【松ぼっくりやどんぐり】ってどうやって保管してる?
公園で子どもと遊んでいてきれいな松ぼっくりやどんぐりを見つけると、つい拾って帰ってしまいますよね。子どもが拾ってきて、いつのにか家にあったという経験のあるママや、学校の工作で使うために、絶賛集め中!というママも多いはずです。かわいらしいビジュアルは、季節感のあるインテリアにもなります。これからの季節は、クリスマスのリース作りに活用してもいいですね。
そんな松ぼっくりやどんぐりですが、そのまま置きっぱなしにしていませんか? そうすると、なんと虫が湧いてしまうことも! それを防ぐには、どのように保管しておけばよいのでしょうか。
一見、虫なんていなそうだけど…。それでも、虫が湧くの?
持って帰ってきた松ぼっくりやどんぐりをまじまじと見ても、小さな枯れ葉がついているくらいで虫なんて見つからない!と、そのまま放置しておくことも多々あります。ただ、中に卵が産みつけてられている可能性を忘れてはいけません。そのまま引き出しにしまい込んだりしていると、少ししてから虫がニョロニョロ…なんてことも。ビニール袋に入れておいても、虫がビニールを破って出てくる場合もあるんです。…ヒャア!
手取り早い虫退治には、「冷凍」がおすすめ
「松ぼっくりやどんぐりに虫が湧く」という事実を、筆者は先日、学校の先生から初めて聞きました。「そ、そうなんだ…」と今までの無知を悔やみました(笑)。そこで、今回学校の工作用に拾ってきた松ぼっくりとどんぐりは、きちんと虫退治することを心に決めたのです。
虫退治に効果的なのは、「冷凍」か「煮沸」をすることです。我が家では、一番手っ取り早くできる「冷凍」を選びました。やり方は、水で洗って枯れ葉や泥汚れを落としたあとタオルドライし、タッパーやジッパー袋など密閉できるものに入れて、1週間ほど冷凍しておくだけ。解凍すると水が出てくるので、ベランダなどに出して風通しのいい日陰で、十分に乾かしましょう。直射日光があたる場所だと急激に乾燥し、割れてしまう場合があります。
グツグツと「煮沸」すれば、即虫退治ができる!
拾ってきて、すぐに遊びたい!すぐに飾りたい!となる場合もあります。そういった場合は、煮沸で虫退治をしてしまいましょう。水をはった鍋に松ぼっくりやどんぐりを入れて、火にかけます。グツグツと沸騰してから5分くらい煮たら、虫退治完了! できれば100均などで「料理に使わない用」お鍋を用意しておくといいかもしれません。煮た後は冷凍の場合と同じく、日陰干しをして十分に乾燥させましょう。レンジを使って熱処理する方法もありますが、爆発しやすいので、あまりオススメできません。
手軽な「冷凍」か、即退治の「煮沸」か。どちらかの方法で、松ぼっくりとどんぐりの中に潜む虫の卵を撃退しましょう。一つ注意したいのは、松ぼっくりは水を含むとカサが閉じてしまう特徴があります。でも「松ぼっくりがしおれちゃった…」とガッカリしないでください。しっかり乾燥させることで、またカサが開いて元どおりになります。早く乾燥させたい場合は、お菓子などに入っている乾燥剤(あの「食べられません」と書いてあるやつですね!)と一緒に保管しておくのもアリだそうです。
文/aica