インスタ映えする!おしゃれな写真の撮り方とは?【子どもの写真どうする問題、プロに聞いてみた!Vol.3】

毎月8枚の無料写真プリントが話題のスマホアプリ「ALBUS」の開発者であり、ご自身も3人のお子さんのパパである伊野亘輝さん。伊野さんの家族写真を中心としたインスタグラムのフォロワー数は約31,000人に及ぶほど大人気!

 

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そこで今回は、子供の写真をインスタ映えさせる撮影方法を教えてもらいました!

子供や食べ物、風景をインスタ映えさせる!撮影方法

スマホなどで日常的に撮ることが多いのが、子供の姿や食べ物、旅先での風景。これらをおしゃれに雰囲気のある写真にする(=インスタ映えさせる)には、どのように撮影すればいいのでしょうか?

伊野さんのインスタ画像を取り上げながらその手法を伝授してもらいます。

子供の写真は、一歩下がって場面全体を切り取って撮影する

「子どもを撮影するときに絶対にこうしよう、と意識していることは特別にないです。その場所にいるありのままを撮っているだけ。うしろ姿だっていい、顔が写っていなくてもいい。ただ場面全体を引いて撮ることが多いかもしれないです」
伊野さんの写真を見ると、子どもだけを中心に映している構図が少ないことに気がつきます。少し引いてそのシーン全体を切り取る。そんな感覚で撮影することで、ストーリーも一緒に感じさせる素敵な写真を残すことができます。

シーン全体を入れる

 

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この写真を見ると、お子さんは小さくはじっこに、うしろ姿で写っているだけ。けれど、「あのとき、あの場所でこんなことをしたんだ」というように、思い出がきちんと残されています。

動きのあるシーンをそのまま撮る

 

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「階段を上っているときに、ずっとからだの半分しか見えなかったんです」というこちらの写真も、そのときの出来事をしっかり映し出しています。

子どもの写真を撮るとき顔がしっかり写るようち近寄ってしまいがちですが、ポーズをとった記念写真だけではなく、一歩下がってそのとき起こった場面を切り取るような撮影方法にすることで、ストーリー性のある写真を残すことができます。

簡単にかわいく見える!食べ物の撮影方法

伊野さんのインスタにもよく登場する食べ物の画像。誰でも簡単にかわいく撮影できる方法を教えてもらいました。

いっぱい並べるor集めて撮る

 

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「食べ物を撮影するときは、自然光が差し込んで明るい場所を選びます」。

光が差し込む窓際に桃を持ってきて撮影。小さいものがいっぱい並んだり、お子さんの小さな手が入り込むのもかわいいですね。

真四角、真ん中など水平に撮影する

 

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食べ物を撮影するときは、ま四角、真ん中、床とカメラが水平になるように撮影すると、かわいくておしゃれな写真に。これなら簡単にいますぐマネできそうですね。

風景写真にもストーリー性を出すとおもしろい

風景写真を撮るときには、写るもの全体のバランスを考えてみるといいそうです。ただ美しい風景を撮るのもいいですが、視点を変えて撮ってみることでおもしろい作品に仕上がることも。

ミラーに映り込む遊び心

 

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まんなかにうっすら富士山が見える風景写真。ミラーに自分たちの姿が写りこむことで、ひとあじ違う作品に。

後ろ姿を入れてドラマチックに

 

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美しい夕焼けの風景も子どものうしろ姿がプラスされることで、ぐっとストーリー性のある写真に仕上がります。

ヒストグラムを使った写真の加工で統一感を出そう

保存した画像をそのままインスタに投稿するのではなく、光の調整をすることで掲載した画像に統一感がでます。

以前紹介したこちらの記事、知りたい!スマホやデジカメに溜まった写真をおしゃれに保管する方法【子供の写真どうする問題、プロに聞いてみた!Vol.1】で「写真の加工・編集ができるLightroom(ライトルーム)というアプリを使って、光と色温度を変えるとおしゃれな写真に仕上がる」ということを伊野さんに教えてもらいましたが、そこからすこしだけステップアップ!

「ヒストグラム0〜255のバランス」が成功の秘訣


Lightroomで画像を修正するとき、表示オプションでヒストグラムを表示するを選択します。

すると画面の上部分に山のように波打ったグラフが表示されます。
露光量、コントラスト、シャドウなどを調整すると、ヒストグラムが変化します。

そのときに、「ヒストグラム0~255のバランスを意識する」と簡単に調整できるように。
画像の加工をしていると、だんだんよくわからなくなってきてしまい、やりすぎてしまうことがありますが、ヒストグラムを使うことで感覚をつかみやすくなるので、ぜひ試してみてください。

伊野さんにとってインスタとは『未来の自分が選ぶ記録』

インスタを記録ツールとして使用しているという伊野さん。投稿する画像はどのように選んでいるのかというと、「家族で見返したくなるような写真。つまり、今のぼくではなく未来の自分が見返したいだろうと思う写真を選んでいる」とのこと。
伊野さんが投稿するインスタの写真は、「ALBUS」でプリントするであろう予備軍なのだとか。

 

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また、伊野さんが投稿するコメントに注目していると、コメントが短いことに気がつきます。それはまるで、絵画作品のキャプションのようでセンスが溢れています。

今回、伊野さんに教えてもらった撮影方法や加工方法を試してぜひみなさんもインスタグラムをもっと楽しんでみてください!

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HugKum読者専用ALBUS招待コード:382


教えてくれたのは…

伊野亘輝さん ROLLCAKE株式会社(ALBUS運営事務局)

「レター」や「ALBUS(アルバス)」をリリースし、サービス企画から体験設計、UIデザインまで手がけている。私生活では、今年45歳を迎える3児(7歳の娘、4歳の息子、0歳の息子)のパパ。子育てに参加したいと心がけるイクメンで、毎年夏の1ヶ月は地方に家を借り、リモートワークしながら子供達と一緒に過ごす(これまで長野、秋田、岐阜などに滞在)。写真への造詣も深く、家族写真を中心としたインスタグラムのフォロワー数は約31,000人に及ぶ。

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取材・文/やまさきけいこ

連載の過去記事はこちら

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