おうちでお手軽にアートに親しめる「子ども向けのアートの本」をご紹介します！描いたり作ったりできるものや楽しく名画に親しめるものなど、大人も夢中になってしまいそうな本ばかりです。おうち時間での読書用の本選びに、ぜひ参考にしてみてくださいね。
描いたり作ったりして楽しめるアート本
【1】 『おえかき美術館』
額縁の中に自由に絵を描いたり、付属のシールや写真を貼って本を完成させるお絵描きブック。
いろいろな額縁やギャラリーの中で絵が描けて、完成した作品は広げて楽しむこともできます。
ケース入りなので、お絵描き好きの子どもへのプレゼントにもぴったり！
【2】 『アートであそぼ おえかきレッスン』
落書き気分で楽しみながら、本格的なアートを体験できる書き込み式のワークブック。
描く、塗る、切り取るなどの要素が満載で、形や線、影の描き方などの美術の基本的な技法も楽しく学べます。
モナリザにいたずら描きしたり、ピカソみたいなお面をつくったり…。
お絵描きや工作が好きな子どもなら熱中すること間違いなしです！
【3】 『だれでもアーティスト』
「ラスコーの壁画」「北斎の版画」「ゴッホの星月夜」などの時代もスタイルもさまざまなアートの作品の概要や背景、技法などを紹介しながら、その作品をまねて、版画やコラージュ、モザイクを作成してみよう！という楽しいアート本です。
作品を鑑賞する「作品コーナー」と、創作に挑戦する「挑戦コーナー」があり、写真付きで創作過程を紹介。
子どもたちが実際に作れる方法が紹介されているので、夏休みの自由研究にも活躍しそうです！
【4】 『木をかこう』
イタリアの世界的アーティストで、子どもの絵本や造形教育にも深く関わったブルーノ・ムナーリによる木の描き方の本です。
木の描き方の基本やそのバリエーション、展開方法などを分かりやすい言葉で解説。
子どもの観察眼を養って、大人にも新しい発見を与えてくれそうな一冊。
読んでいるとさまざまな木を描いてみたくなります。
子どもが名画に親しめるアート本
【1】 『ピカソの絵本―あっちむいてホイッ!』
「名画は、遊んでくれる」というキャッチコピーで刊行されている、ロングセラーの画集絵本「小学館あーとぶっく」シリーズ。
ピカソやモネ、マティス、葛飾北斎など、さまざまな著名画家の本があります。
それぞれ遊びながら楽しめて、絵の時代背景や込められた想いなどの説明もされていて、子どもが初めて出会うアート本として最適です。
【2】 『名画ここどこ』
名画の見どころや、おもしろい部分を抜きだし、それが絵画全体のどこにあたるのかを探す仕組みになっている「名画ここどこ」。
「アート」「遊び」「知育」の3つの要素がひとつになった人気のシリーズです。
遊びながら名画に親しめ、親子でのコミュニケーションも図れます。
【3】 『うつくしい絵』
絵本作家で児童問題研究家、工学博士としても活躍し、子供向けに幅広いジャンルの本を著したかこさとしさんの美術絵本。
ゴッホやピカソなどの著名画家の絵をとりあげ、それぞれの美しさや作者の人間性などをていねいに紹介。
絵の見方や描く心をやさしく教えてくれます。
【4】 『小学生のための「世界の名画」がわかる本』
誰もが知っているような日本や世界の名画とそのエピソードや見どころ、画家の生涯までを簡潔にまとめた一冊。
絵画を楽しむ入門書として大人にも役立ちます。
名画が見られる、「国内美術館情報」も掲載されています。
【5】 『うごく浮世絵！？』
日本が誇るアート「浮世絵」を、動く絵画として構成し、遊びながら楽しんでしまおうという本です。
マジックフィルムをのせることで、北斎や写楽などが生き生きと動き出すので、子どもたちはびっくりすること間違いなし。
日本語と英語のテキストで構成されているので、英語の勉強にも！
【6】 『こどもと絵で話そう ミッフィーとフェルメールさん』
ミッフィーと一緒にオランダの画家フェルメールの名画を楽しめる一冊。
実際の作品をミッフィーやお父さんと一緒に鑑賞していくスタイルで、「なぜ？」「どうして？」というミッフィーの疑問や、それに答えるお父さんの言葉も素敵で、親子で美術鑑賞を楽しむ際の参考になりそうです。
おわりに
情操教育のためにも、子どもの頃からアートに親しませてあげたい…と思いつつ、子連れで美術館に行くのは意外とハードルが高いですよね。気軽にアートに親しめる子供向けの本は、はここに紹介した以外にもいろいろあります。おうちで気軽にアートを楽しめるので、ぜひ役立ててみてください！
文・構成／HugKum編集部
