スマホにはないカメラの魅力!いま買うならどのカメラ?【子どもの写真どうする問題、プロに聞いてみた!Vol.4】

毎月8枚の無料写真プリントが話題のスマホアプリ「ALBUS」の開発者であり、インスタグラムのフォロワー数が約31,000人に及ぶほど大人気の伊野亘輝さん。

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シャッターチャンスを逃さないように、常にカメラを身近に置いているという伊野さんにスマホとカメラの違いや子育てママやパパにおすすめのカメラを教えてもらいました!

スマホとカメラの違いとは?

子どもが生まれたことをきっかけに、カメラの購入を検討するというご家庭が多いと思います。スマホでもきれいに撮影できるけれど、カメラで撮影したときの画像と比べて大きな違いはあるのでしょうか。

「iPhoneでもじゅうぶんきれいに撮影することはできます。ただ、もう少しきれいに撮りたいという場合はカメラを使えばいいと思います」

写真を拡大したとき、よく見ると髪の毛など被写体の細かい部分の質感やレンズの焦点の合わせ方が変わってきます。実際に画像を見てみましょう。

iPhoneで撮影したものも十分キレイ


iPhoneで撮影したもの。全体が均一に、キレイに撮れています。

デジタルカメラで撮影したものは、より質感を映し出す


デジタルカメラのオート設定で撮影したものがこちらです。

2枚の画像を見比べてみて、いかがでしょうか。どちらもきれいに撮影できていますが、よくみると髪の毛の質感が違うのがわかります。拡大するとその違いの差は大きくなります。

質感の差を生むのはセンサーサイズの違い

この差を生むのは、それぞれに付いているセンサーサイズの違いです。スマホのセンサーは極小さなもの。デジタルカメラは大きなセンサーで撮影するため、細かい部分での質感に差が出るそうです。スクリーン上ではその差はわずかに見えますが、紙にプリントするとはっきりと違いがわかります。

持ち歩きやすいコンパクトカメラがおすすめ!

子どもの成長の記録を撮影をするために購入するなら一眼レフ!というイメージが強いですが、伊野さんが愛用しているのはRICHOから販売されている『GR』というコンパクトデジタルカメラ

突然のシャッターチャンスにも確実に応えてくれる

コンパクトで高画質なだけでなく携帯性、操作性、速写性を兼ね揃えたGR。カメラ好きの間でも人気の高い一台です。連写性はなんと1秒に4コマ! また電源を入れてからの起動もわずか1秒という速さで、瞬間を逃したくない子どもの撮影には、この高速機能がとても有効だそう。

「子どもが生まれる前は一眼レフも使っていたけれど、抱っこしたり荷物を持ったり、持ち歩くのも大変になり、撮りたいと思ったときにカメラをすぐに使えないのでコンパクトカメラに変えました」

GRはレンズキャップの取り外しも不要なので、収納時間も必要なく手間要らずなところも魅力です。

ズームしないのは、撮影した写真をトリミングすればいいから

日常の撮影以外の運動会やイベントのときも、コンパクトカメラかiPhoneを使っているという伊野さん。デジタルズームや望遠機能は使わない。拡大したければ、撮影した写真をプリントするときに切り取ればいいというシンプルな考え方です。

シャッターチャンスを逃さないということが最優先

カメラはすぐ手の届く場所に置く

外出するときはポケットにカメラを入れて持ち歩き、家の中では家族が集まるリビングなど、決まった場所に。すぐ手の届く場所にカメラを置くことで、撮りたいときにシャッターを押せるようにしているそうです。

「子どもの撮影はスピードが勝負。もう一度やって!とお願いしたとしても同じことはやってくれないから」

 

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オート設定でどんなシーンにも対応

デジタルカメラで撮影するとき、いろいろな撮影モードがあって選ぶのに迷ってしまいがち。伊野さんにどのような設定にすればいいのか聞いてみたところ、いつでもすぐに使えるように、そしてどんなシーンでも対応できるよう、基本的にはオート機能でシンプルな設定に固定しているそうです。

カメラとの付き合い方はストレスなく、シンプルに

伊野さんとカメラの付き合い方は、とてもシンプル。センスの良いインスタグラムの写真を見ていると、複雑なカメラ機能を駆使しているのかと思っていましたが、伊野さんとカメラの付き合い方は、とてもシンプルでした。無理なく続けるためにも写真とストレスのない関係はマネしたくなります。過去の連載記事もぜひ、参考にしてみてください!

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教えてくれたのは…

伊野亘輝さん ROLLCAKE株式会社(ALBUS運営事務局)

「レター」や「ALBUS(アルバス)」をリリースし、サービス企画から体験設計、UIデザインまで手がけている。私生活では、今年45歳を迎える3児(7歳の娘、4歳の息子、0歳の息子)のパパ。子育てに参加したいと心がけるイクメンで、毎年夏の1ヶ月は地方に家を借り、リモートワークしながら子供達と一緒に過ごす(これまで長野、秋田、岐阜などに滞在)。写真への造詣も深く、家族写真を中心としたインスタグラムのフォロワー数は約31,000人に及ぶ。

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取材・文/やまさきけいこ

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