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カメラ初心者のママパパがデジカメを選ぶときのポイント
せっかくカメラを購入したのに、初心者には操作が難しく感じてしまい使いこなせないということも…。まずは、DIMEライター・ゴン川野さんにカメラ初心者がデジカメを選ぶときのポイントをうかがいました。

初心者はずばり!コンパクトデジカメを選ぶべし
レンズ交換のできる一眼レフやミラーレスは万能でスペックも高性能ですが、意外とかさばるので結局使わなくなってしまうということが多いようです。初心者は、ずばり!コンパクトデジカメから選ぶのがおすすめです。
スマホとデジカメの違いは望遠と背景のボケ具合
実は画質に関しては、SNSに投稿したりアルバムを作るなどの用途では、スマホとデジカメの差はあまり差が出ません。望遠が必要なシチュエーションがある、背景をぼかしたい、または高速連写、暗い所で撮りたい時などデジカメは実力を発揮します。
お店の人にどんどん質問しよう
カメラを購入する時に不安なことがあれば、お店の人に、どこで何を撮りたいかを具体的に伝えてアドバイスをもらうと安心です。
子どもが生まれてから初めて購入するときにおすすめのデジカメ
子どもが生まれてから、デジカメを購入するという人も多いですよね。せっかくなら、長く使えるいいカメラを買っておきたいところ。いましか見れない、子どもの表情がきれいに撮影できるカメラを教えてもらいました。
SONY「RX100VII」
SONY新開発のイメージセンサーが実現するスピード性能で、撮りたい瞬間を逃さない。動画撮影も高画質で保存できるので、これ一台あれば子どもの成長記録をしっかり残すことができます。
1秒間に60回ピントをチェックすることで、高い精度でピントが合う。AIを使ってピント合わせが難しい場面のピントも正確に合います。リアルタイム瞳AFで赤ちゃんの目にピントが合います。焦点距離は24mmから200mm相当でスマホに苦手な望遠でも撮れます。センサーが1型と大きいので画像もキレイです。EVF(電子ビューファインダー)搭載で望遠撮影時もブレにくいですね。
FUJIFILM「X-E4」
フィルムカメラのようなクラシカルな見た目がおしゃれな、ミラーレス一眼カメラ。標準単焦点レンズ「フジノンレンズ XF27mm R WR」と組み合わせても約448gと軽量で気軽に本格的に撮影を楽しめるのが魅力的な一台。
小型軽量なミラーレスで、APS-Cサイズセンサーなので高画質で、背景のボケもキレイです。チルトモニターで自撮り対応。レンズ交換式カメラなので、将来、必要に応じて交換レンズを加えれば、運動会や発表会などにも対応できます。別売りのレンズは、“XF18-55mmF2.8-4 R LM OIS”がおすすめです。

お出かけや旅行に気軽に持ち歩けるおすすめのデジカメ
子どもと一緒にお出かけすると、どうしても荷物が多くなりがち。カメラが大きくてかさばると、持ち歩くのが大変で結局スマホで撮影してしまうなんてことも。そこで、コンパクトでスマホのカメラよりも高機能なおすすめのカメラを教えてもらいました。
RICOH「GR IIIx」
GRの魅力はなんといっても、スマホよりも人の目に近い自然な遠近感で撮影できること。電源を入れてすぐにシャッターを押せるのも◎。これまでにない新しい画角でのスナップ表現が楽しくて、カメラを持ち歩きたくなります。
高画質なAPS-Cサイズセンサーを搭載して重さ262gと小型軽量。ポートレート向きの40mm相当レンズを搭載。スマホのレンズは広角28mmなので、風景と記念撮影はスマホで、人物と料理の接写などはGRと使い分けてもいいですね。
SONY「RX100V」
SONYで人気のデジカメ、プレミアムコンパクトRX100シリーズの第5世代モデル「DSC-RX100M5」が進化したモデル。わかりやすく進化したモニター表示とメニュー画面で、操作しやすくなっています。
開放絞り値F1.8の明るいズームレンズを搭載してボケがキレイ連写は1秒間に24枚と高速。重さ約299gと軽く、センサーは1型と大きく、スマホより高画質です。ズームは24mmから70mm相当です。
幼稚園や学校行事で子どもの姿をしっかり撮影できるデジカメ
行事に参加するときは、離れている場所から動いている子どもを撮影することが多いですよね。そこで、遠くから動いている人物をきれいに撮影できるおすすめのカメラを教えてもらいました。
Canon「PowerShot SX740 HS」
高性能レンズを採用したデジカメで、被写体の細部まで鮮明に描きだしてくれます。プログレッシブファインズームを使えば、約80倍までキレイな解像感のまま撮影できるというから驚き!
広角24mmから超望遠960mmまで幅広く撮影できます。小型軽量なのでかさばらず携帯できるのも◎。40倍ズームでは最軽量クラスのデジカメです。
Panasonic「LUMIX DC-FZ85」
撮影中にシャドウとハイライトを調整できるので、室内や晴れた日の屋外での撮影も安心。しっかり握りやすい形をしているので、安定感があり手ブレを防ぐことができます。
広角20mmから超望遠1200mmまで撮れます。EVF(電子ビューファインダー)搭載で望遠撮影が楽にできます。1秒間に30枚の連写でシャッターチャンスを逃がしません。コスパもいいデジカメです。
子育て中のファミリー向けにおすすめのカメラ
ここまでは、高画質・高機能のデジカメを紹介してきましたが最後に家族でカメラを使って楽しめるような、変わり種の1台も教えてもらいました。
FUJIFILM「instax mini Evo」
撮影した写真をその場ですぐにプリントできる、インスタントカメラがここまで進化した!見た目が、とってもおしゃれ♡その場で写真をプレゼントしたり、いろいろな楽しみ方ができるカメラですね♪
チェキの最上位モデル。カードサイズにプリントできます。スマホで撮った画像もワイヤレスでプリントできます。10×10種類のエフェクトで100種類の効果が楽しめます。約285gと軽量です。
用途に合わせてデジカメを選んでみよう!
今回は『DIME』でも活躍中のデジカメライター・ゴン川野さんにおすすめのカメラを教えてもらいました。カメラは機能に合わせて金額も高くなるので、慎重に選びたいところ…ですが、種類が多すぎて何を選べば良いのかわからなくなってしまいますよね。そんなときは、ぜひ今回紹介したカメラの特徴を参考に自分が求めているデジカメを選んでみてくださいね。


教えてくれたのは…

ゴン川野
小学生で押し入れ暗室にてモノクロ写真を引き伸ばす。高校生でカラーフィルムの現像とプリントを学ぶ。デジカメ黎明期からDIMEでカメラ記事を寄稿。現在は@DIME、価格.comマガジン、家電批評、GetNaviなどにカメラ、オーディオ関係の記事を執筆。
文・構成/やまさきけいこ