新型コロナ禍での巣ごもり需要で、気になっている人も多いのがボードゲーム。ボードゲームは懐かしい遊びと思う人も多いかもしれませんが、新しいものや今どきなものもたくさん!また、子どもへのメリットもたくさんあるので、選び方のポイントなどと合わせてママ・パパがオススメするボードゲームをご紹介します。
ボードゲームで遊ぶメリット
テレビゲームに慣れてしまった子どもたちは、最初はボードゲームになかなかなじみがないかもしれません。でも、ボードゲームで遊ぶことは子どもにとってもさまざまなメリットがあります。
ルールが分かりやすいが奥が深い
ボードゲームのいいところは、ルールが比較的分かりやすいこと。ボード上で全てのゲームが進行するので、目に見えやすいルールなのがポイントです。それでも、簡単で単純なものだけでなく、戦略を必要とするものや相手との駆け引きがあったりと奥が深く、子どもが社会で必要とするルールを遊びながら学ぶことができます。
相手の顔を見ながら遊べる
テレビゲームは、友達同士で遊んでいても見ているのはテレビ画面だけということも・・・。それでいいのかしら、と思ってしまうママ・パパも多いはず。ボードゲームはボードを囲んで、相手の顔を見ながらコミュニケーションをとって遊べるのがいいところ。仲間同士のコミュニケーションの発達につながります。
手軽にどこでも遊べる
ボードゲームはコンパクトにしまえるものがほとんど。また電源も必要としないので、友達や祖父母の家に持って行って遊んだりと、場所を選ばず遊べるのがいいところ。どんな時でも、どうすれば楽しめるかを考えられる子に育ってくれそうですよね。
ボードゲームの選び方
ボードゲームは探してみるとさまざまな種類があります。みんなが楽しめるゲームはどのように選べばいいのか迷ってしまうことも。選ぶポイントをまとめました。
プレイ人数で選ぶ
まず気にして選びたいのがプレイ人数。人数が多くないといけないものだとなかなか遊ぶ機会がなかったり、定員が決まってると、せっかくみんなで集まったのに参加できない子が出てしまうなんてことも。せっかくのゲームなので、その場にいるみんなでプレイしたいですよね。
対象年齢や難易度で選ぶ
ボードゲームには対象年齢が書いてあることがほとんど。ルールが難しいとゲームをしていてもおもしろくなくなってしまいます。逆に、簡単すぎるとやる気が出ない場合も。ちょうどいい難易度のものを選んだり、バラバラな年齢の人が集まる場合には、単純で楽しく遊べるものを選ぶのがポイントです。
プレイ時間で選ぶ
遊ぶタイミングを考えるとプレイ時間は重要。すぐに終わって楽しめるものならあまり問題になりませんが、意外と時間がかかるものだと、もうご飯にしたい!なんていうときや、遊びに来た子が自宅に帰る時間になってしまったなんていうことも。尻切れトンボのゲームはおもしろくないですもんね。ある程度の時間配分を考えてゲームを選ぶのがポイントです。
プレイ人数別おすすめのボードゲーム
ゲーム選びに重要になってくるプレイ人数別に、ママ・パパがオススメするゲームをご紹介します。1人の時間で楽しめるものもありますよ。
1人でも遊べるボードゲーム
ラッシュアワージュニア(1人)
大混雑の駐車場から「アイスクリームカー」を頭を使って脱出させるゲーム。世界的に人気のある思考パズルゲームのジュニア版。手を使いながら、頭を使って遊べる知育おもちゃです。4段階の難易度のカード(各10枚ずつ)が計40枚があるので、どんどんチャレンジできるのが楽しく、アイスクリームカーを外に出せた時のすっきり感がたまりません。
2人~3人で遊べるボードゲーム
オセロ(2人)
ボードゲームの定番と言えるオセロ。最近ではスマホで遊ぶ人も多くリバーシという呼び方も浸透していますよね。同じ色で挟めば色を変えられるという単純なルールは、小さい子でも分かりやすく、成長するにつれて遊びかたも高度になり、老若男女楽しめるゲームですね。こちらはマグネット式なのでぶつかってもコマが動かず安心。旅行の移動中にも遊べ、折りたたんでコンパクトに持ち運びできます。
★ママパパの口コミ
野球盤(2人)
小さい頃に遊んでいたというパパも多いのでは?こちらの野球盤は、3Dピッチング機能が搭載され、投球装置の切り替えによって、2Dピッチングと、ボールが宙を飛ぶ3Dピッチングと合わせて9種類の投球が可能。なんと消える魔球まで投げられます。バッターは左打者・右打者の2タイプをセット。ジャストミートでホームランを狙えば大盛り上がり。新開発のスコアボードは、イニング表示・合計点数表示が可能なので分かりやいのがポイント。野球に詳しくなくてもみんなで盛り上がれますよね。スコアボード内にボールが収納できるので便利。
★ママパパの口コミ
大人数で盛り上がるボードゲーム
人生ゲーム(6人)
子どもの自立心を育んでくれる「人生ゲーム」。ゲームで遊びながら、さまざまな職業があること、どんな風に人生設計をしていくのかなど、家族で楽しく遊びながら自然に学べます。就職して働いて稼ぐお給料や、株などの投資、保険など、実生活では教えるのが難しいこともゲームをしながら説明すれば、すんなり頭に入るはず。基本パターンに加え、キャリアアップエリアなど、さらにこだわったエリアを加えることもできるので長く遊べるボードゲームです。
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ドンジャラ(2人〜8人)
ドンジャラは簡単なルールと可愛いパイで簡単に遊べるゲーム。手持ちのパイを交換しながら、同じものを揃えていくという分かりやすいゲームなので、好きなものを集めたがる子どもにぴったり。このセットは、ドンジャラ以外にも分かりやすくて楽しいゲームが50種類も入っています。すごろくやリバーシ(オセロ)もあるので飽きずに長く遊べるゲームです。
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モノポリー(2人〜4人)
モノポリーの入門編として5歳の子どもでもよりプレイしやすいよう設計されたモノポリージュニア。可愛い、犬や猫、車や船のコマで、自分のコマを決めるところから楽しめます。ペットショップやキャンディー屋さん、ゲームセンターなど子どもにも分かりやすい不動産を売買できるのでぐっと興味も湧くはず。簡単なルールで、シンプルな金額&シンプルな取引でゲームを進めることができるのでスムーズにゲームが進み、途中で飽きてしまうことがないのもポイント。土地を買ったり、チャンスカードをひいたりとお金を稼ぎ、お金持ちを目指して楽しめます。慣れてきたらベーシックなモノポリーを始めてみましょう。
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プレイ時間別おすすめボードゲーム
ちょっとした待ち時間や、サクッとゲームを楽しみたい、または時間がたくさんあるのでじっくり遊びたいなど、大まかなゲーム時間が分かると遊びやすいですよね。プレイ時間別にゲームをご紹介します。
20分以内でサクサク遊べるボードゲーム
はぁって言うゲーム(10~15分)
演技力が試される楽しいパーティーゲーム。今言った「はぁ」は、なんの「はぁ」?感心の 「はぁ」、怒りの「はぁ」、失恋の「はぁ」などなど、与えられたお題に対して、各プレイヤーが割り当てられたシチュエーションを“声と表情だけ”で演技し、当て合うゲーム。お題は「はぁ」の他にも「えー」「なんで」「うん」といったシンプルな一言の他に、セリフのない「寝顔」「ウィンク」などの仕草や、「早口言葉」「自己紹介」といった変化球のものまで、全部で30種類を収録。子どもが人の気持ちを察したり、表現することを自然に学ぶことにも役立ちそうです。
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コネクトフォー(〜5分)
子どもも大人も遊べる、アクション型の四目ならべ。2人のプレイヤーが同時にボールをバウンドさせ、グリッドの中に入れ、4つ連続で先に並べた方が勝ちというシンプルなゲーム。競争しながら 短時間で遊べるボードゲームで縦、横、斜めの一列に並べられるように入れられるか、ドキドキしながら遊べます。他のボードゲームになかなかない、立って遊ぶゲームなので、身体を動かして遊べるのもポイント。対象年齢8才以上
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ナンジャモンジャ(15分)
頭と手足だけの謎生物“ナンジャモンジャ”族が楽しいゲーム。12種類のカードが中央の場に次々とめくられるたびに、思い付きの名前を与え、後で同じものが出たら、その名前をいち早く叫ぶことで場のカードを獲得し、集めた枚数を競うカードゲームです。 おかしな名前を付けたり、簡単と侮っていたら途中でまったく思い出せなくなったりと、笑いが絶えず盛り上がります。手軽に子どもから大人まで遊べるゲームです。
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ブロックス(15~20分)
「ブロックス」は、タイルを角が接するように置いていくロジカルなゲームです。フランス生まれのテリトリー戦略ゲームで、ピースを途切れないように盤へと置いていき、最後にたくさんピースを置けた人が勝ちとなります。自分に番になったら、既にボードに置かれた自分のピースと、 角で接するように置かなくてはいけません。また動かすこともできません。他のプレイヤーの残りのピースの具合から、 うまく計画的に置く必要が。全員が置けなくなった時点で点数が入り、点数の最も高いプレイヤーの勝ちです。それぞれのプレイヤーが図形や戦略を頭の中で組み立てるので、相手との駆け引きをしながら、誰とでも楽しめます。
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30分以上でじっくり遊ぶボードゲーム
将棋(30~60分)
人気沸騰中の将棋は祖父母とも遊べるゲームですよね。コマの動かし方が分からない子どもでもすぐに楽しめて、遊んでいるうちに自然とルールが覚えられるセット。将棋のハードルになりやすい、進める場所が書き込んであるオリジナルデザインのコマなので覚えやすいのがポイント。基本的な将棋のルールから、実戦例、やさしい詰め将棋など、分かりやすい解説書と、より将棋に強くなるためのスキルアップブック付きで、どんどん上達して飽きずに遊べます。折りたたみ式の駒の収納ケースが駒台になるので、持ち運びにも便利。
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カタン(60〜90分)
世界のボードゲームの中で2000万個以上の販売数を誇る超大ヒットゲーム。「カタン」を初めて遊ぶ人に向けた追加パッケージが付属した製品なので、ルールを知らない人でも、遊び方を練習しながら覚えることができます。カタンという無人島を舞台に、拠点となる家を建ててそこから島全体を開拓。対戦相手との開拓競争で、 サイコロによって獲得した資源で開拓地を建てていきます。必要な資源が集まらない時は対戦相手と資源の交換を。積極的なコミュニケーションでゲームを有利に進めることができ、会話を通して楽しむことができるのがポイント。相手とのバランスを見ながらゲームを進めていくことは、社会生活に役立ち、交渉力を楽しく学べるゲームとしてもオススメです。プレイ人数:3~4人
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街コロ(~30分)
「街コロ」は、サイコロを振って自分の街を作っていくボードゲーム。自分の街を育てていく、簡単なルールで初心者にもオススメです。自分の街が育っていくと、大量のコインが得られるようになります。他の人のサイコロの出目であれこれできる楽しさと、“大もうけの喜び”が合わさった、シンプルで、奥深いゲームです。プレイ人数:2~4人
★ママパパの口コミ
ボードゲームはおうち時間を楽しくしてくれる!
新型コロナ禍で、なるべく外出せずに家族でおうちで過ごす時間が増えたり、祖父母と過ごす時などに、ボードゲームは取り入れやすいもの。テレビゲームもいいですが、老若男女問わず、相手の顔を見ながらコミュニケーションできるボードゲームは、子どもの成長にも役立つはずです。
文・構成/HugKum編集部