子どもたちに人気のぬいぐるみは?大切なぬいぐるみのお手入れ方法や収納術も!

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子どもたちに人気のぬいぐるみは?

ふわふわした手触りと、愛くるしい表情に癒される「ぬいぐるみ」。子どものいるご家庭なら、一つは置いてあるのではないでしょうか。HugKumでは、134人のパパママに、「子どもが大切にしているぬいぐるみ」のアンケートを実施しました。子どもたちが大切にしているぬいぐるみをご紹介します。

子どもが大切にしているぬいぐるみ

キャラクターものが約8割を占めるなか、もっとも多かったのは「ウサギ」という回答です。定番の「くまのプーさん」と、「すみっコぐらし」も大人気。子どもたちはなぜ、そのぬいぐるみを大切にしているのでしょうか?理由を分析しました。

ウサギ

丸くてコロンとした見た目が可愛い「ウサギ」のぬいぐるみ。子どもが大切にしている理由は、「可愛い」「プレゼントされた」「小さな頃から一緒にいた」という回答が目立ちました。

「小さい時からあるので大切にしてくれています」(30代・山口県・子ども2人)
「おばあちゃんにもらった。一緒に寝ている」(30代・広島県・子ども2人)

くまのプーさん

ディズニーの人気キャラクター「くまのプーさん」は、「親が購入した」「プレゼントされた」「触り心地がいい」という回答が。プーさんの優しげな表情が、子どもに安心感を与えるのかもしれません。

「一般に寝ている。友達のようなもの」(30代・愛知県・子ども1人)
「私が好きで、ふわふわなものをディズニーランドで買ったのですが、触り心地が良かったらしく、寝る時にも抱っこしてるくらい」(30代・東京都・子ども2人)

スヌーピー

パパママ世代にもファンが多いスヌーピー。「サンタクロースにもらった」「触り心地がいい」「一緒に寝ている」という声が多く寄せられました。

「サンタさんからのプレゼントだから」(40代・広島県・子ども1人)
「大小2つのスヌーピーをいつも持ち歩き、一緒に寝ています」(30代・愛知県・子ども2人)

すみっコぐらし

男女ともに人気のある「すみっコぐらし」。好きなキャラクターのぬいぐるみは、子どもも大切にしたくなるようです。

「5歳になって大好きになった。初めてのぬいぐるみだったので、今でも抱きしめて匂いをかぐ」 (40代・広島県・子ども1人)
「今一番好きなキャラクターで、姉妹でごっこ遊びをする際に使ったり、夜は一緒に寝ている」(30代・神奈川県・子ども3人)

メルちゃん

未就園児~小学生まで、幅広く支持されている「メルちゃん」。「これから産まれてくる赤ちゃんに見立てて、お世話している」「妹のようだから」という声が。抱っこひもやベビーカーなどのお世話グッズが豊富で、遊びやすいのも理由のひとつかもしれません。

「もうすぐ私が出産予定なので、赤ちゃんに見立ててお世話しているみたいです。」 (20代・長崎県・子ども2人)

リラックマ

子どもだけでなく、ママ自身も好き!という人が多い「リラックマ」。子どもが大切にしている理由は、「わからない」「ずっと一緒にいるから」という人も。

「就寝時に抱いていると落ち着くから」(20代・千葉県・子ども4人)

鬼滅の刃 炭治郎

社会現象化しているアニメ「鬼滅の刃」は、「炭治郎が好きだから」という回答が寄せられました。炭治郎は鬼滅の刃を観たことがない小さい子でも、名前をよく口にするほど大人気!!

「アニメの炭治郎が好きだから」(30代・千葉県・子ども3人)

ぬいぐるみによっては、本物の子犬のように可愛らしい「犬」。「ペット代わりに可愛がっている」という理由のほか、「飼っていた犬に似ている」「家族にもらった」という意見も。

「ペットの代わり」(30代・埼玉県・子ども1人)
「以前飼っていた犬に似てるから」 (40代・三重県・子ども2人)

アンパンマン

1歳~3歳頃の子どものヒーロー、アンパンマンは、「好きだから」「可愛い」と言わずと知れた人気者!

「好きなキャラクターだから」(30代・長野県・子ども2人)

キティちゃん

サンリオの「キティちゃん」は、「好きだから」「可愛い」と定番の人気キャラクター。

「キャラクターが好き。大きさがちょうど良い」(40代・千葉県・子ども1人)
「可愛い自分の子どものようにしてる」(30代・三重県・子ども2人)

イーブイ

アニメ「ポケットモンスター」のなかでも、可愛らしい見た目が特徴的な「イーブイ」。「子どもが自分で選んで購入した」という回答から、好きな気持ちが伺えます。

「アニメで大好きになり、初めて自分で選んだから」(30代・青森県・子ども2人)

クラフトホリック

「クラフトホリック」は、うさぎやくまをモチーフにした癒し系のキャラクターです。

「抱き心地がいいから」(30代・埼玉県・子ども5人)

ジェラトーニ

ディズニー「ダッフィーアンドフレンズ」の仲間である「ジェラトーニ」。「ふわふわして可愛いから」という理由で、子どもが大切にしているようです。

「ふわふわで可愛く猫が好きなので」(30代・長崎県・子ども1人)

シュタイフのテディベア

ドイツのテディベアメーカー、シュタイフ社のぬいぐるみ。「初めてのお誕生日にもらった」という回答も。

「初めての誕生日に貰ったものだから」(30代・奈良県・子ども2人)

バズ・ライトイヤー

映画「トイ・ストーリー」で人気のキャラクター「バズ」。購入したのは、「子どもが好きだから」という理由のようです。

「キャラクターが好き。ディズニーランドで購入したから」(30代・千葉県・子ども1人)

ワンワン

NHK Eテレ「いないいないばあっ!」のキャラクター「ワンワン」。0歳~2歳でハマる子どもが多い印象です。

「好きなキャラクターだから」(30代・岐阜県・子ども2人)

アンケート結果から、「好きだから」とう理由のほか、「もともと家にあったぬいぐるみが、いつの間にかお気に入りになっていた」というケースが多いとわかりました。ぬいぐるみは子どもにとって、家族のような存在なのかもしれません。

大切なぬいぐるみのお手入れ・洗い方

子どもが持ち歩いたり、一緒に眠っているぬいぐるみには、皮脂や唾液が菌となって溜まる一方なのだそうです…。親としては、忙しくてもこまめに洗って、子どもをばい菌から守ってあげたいですよね。ここでは、ぬいぐるみの洗い方をご紹介します。

※お洗濯前にはかならず、「手洗い可」「洗濯機洗い可」のマークがついているか確認しましょう。表示がないものは、色落ちや型くずれのおそれがあります。装飾品や、取れかけのボタン・目は、外してからお洗濯してください。

手洗いで洗う

ぬいぐるみは非常にデリケート。筆者はこれまで洗濯機で洗っていましたが、本来は、手洗いが理想的なのだそうです。今回改めて、衣類用中性洗剤のメーカーサイトを参考に、息子が大切にしている「くまのぬいぐるみ」を手洗いをしてみました。その手順がこちらです。

  1. 「手洗い可」マークがついているか確認する
  2. 桶にぬるま湯をはり、おしゃれ着用洗剤を少量入れる(水2Lに対し5mlほど)
  3. 全体的に押し洗いをする
  4. 水を2~3回替えて、泡が出なくなるまですすぐ
  5. ぬいぐるみをバスタオルで包み、水気をとる
  6. 洗濯機の「脱水モード」で1分間脱水する
  7. ブラッシングをする
  8. 洗濯ネットに入れて干す(型崩れを防ぐため)

洗濯洗剤は「アクロン」を使用しました。脱水後、丁寧にブラッシングしたおかげか、洗濯機で洗ったときよりも格段にふわっと仕上がりました。

参考サイト:LION

洗濯機で洗う

一方で、筆者の周囲には「洗濯機派」のママもいます。。忙しい日常のなか、毎回手洗いするのは大変…という声も聞かれました。洗濯機で洗う際の手順はこちらです。

  1. 「洗濯機可」マークがついているか確認する
  2. ぬいぐるみを洗濯ネットに入れ、「ドライモード」で洗う
  3. ブラッシングをする
  4. 洗濯ネットに入れて干す

なお、ドラム式洗濯乾燥機で乾燥するのは、ぬいぐるみが傷む原因になるため控えましょう。

参考サイト:LION

洗えないぬいぐるみのお手入れの方法

そもそも洗濯マークが記載されていなかったり、「水洗い不可」のぬいぐるみもあります。そのようなぬいぐるみでも、汚れを取り除く方法があります。

  1. ぬいぐるみを布団たたき等でたたき、ほこりを取り除く
  2. ブラッシングをする
  3. おしゃれ着用洗剤をうすめた水にタオルを浸し、かたく絞る
  4. タオルでぬいぐるみを拭く
  5. 綺麗なタオルで洗剤の成分を拭き取るのを2~3回繰り返す
  6. 洗濯ネットに入れて干す

洗剤が残らないよう、丁寧に拭くようにしてください。

数が増えたぬいぐるみをスッキリ収納するには?

どんどん増えていくぬいぐるみ。大きさもさまざまで、収納方法に悩みますよね。ここでは、ぬいぐるみの収納方法をご紹介します。

棚やハンモックを活用!「見せる収納」

「棚に並べる」というオーソドックスな収納のほか、「ハンモック」を活用する方法もあります。ハンモックは、高い位置に取りつければ、場所をとらないのがメリットです。ぬいぐるみを無造作に置くだけで、お部屋がすっきりします。Amazonや楽天で手軽に手に入るので、「ぬいぐるみが増えすぎて困っている…」という方におすすめです。

カゴや布製バッグで…「隠す収納」

筆者の場合は、布製のランドリーバッグに入れ、リビングに置いています。ぬいぐるみの数がそこまで多くない…というのも理由のひとつです。息子たちは、突然思いついたかのようにぬいぐるみを取り出し、ごっこ遊びを始めます。

不要になったぬいぐるみの処分方法

子どもとの思い出が詰まったぬいぐるみ。引っ越しや断捨離などを機に、どうしても処分しなければならないときが来ると思います。ぬいぐるみの処分には、どのような方法があるのでしょうか?

ぬいぐるみの捨て方

もっとも手軽なのは、家庭ごみとして捨てる方法です。捨てる前には、ぬいぐるみに「ありがとう」とお礼を伝えます。周囲の人を不快にさせないためにも、布などでくるんでからごみ袋に入れましょう。

寄付や買取に出す方法も

捨てることに抵抗を感じるパパママも多いと思います。そんなときには、神社での供養や寄付、買取サービスを利用する手もあります。

  • 神社で供養してもらう
  • 保育園や幼稚園、児童養護施設へ寄付する
  • 発展途上国の子どもたちへ寄付する
  • リサイクルショップやメルカリで売る

神社によっては、3,000円~5,000円程度でぬいぐるみ供養を行っています。保育園や養護施設へ寄付することも可能です(事前に寄付の可否を問い合わせるようにしましょう)。

国際社会支援推進会「ワールドギフト」
不用品宅配回収「エコ・トレーディング」

上記のようなサイトを通し、海外の貧困世帯の子どもたちに贈ることもできます。

ぬいぐるみとの思い出が詰まったエピソード集

アンケート内で「ぬいぐるみとの思い出」を聞いたところ、たくさんのエピソードが集まりました。その一部をご紹介します。

バザーで見つけたぬいぐるみを家族に

3人のお子さんをもつママからのエピソードです。バザーで売っているぬいぐるみが「小さくて不安そうに見えた」というお子さん。普段からお世話好きなお子さんなのでしょうか。感性の豊かさに驚かされます。

「バザーでたくさんのぬいぐるみの中で1番小さく不安そうに見えたそうで、家族にしたいと思ったそうです。」(30代・北海道・子ども3人)

『だいじ』という言葉を覚えてくれた

ぬいぐるみ遊びは、子どもの母性を育むとも言われています。こちらのエピソードに登場するお子さんは、なんと「しまじろう」のぬいぐるみで、初めて「だいじ」という言葉を覚えたのだそうです。

「しまじろうのぬいぐるみを抱っこしながら、『だいじ、だいじ』と初めて言えたこと。」(30代・埼玉県・子ども2人)

旅行中の写真がぬいぐるみのショットばかりに

つい笑ってしまうような、微笑ましいエピソードもあります。こちらのお子さんは、旅行先で「コキンちゃん」の写真を何枚も撮影していたのだそうです。ぬいぐるみを買ってもらったのが、よほど嬉しかったのでしょうか。

「コキンちゃんを購入した旅行中、デジカメを奪ってコキンちゃんだけのショットを山ほど撮影していた。 観光地でコキンちゃんだけのショットが多くてびっくりした。」(40代・広島県・子ども1人)

ぬいぐるみに会いたいと泣き出す

出先でぬいぐるみを思い出し、泣き出してしまったお子さんも。子どもの世界観は独特です。こちらのお子さんも、ふとした拍子に、ぬいぐるみの顔が思い浮かんだかもしれません。

「ディズニーランドへ行ったが、そのぬいぐるみに会いたくなって、早く帰りたいと泣き出した」(30代・埼玉県・子ども1人)

現実世界と区別がつかなくて…

「寝る前に全員そろっているか点呼する」という、なんとも可愛らしいエピソードです。子どもの脳はまだ、現実世界とファンタジーの世界を完全には区別できないと言われています。絵本や映画の世界と、現実を行き来しながら生きている…という説もあります。こちらのお子さんも、「ぬいぐるみがテレビの世界へ行ってしまった」と不安になったのかもしれませんね。

「トイストーリー3のCMを見ただけで泣き出した。 寝る前に全員揃っているか点呼する。見つからないと泣きながら家中を捜索する。」(40代・山口県・子ども3人)

ぬいぐるみは子どもにとって家族のような存在

今回は、アンケート結果をもとに、さまざまな視点から「ぬいぐるみ」についてご紹介しました。わが家にも4歳と2歳の息子がいますが、二人とも決して「ぬいぐるみ大好き」というタイプではありません。それでも、一人ひとつずつ、大切にしているぬいぐるみがあります。自分から欲しがったのではなく、赤ちゃんの頃に親が購入したものです。数年の時を経て、徐々に「お気に入り」となりました。今では、なくてはならない存在となっています。

文・構成/下谷内由希菜

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