあるでしょう。
ラメ入りケースでパーティーにも 流しそうめん-BRUNO
BRUNOの「流しそうめん」は、器にラメ入りのスケルトン素材が採用されています。ガラスの器のような清涼感があり、暑い夏にはぴったりでしょう。
中央のモーター部には薬味を置くためのスペースが付いています。三つに区切られているので、薬味や食材がきれいに入り、見た目のよさも抜群です。器はもちろん、スピナーも取り外して丸洗いが可能です。
組み立ては、器の中央にモーターをセットするだけなので1人でも楽に準備ができます。
少人数用でリーズナブル 嬉しクルクル 電池式そうめん流し器S-パール金属
単2形乾電池×2本のみで可動し、幅31.5×奥行19.5×高さ10cmmとコンパクトなサイズの流しそうめん機です。卓上でも場所を取らないため、そうめん以外のおかずをたくさん並べたいときや「1人流しそうめん」をしたいときにも役立ちます。
モーター部分には、薬味を入れるスペースが二つ付いています。重量は約650gと軽量なので持ち運びにも最適です。桶は耐熱性のあるポリスチレンですが、食洗器は使えない点に注意しましょう。
木目のアクセントがおしゃれ 流しそうめん器-グリーンハウス
上品な木目が際立つ流しそうめん機なら、見た目にこだわりたい人にもぴったりです。器の中央には木目調の薬味トレーが付いており、食卓がおしゃれでスタイリッシュな印象になります。トレーは取り外しをして単品で使用することもでき、アウトドアでは果物やおかずを乗せたりする器としても役に立つでしょう。
サンリオキャラクターズ 流しそうめん器 全自動タイプ-リンクス
自動で流れるハローキティの流しそうめん器。セットでついているつゆ鉢にもキティちゃんが描かれています。本体サイズはW230×H82×D169mmで、単3電池2本が必要です。お子さんがいるご家庭向けのギフトとしても喜ばれそうです。
すみっコぐらし くるくるそうめん流し器-ユニック
大人気のすみっコぐらしのくるくるそうめん流し器。つゆ鉢にはしろくまとタピオカもデザインされています。
セット内容は、そうめん器本体×1、つゆ鉢×1、薬味トレイ×1、電気モーター×1で、単3電池を2本使用します。アウトドアでもかさばらないコンパクトさがいいですね。
流しそうめん Pocket ホワイト-タカラトミーアーツ
長さ12cmx幅10cmx高さ10cmと、とてもコンパクトな世界最小クラスの「ポケットサイズ流しそうめん機」。容器は「そばちょこ」、フタは「薬味入れ」として使えるので、いつでもどこでも流しそうめんが楽しめます。
ちょっとしたピクニックやアウトドアに出かけた日に、お弁当感覚で携帯しても、サプライズ感を演出できそうです。
タイプや実用性で選んで楽しもう
そうめんは、器に盛り付けて食べるのもよいですが、流しそうめん機を使った「流しそうめんパーティー」を企画すれば、暑い夏でも楽しんで食事ができるでしょう。家族とはもちろん、友人と楽しめば、楽しい夏の思い出ができます。
流しそうめん機を選ぶ際は、デザインだけでなく実用性や機能性もしっかり確認してから購入しましょう。タイプで迷ったときは、回転型とスライダー型の両方ができる2way型を選ぶのもおすすめです。
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文・構成/HugKum編集部