学年別おすすめ自由研究34選|夏休みの宿題に楽しく取り組めるテーマ集

夏休みの宿題の定番が自由研究。子どもに任せておくとなかなか進まず、毎年頭を悩ませるママ・パパがほとんどなのでは?そんな自由研究のヒントとなりそうなテーマを、7歳〜12歳の子をもつママ・パパたち122人にリサーチ。おすすめの自由研究や研究方法を聞いてみました。ぜひ夏の自由研究に役立てて!

学年別おすすめ自由研究のテーマを紹介!

まず、学年ごとにおすすめのテーマをご紹介します。

テーマの選び方

実験、工作、観察、調べ学習など、バリエーションを豊富に紹介しますので、お子さんが得意なもの、興味のあるものを選んであげるのがポイントです。

【1・2年生】のおすすめテーマ

初めて自由研究に取り組む子やまだ慣れていない子たちにおすすめなテーマをご紹介。身近にあるものなどで、取り組みやすいものがいいようです。

【観察】すみれの花の観察

公園などの植物を観察することは新たな発見につながります。いつもみんなで遊ぶ公園にある植物だと、周りの友達も興味を持って見てくれるはず。

◆やり方

毎日、公園に生えているすみれの生育を観察。スケッチブックに色鉛筆などを使って絵を描いて記録していきます。また、すみれは群生している中で、微妙に違う種類のすみれが混じっていることが多いので、葉の形などから正式名称を導き出しましょう。

◆ママパパのおすすめポイント

「ありふれた草花ではあるが、普通に公園で遊んでいるだけでは目に留まらない。目線を落とし、丹念に観察をすることにより、葉の違い、色の違いなどにも気づくことができる」(40代・兵庫県・子ども1人)

【観察】カマキリの観察日記

男の子は昆虫に興味を持ち出して採集しに行きたいと言う子も多いですよね。昆虫採集をするだけではもったいないので、調べたことをまとめれば一石二鳥!

◆やり方

カマキリを捕まえてきて、餌として蝶やバッタなどを与える。カマで抑えて食べる様子や、脱皮する様子を観察し、スケッチブックなどに描いてまとめる。写真で紹介するのもおすすめ。

◆ママパパのおすすめポイント

「昆虫について興味を持ちだし、自分で昆虫採集に行きたいと言い出す年齢だから」(40代・神奈川県・子ども2人)

【観察】野菜や果物のタネ探し

身近な野菜や果物にいろいろな違いがあることがわかります。苦手な野菜や果物も、しっかり観察することで食べられるようになるかも。

◆やり方

トマト、きゅうり、ピーマン、いちご、アボカドなど、身近な野菜や果物を準備し、包丁で切って、タネのある場所、並び方などを観察する。できそうなら、タネを取り出して大きさを比べる。

※包丁で切るのは、ママパパが行う。

◆ママパパのおすすめポイント

「いつもは見向きもしないピーマン。タネを観察することで興味を持ち、少しずつ食べるようになった」(40代・静岡県・子ども1人)

【工作】割り箸鉄砲作り

自由研究用に材料などを購入するのも手間になりますよね。身近にあるものでおもちゃが作れるという驚きを感じられ、作ったら遊ぶことができるので、子どももやる気になってくれるはず。

◆やり方

割り箸を輪ゴムで留めて作る。ネットで簡単に調べられるのでチェックしてみましょう。またスケッチブックで的も一緒に作っておくと、簡単に遊べるのでおすすめ。

◆ママパパのおすすめポイント

「安価におもちゃが作れる」(40代・滋賀県・子ども1人)

【工作】プラネタリウム

夏休みの旅行で星の観察をする子も少なくないですよね。興味を持った星空を自分で再現できたら友だちもびっくり。実は簡単に作れるのでおすすめです。

◆やり方

冷やし中華の入れ物などの透明なカップを黒く塗り、星の位置に穴を開ける。黒い容器が用意できれば、色を塗る必要がないので便利。中にライトを入れて、暗くした部屋の天井に映し出すときれいな星空が。

◆ママパパのおすすめポイント

「簡単に出来る」(30代・徳島県・子ども2人)

【実験】ニンジンの頭から葉っぱを育てよう

ニンジンの頭から芽が出てきて、葉っぱが大きく育っていく。子どもはもちろん、ママパパもビックリしそう。ダイコンでもできます。

◆やり方

ニンジンの頭の部分(料理するときに切り落とす部分)を、浅い皿に置き、水を入れて、日当たりの良い場所に置く。水はできれば毎日、変える。3日くらいで芽が出てくるので、その様子を観察する。

◆ママパパのおすすめポイント

「いつもは捨てているところから芽が出て、びっくり。子どもと一緒にドキドキしました」(30代・東京都・子ども1人)

【実験】10円玉のサビとり

難しそうに思える理科の実験。でも、家にいつもあるものでできて、お小遣いの硬貨がピカピカになると嬉しいですよね。

◆やり方

銅でできた10円玉は表面が酸化してサビいていることがほとんど。お酢と塩を混ぜたものでこすればサビが落とせます。同じ成分を含んだタバスコやケチャップなどでも同じことができます。いくつか実験して落ち方や落ちる時間をまとめてみましょう。

◆ママパパのおすすめポイント

「簡単に出来る」(40代・大阪府・子ども2人)

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特設サイト「夏休み☆自由研究ハック」

【3・4年生】のおすすめテーマ

ちょっと凝ったものにトライしてみたくなる年齢。また、細かい材料を扱ったり、素手で触らないようになど自分で注意しながらできるようになるので、テーマの幅も広がるもの。

【実験】割れにくいシャボン玉

子どもたちが大好きなシャボン玉。割れにくくなる不思議さと、遊べる楽しさがあっておすすめ。

◆やり方

食器洗剤(キュッキュット、joyなど洗浄力の強いもの)にぬるい水を混ぜ液を作る。洗剤200mlに対して、水10ml程度の割合。さらに割れにくシャボン玉にするなら、ガムシロップを50ml程度加えて。ガムシロップはシャボン玉の表面の水蒸気の蒸発を防いでくれるので割れにくくなります。

◆ママパパのおすすめポイント

「材料費が安い」(40代・高知県・子ども4人)

【工作】ハーバリウム

大人でも楽しめるハーバリウムは子どもでも簡単にできるもの。花の色合わせなど、センスも磨かれます。

◆やり方

入れられる花は造花、プリザーブドフラワー、ドライフラワーです。生花はカビてしまうので入れられません。入れるオイルは、ハーバリウムオイルとして100円ショップでも買えます。よく洗った瓶に花を配置したらオイルを注いで完成。

◆ママパパのおすすめポイント

「楽しんでできる」(40代・岐阜県・子ども1人)

【調べ学習】宇宙の研究

星への興味から、より大きな宇宙に興味を持つ子も多いはず。じっくり調べられる夏休みだからこそトライしたい企画ですね。

◆やり方

惑星や銀河系、ブラックホールなど自分なりの考えや家族の考えをまとめた上で、書籍やネットなどで正しい情報を調べる。未知の部分が多いので、正解にたどり着けなくても、調べた結果から自分の考えを伝えられればOKとするのがベター。

◆ママパパのおすすめポイント

「ありがちなテーマではあるが、未知な部分も多く、子ども向けの資料も多いので調べやすい」(40代・京都府・子ども2人)

【調べ学習】職業調べ

将来の夢や興味のある職業について考えるのは、多くの子どもにとって楽しい時間です。いろんな人に会える夏休みにぴったりの調べ学習です。

◆やり方

自分が興味を持っている職業について、まずは自分なりの考えや家族の意見をまとめてみましょう。その後、書籍やインターネットなどを使って、職業に関する正しい情報を調べます。その職業の仕事内容、必要なスキルや資格、やりがい、働く場所、将来の展望などを調べてまとめます。周囲に自営業の人がいるなら、その人に話を聞いたり、写真を撮らせてもらったりするのもおすすめです。

◆ママパパのおすすめポイント

「【職業調べ】をしたことがあります。 幸いにも、周りに自営業の方(魚屋、美容師、大工など)、NPO法人の代表の方などがいたので、時間を作っていただいて、仕事の内容など、子どもならではの疑問を聞きました。社会の授業、国語の授業に通ずるので」(40代・北海道・子ども4人)

【観察】アリの巣観察

アリの巣を観察するのは、自然界の生態や社会の仕組みを学ぶ貴重な体験になります。身近にアリがたくさんいるなら、ぜひじっくり観察してみましょう。

◆やり方

虫かごに土を適量入れておき、庭や公園などでアリを見つけ、数匹捕まえて虫かごに入れます。小さなエサを用意して、アリが食べられる場所に置きましょう。その後はアリがどのようにして巣を作るのか、巣の中での役割分担やエサを運ぶ様子を観察します。巣の入り口やトンネルの作り方、アリ同士のコミュニケーション方法など、気になる点を細かく記録しましょう。観察結果をノートにまとめ、絵や写真を添えて記録するといいですね。

◆ママパパのおすすめポイント

「アリの研究 。巣をつくる様子を観察 。簡単にできる自由研究だから」 (50代・香川県・子ども2人)

【観察】川の石調べ

キャンプに行った時に川があればおすすめの観察。川沿いを歩けばちょっとした探検気分になって楽しいですよね。

◆やり方

石を入れる箱を用意して川へ。川の流れの写真を撮ったり、上流〜下流へと行くにつれ、石の形の違いが分かるように、スケッチしたりして説明を入れる。川に入るときは必ず大人が付き添うこと。

◆ママパパのおすすめポイント

「上流から下流に行くと川の流れの速さ、広さが変わりそれに伴い石の形が変化することがわかる」(30代・群馬県・子ども2人)

【調べ学習】地図記号の由来

3年生で習う地図記号。代表的なものからマニアックなものまでさまざま。消防署やお寺などは意味が分からないと覚えにくいものなので、学びの定着にもつながり便利。

◆やり方

地図記号の形の由来をネットで調べる。イラストを使ったり、写真を使って分かりやすく紹介を。また東京オリンピックを前に、より外国人も分かりやすいように変わったものもあるのでその変化を調べるのもオススメ。

◆ママパパのおすすめポイント

「地図記号が覚えられる」(40代・大分県・子ども3人)

【調べ学習】献血について

献血は、病気や事故などで血液が必要な人々を助けるために行われる大切な活動です。自分の血液が他人の命を救えるという点で、とても意義のある取り組みといえます。子どもはまだ献血できませんが、献血のプロセスやその重要性について学ぶことは、社会貢献の意識を高めるいい機会となるでしょう。

◆やり方

近くの血液センターや献血ルームを訪れて、講義を受けるといいでしょう。講義では、献血の流れや意義、血液がどのように利用されるかについて詳しく説明してくれます。また、実際の献血の様子を見学することもできます。

献血の流れや条件、メリットについて、イラストや図を使って分かりやすくまとめると理解が深まります。また、実際に献血をしたことがある人に、インタビューしてみるのもいいでしょう。

◆ママパパのおすすめポイント

「血液センターで講義を受ける。講義受けてまとめやすい」(40代・奈良県・子ども2人)

【工作】万華鏡作り

昔ながらの万華鏡は、入れるものや入れ方によって見える世界が変わるので、夢中になっていくつも作る子が多いはず。作った後に友達と見せ合いっこをするのも楽しいもの。

◆やり方

牛乳パックを三角の筒になるようにカット。プラスチックの板(プラ板)を牛乳パックの内側に三角形になるように貼り合わせる。ビーズやスパンコールなどを底に入れたら、プラ板でカバーします。黒い紙に覗き穴を開けて筒の反対側に貼り付ければ完成。牛乳パック以外にラップやトイレットペーパーの芯を使うのも便利。

◆ママパパのおすすめポイント

「きれいに映るビーズを入れる」(30代・沖縄県・子ども2人)

【実験】卵の殻を溶かす

身近なもので本格的な実験をしてみたい子には、卵を殻を溶かす研究がぴったり。キッチンにあるものでできるので手軽です。

◆やり方

洗剤でよく洗った卵とガラス瓶を用意。卵を瓶に入れたら、卵がしっかり浸かるくらい酢に入れて溶かす。卵1個あたり200ml以上が目安。卵から泡が出てくるのを確認したら、キッチンペーパーやラップでゆるく蓋をして冷蔵庫で保管(密閉してしまうと破裂してしまうため)。2、3日すると卵の殻が溶けてなくなるはず。うまくいかない場合は、酢を入れ替えるか、ちょっと揺すってみる。透明感のある透けたスケルトン卵が完成。触ってみた感触や、普通の卵との大きさの違いなどを記録。

◆ママパパのおすすめポイント

「化学的な理解が深まる」(40代・東京都・子ども2人)

【観察】カブトムシの観察

カブトムシの成長過程は体が変化していくので、たくさんの発見があるはず。また成虫になるまでの様子を観察できれば、生き物を大切にする心も育まれます。

◆やり方

産卵してから成虫まで育てるのは難しいので、幼虫を購入するのか採集するのがオススメ。ただ、夏休みに入る前に準備しないと夏休み中には成虫にならないので注意。秋の幼虫が冬〜春にさなぎになり、夏に孵化します。事前に観察した折々で記録を残しておくようにしましょう。

◆ママパパのおすすめポイント

「実際に幼虫から育てて成虫になるまで実際に育てて観察する」(40代・東京都・子ども1人)

【実験】氷の溶ける早さ

家にあるもので手軽にできる実験。でも水以外の氷はなかなか作る機会がないので楽しい実験になりますよね。

◆やり方

いろいろ調べたい氷を作る(ジュース、塩、さとう、お酒、酢など興味があるもの)。 道具は氷を作る器。 時間を計って溶ける順番を実験する。

◆ママパパのおすすめポイント

「たくさんの種類の氷を作って比べてみた方が、ドキドキするし、自分の予想とどう違うか見るのも楽しい」(30代・福島県・子ども1人)

【実験】野菜で染め物をしよう

野菜の染物は想像と違う色になったりと、新しい発見につながるもの。野菜の種類を調べることで嫌いなものが食べられるようになったなんてこともあるかも。

◆やり方

野菜を煮出して、できた色水をガーゼにしみこませる。煮出した色や、染めて乾かした色などを比較する。

◆ママパパのおすすめポイント

「お家の人と簡単にできるから」(40代・埼玉県・子ども3人)

【実験】振ってバターづくり

生クリームや牛乳をペットボトルに入れ、振るだけでバターができる。大変だけど、簡単にできるので、驚きと同時に食べ物のありがたさを実感できます。

◆やり方

ペットボトルをきれいに洗い、生クリーム100gを入れる(生クリームは冷蔵庫でよく冷やしておく)。フタをして、振る。ボウルなどに氷水を用意し、冷やしながら振るとよい。20分くらい振るとバターができてくる。ペットボトルをはさみで切り、バターを取り出す。牛乳でもできるか、試してみる。

◆ママパパのおすすめポイント

「本当にバターができてびっくり。食べ物のありがたみが実感できます」(40代・兵庫県・子ども2人)

HugKumでは、自由研究のアイデア満載の特設サイトを開設しています。そちらもあわせてご覧ください。

特設サイト「夏休み☆自由研究ハック」

【5・6年生】のおすすめテーマ

夏休みのように時間をかけないとできないテーマも、5、6年生になれば頑張って取り組めるようになりますよね。悩んでいる時には研究のヒントを出してあげるなどの手助けを。

【調べ学習】世界の主食調べ

世界に目を向けることで、違いや、逆に似ている部分に気づき視野も広がりますよね。旅行に行くことがあれば実際に食べてみるという体験にもつながるはず。

◆やり方

世界各地で食べられている主食について、なぜその主食になったのか、気候や習慣について図鑑や本で調べる。世界地図に絵を描いたり、食料別にグラフにしたりしてまとめる。

◆ママパパのおすすめポイント

「世界の珍しい主食を知ることができる」(40代・和歌山県・子ども2人)

【調べ学習】天気図調べ

天気は毎日チェックするものでありながら、天気図の見方は分からないことがほとんど。読み方が分かれば天気図だけで大体の予想ができるようになるはず。

◆やり方

新聞の天気図で等圧線や風力などの読み方を調査。テレビやラジオの天気予報も合わせて調べて、表現の仕方をまとめる。

◆ママパパのおすすめポイント

「ラジオや新聞の天気図で調べるので手軽」(40代・岩手県・子ども2人)

【調べ学習】昔と今の暑さの違い調べ

暑さの感じ方や気温の変化は、時代によってどのように変わってきたのでしょうか。昔と今の暑さの違いを調べることで、気候変動や生活習慣の変化について理解を深めることができます。

◆やり方

インターネットや書籍で、昔と今の気温データや気候に関する情報を調べましょう。気象庁の公式サイトや環境省のデータベースなどを利用すると、信頼性の高い情報を得ることができます。次に、親や祖父母にインタビューしましょう。彼らが子どもや若者だったころに経験した暑さについて、具体的なエピソードを聞いてみます。また、当時の暑さ対策や夏の過ごし方についても尋ねてみると良いでしょう。

集めた情報をもとに、昔と今の暑さの違いを比較してみます。気温の変化だけでなく、生活習慣や技術の進歩、建物や街の変化も入れてまとめると、より具体的な理解が深まります。

◆ママパパのおすすめポイント

「昔と比べて夏の暑さは変わったのか? 親の時代は、教室にエアコンが無かったってほんと? 発展して環境問題についても調べられるから」 (40代・千葉県・子ども1人)

【調べ学習】都道府県境調べ

日本には47都道府県があるけれど、境目はどうやって決まったのでしょう。地図を見て考えてみると、いろんなパターンが見つかりそう。

◆やり方

地図帳で、いろいろな場所の都道府県境を調べてみる。山の上、川、平野の真ん中…。いろいろな境目がどうやってきまったのかを考えてみる。

◆ママパパのおすすめポイント

「地図帳をじっくり見て、いろいろな可能性を考える。観察することと考えることが同時にできる」(40代・福島県・子ども1人)

【実験】色と温度の研究

すぐにできて、実生活にも役立つ実験。実際に服を着てみて体感できるのもポイント。

◆やり方

絵の具でいろいろな色水を作ったら、ペットボトルなど同じ大きさの容器に入れる。日光に色水をあてて、時間ごとの温度を測定。同じ温度になるまでの時間などを計測すれば幅が広がります。

◆ママパパのおすすめポイント

「あたたまりやすい色がわかれば、その色の服など着るとよい」(40代・石川県・子ども2人)

【実験】バナナの傷みかた

バナナは実際に傷みやすくて保存に悩むもの。傷みにくい方法が分かればママ・パパも嬉しいですよね。

◆やり方

袋に入れて常温・冷蔵で保存した場合、新聞紙やラップで巻いた時の場合など、いくつかの保存方法を試す。皮の色の変化や、皮をむいた中身の違いを写真や絵でまとめる。

◆ママパパのおすすめポイント

「実生活で役立つ」(40代・秋田県・子ども1人)

【調べ学習】カメラの仕組みを知る

カメラの仕組みを知るには、実際のカメラを観察するのが一番。男の子ならワクワクして取り組めますよね。

◆やり方

ジャンクカメラ(故障して使えなくなったカメラ)を自分で分解してみる。細かい部品などもあるので大人と一緒にやるのがオススメ。レンズやミラーの構造を見て写真が撮れる原理を観察する。日本カメラ博物館では、カメラの分解講座をやっていることもあるので、そういった講座を探して参加してみるのもオススメ。

◆ママパパのおすすめポイント

「実際にフィルムをセットしてみて遊べそう」(30代・愛知県・子ども2人)

【調べ学習】台風のしくみ

年々、悩まされることが増えている台風。風や雨の仕組みを知れば、どんな被害が出るのか想定ができて実生活にも役立ちます。

◆やり方

台風がどんな状況で発生するかの仕組みを図鑑やネットで調べてまとめる。なぜ夏に多いのかなども説明できるとさらに研究が深まる。

◆ママパパのおすすめポイント

「意外と知られていない」(40代・神奈川県・子ども2人)

【工作】パチンコ(スマートボール)

工夫しながら作ることでより面白くできたりと、遊びながら学べるのがポイント。学校で友だちと盛り上がること間違いなし。

◆やり方

斜めにした木のボードに、釘を刺したり、木を貼り付けたりすることで、ビー玉が転がるようにする。ビー玉の発射台は木材がスライドするようにゴムで留めればOK。ボードに絵の具で絵を描けばさらに楽しい雰囲気に。

◆ママパパのおすすめポイント

「うまく入るように釘を調整する」(40代・大阪府・子ども3人)

【実験】ミョウバンの結晶作り

スーパーやドラッグストアで売っている焼きミョウバンを使って、本格的な実験ができるのでオススメ。上手にできあがりると、無色透明の正八面体になり、宝石のようで感動するはず。

◆やり方

まずは焼きミョウバンを購入して、ミョウバンを種を作る。種をミョウバンを溶かした溶液に吊るして入れておくと大きな結晶ができる。

◆ママパパのおすすめポイント

「難しいが理科の勉強にもなるのでいいと思う」(40代・神奈川県・子ども2人)

【工作】ドライフラワー作り

生花を家に飾っていても夏場は枯れやすいですよね。長く花を楽しむにはドライフラワーがぴったり。作った後はインテリアとして楽しめるのもポイント。

◆やり方

洗濯物を干すピンチハンガーに、花が重ならないように逆さにして吊るす。吊るす場所は直射日光の当たらない室内がベスト。1〜2週間でドライフラワーに。花は買ってきたらすぐに乾燥させるのがベストですが、テーブルに飾って楽しみたいという場合には、花瓶にほんの少しの水を入れて乾燥させる方法も。アジサイやかすみ草など、花がたくさんついているものに向いています。

◆ママパパのおすすめポイント

「枯れさせずに乾かすのがポイント」(40代・神奈川県・子ども2人)

【観察】雲の観察

なかなかきちんと見上げることのない空の観察は、天気予報などへの興味がぐっとわきますよね。

◆やり方

毎日空を見上げて、雲の様子を観察。温度、湿度、風向きの測定、気圧などを測定。気圧計はアウトドア用や腕時計型のものを選べば、観察の後も便利に使えるのでオススメ。

◆ママパパのおすすめポイント

「気象に関心を持つことで、予報や防災の知識が得られる」(50代・埼玉県・子ども2人)

【観察】車内の温度変化

夏の車内の温度は、駐車時など一気に上がりますよね。車内に置くと危険なものなどを確認することで、安全意識も高まります。

◆やり方

温度計で外気温と室内の温度を1日の中の時間帯別に測ります。また、外気温が同じ日に窓を30分開けておいた場合と、閉め切っていた場合とで比べてみるのもオススメ。

◆ママパパのおすすめポイント

「生活に役立つ」(40代・埼玉県・子ども2人)

HugKumでは、自由研究のアイデア満載の特設サイトを開設しています。そちらもあわせてご覧ください。

特設サイト「夏休み☆自由研究ハック」

年齢によって取り組みやすさを加減して

まだ低学年のうちはできることも限られますよね。とはいえ、自分でできると達成感も得られるので、なるべく手伝わなくてもいいものを選んであげましょう。逆に高学年になるにつれ、取り組める幅も広がるので、夏休みという長期でないとできない観察や、手が込んだ実験などにトライしてみるのがオススメです。子どもも大人もハードルが高く感じられる自由研究ですが、楽しい気持ちで取り組めるよう、自分にあったものを上手に選ぶ手助けをしてあげられるといいですね。

文・構成/HugKum編集部

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