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溜まっていく写真データ、どう保存整理したらいい?
子供がいると、ふとした瞬間をとらえたくてシャッターを押し、スマホやデジカメの画像データがどんどん溜まっていきますよね。みなさんはどのように保存していますか?「何年分も溜まってしまって手のつけようがなくて困っている」というパパママも多いのではないでしょうか。また、「今しかないこの瞬間を上手に撮りたい!」という声もたくさん聞きます。
写真のプロ・伊野さん教えて!
そこで、おしゃれでかわいい写真プリントサービスのスマホアプリ「ALBUS」の開発者であり、ご自身も3人のお子さんのパパである伊野 亘輝さんに、写真にまつわるあれこれについてお話を伺います。
第1回目は写真の整理術について。おしゃれでスッキリ、そして家族がいつでも見られるような形にするには、とっておきの秘訣がありました。
無理なく写真整理できる無料プリントアプリ『アルバス』
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コツコツ続けられる!思い出アルバム作りをサポート
伊野さんが開発した「ALBUS」とは、毎月無料で「ましかく」写真プリントができるアプリ。高画質「ましかく」写真プリントを、毎月8枚(※2)ずっと無料で注文可能。毎月少しずつ写真の整理ができ、別売りの専用アルバムを利用すれば、大切な思い出アルバムを自然と作ることができるサービスです。思い出アルバム作りをコツコツと続けられるサービス設計や使いやすいUIデザインが評価され、2018年度グッドデザイン賞を受賞しました。
※2ご友人を招待すると毎月最大15枚まで無料となります。
「見返す機会がなかなかない」
「溜まってしまった家族の写真データをいつでも見れるようにアルバムにして残したい」
「毎月ちょっと整理するだけで簡単に続けられるようなプリントサービスがあればいい」
そんな伊野さんの発想から生まれたとあって、説得力も使い勝手も本当に素晴らしいの一言。
ご自身も「ALBUS」を利用していて、写真が届いたら子供たちと一緒にどのような配置で収めるか決めていくという伊野さんご家族。そこで今回は、伊野さんが実際に行っている写真の整理術について教えてもらいました。
写真の保存場所は、ひとつにまとめよう
スマホだけでなくデジカメで撮影することも多い伊野さんは、プライベートの写真をどのように管理しているのでしょうか。
すべてGoogleフォトで保管、Dropboxで家族と共有
「デジカメのデータはすべてスマホに移行させて、Google フォトで保管しています」そして、奥さんとはDropboxというアプリを使用して、家族写真を共有しているそうです。全ての画像をひとつにまとめて、比較してその中からプリントしたいものを選んでいくという方法を取っているそうです。
スマホの故障に備えてバックアップは必ずしておく
撮影した画像データをスマホもしくはSDカードに入れたままにしておいて、機械の故障などでデータが消えてしまったら大変!そんなことがないように、バックアップをしておくと安心です。バックアップのクラウドサービスはさまざまな種類があります。自分のデジタル環境に合わせて使いやすいものを選んでみるといいですね。
また、撮影シーンによってカメラを使い分けている場合は、データをバラバラにしておくと時系列がわからなくなってしまったり管理するのが大変になってしまいまうので、保存場所を決めてひとまとめにしておくと整理しやすくなります。
プリントする写真は、バランスを考えて選ぼう
データを保存したら、プリントする写真をピックアップしていきます。
顔のアップだけでなく、構図や風景の写真でストーリー性を
「子供のアップの顔ばかり選んでしまうと、同じような写真ばかりになってしまうことがあります。子供の顔が写っていなくても、おもしろいと思う構図や風景の写真も選んでおくとストーリーがみえて思い出に残るようなアルバムができます」
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このときにしかしない行動や、何年か後に、家族で楽しく会話をしながら見返すことができるような写真を選んでおけば、大切な思い出を詰め込んだ素敵なアルバムを作ることができます。プリントする写真を選ぶときに、アルバムに収めたときの全体図を想像しながら考えると、同じような写真ばかり並んでしまうこともなくなりますね。
子供の写真を撮る「コツ」と画像の修正方法はこちら!
おしゃれな家族写真がインスタでも話題の伊野さん。毎月ご自身も「ALBUS」で家族写真をプリントされています。おしゃれでかわいい写真がずらりと並んだアルバム。子供の写真を撮るときのコツや画像の修正方法などを教えてもらいました。
子供の写真は「盗み撮り」が自然でかわいい
「子供の写真を撮るときは、盗み撮りがほとんど」という伊野さん。インスタを見ても、伊野さんが撮る子供たちの写真はポーズを決めたものではなく、日常を切り取ったような自然体なものばかり。家の中にはカメラ置き場があり、すぐに撮れる状態にしていてシャッターチャンスを逃さないようにしているのだそうです。
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撮影するときは、一緒に遊びながらっだたり子供と同じ目線になる。そしてこちらが構えないということも大切。
光と色温度を変えるだけ!おしゃれな写真にたちまち変身
伊野さんが作ったアルバムの写真は、撮影場所も天気も違うのにちゃんと統一感があります。それは、プリントする前に画像を修正しているからなんです。簡単にできる方法を教えてもらいました。
写真の加工・編集ができるLightroom(ライトルーム)というアプリを使って、光と色温度を変えるだけ。そして正方形に切り抜けば、たった30秒でおしゃれな写真のできあがり。
Before
After
選んだ画像の色温度を合わせておけば、アルバムを広げたときに統一感のあるおしゃれな作品にしあがります。そして、アルバスの写真は見た目もかわいい正方形が特徴的ですが、縦、横どちらで撮影した写真も正方形にすることで、向きを統一することができます。
写真の整理は定期的に継続することが大切
たくさん撮った写真を何年か溜めてしまうと手のつけようもなくなってしまいますよね。そうならないように、定期的に継続的にストレスなく写真と向き合うことが大切。
「月に一度、枚数を決めて写真を選出してプリントする」など自分が無理なく継続できる方法で写真を整理しておけば、大切な思い出をきちんと残しておくことができます。
写真を取ったら、一カ所に全ての画像をまとめてバックアップして写真を選出してプリントする。たったこれだけのことを定期的に行うことを習慣にすれば、おしゃれなアルバムができるんです。気がついたときが、はじめどき。ぜひ、みなさんも試してみてくださいね。
<<招待コードを使うと追加で1枚無料!>>
※新規でALBUSを利用するユーザーに限り、翌月のご利用から無料枠が一枚増える(翌月から9枚無料に)招待コードです。
HugKum読者専用ALBUS招待コード:382
教えてくれたのは…
伊野 亘輝さん ROLLCAKE株式会社(ALBUS運営事務局)
「レター」や「ALBUS(アルバス)」をリリースし、サービス企画から体験設計、UIデザインまで手がけている。私生活では、今年45歳を迎える3児(7歳の娘、4歳の息子、0歳の息子)のパパ。子育てに参加したいと心がけるイクメンで、毎年夏の1ヶ月は地方に家を借り、リモートワークしながら子供達と一緒に過ごす(これまで長野、秋田、岐阜などに滞在)。写真への造詣も深く、家族写真を中心としたインスタグラムのフォロワー数は約31,000人に及ぶ。
取材・文/やまさきけいこ