グルメ自販機がすごい!
こんなグルメな自販機、見たこと・使ったことありますか?
うどん・そば
グルメ自販機を代表するのが、うどんやそばの自販機。
自販機の中には、下調理された生麺と具材が入った器がセットされています。
ボタンが押されると、器を高速回転させて湯切り! この高速回転湯切りのおかげで、麺もしっかりほぐれます。
その後に、つゆが注がれて完成。アツアツをお楽しみあれ!
トーストサンド
自販機内には、アルミ包装された調理パンがストック。
ボタンが押されると、ヒーターに滑り落ちて加熱されます。
焼きたてのトーストは、ハムチーズトーストとコーンビーフトーストが定番のようです。
ラーメン
こちらは、できあがりまでのカウントダウン表示にワクワクが止まらない、ラーメンの自販機!
チャーシューめん(写真)を400円で味わえて、アタリが出たら玉子のオマケが付く自販機もありますよ。
お茶漬け
具やご飯、だしの素が入った器に給湯して提供されるお茶漬け自販機は、完成度の高さに定評あり。鮭の切り身がしっかり入っているので、得した気分になるのだとか!
ハンバーガー
ハンバーガーまで自販機に?!
こちらのハンバーガー自販機には、フィッシュ、エビカツ、チキンカツ、てりやきなどの冷食ハンバーガーがストックされています。
中にはレンジが仕込まれているので、あたたかい状態ですぐに食べられます♪
かき氷
ボタンを押すと、製氷した氷を削ってから、シロップをかけて提供してくれる自販機。
現在稼働しているかき氷自販機は、じつにレアなのだそう! 見つけた際には、イチゴやメロンなど、お好きな味をぜひ試して!
調理機能付き自販機は絶滅の危機?
1967年、新五十円硬貨と新百円硬貨が発行されたことから、サービスエリアやドライブインを中心に爆発的に広まったといわれる自販機。
ここまで紹介してきた加熱or調理が可能なグルメ自販機たちの多くは、70年代に生まれたそうです。
コンビニエンスストアの拡大とともに数は減りましたが、写真のとおり、現在でも昔ながらのグルメ自販機の姿・味を楽しめる場所はいくつか残っています。
どこに行けばあるの?
稼働しているレトロ自販機を見つけるなんて難しいのでは…? なんて不安もよぎりますが、あるところにはあります。
神奈川県相模原市に所在する「中古タイヤ市場 相模原店」には、現役のレトロ自販機がずら〜り!
ここには収集して修理した自販機が設置されており、その数、なんと約100台にも及ぶのだとか。足を運ぶ際は、小銭をたくさん用意して、いろんな種類の自販機を試してみてくださいね。
いろいろな自販機をさがしてみよう!
ここまで、さまざまなグルメ自販機をご紹介してきましたが、気になるものはありましたか?
レトロ自販機をさがしてみよう
写真のレトロな自販機たちは、左から250mL缶自販機、カップヌードル自販機、ガムの自販機、ボンカレーの自販機。
いずれも最近ではレアなレトロ自販機です。見かけたことはありましたか? 使ってみたことは?
自販機には、調理機能付き以外にも色々なタイプが存在しているので、意識して街を探してみてくださいね。
奥が深い自動販売機は、お子さんの自由研究のテーマにもぴったり!
レトロ&ユニークな自販機は、どんなところにどんなものが集まっているのかといった傾向を探ってみると、さらなる発見があるかもしれません。まずは、デザインがユニークなものや、ちょっと意外な商品を扱っているものなど、珍しい自販機を街で探してみましょう!
自販機だけじゃない、ボタンの魅力がぎっしりの1冊
自販機のボタンはもちろん、ありとあらゆるボタンの魅力がぎっしり詰まっているのが、こちらの『押す図鑑 ボタン』。
バスの「とまります」ボタン、エレベーターボタン、トイレのボタン、「東大王」早押しボタン、いいねボタン等々……。そんなものまで?!とびっくりしてしまうような、マニアックなボタンも収録されています。
「ボタンはどうやって作られているのか」といった制作の裏側についても、じっくり詳しくご紹介。ボタンに限らず、「ふだん何気なく使っているものって、どうやって作られているの?」といった、お子さんの知的好奇心を刺激してくれる一冊です。夏休みの自由研究のヒントに、ぜひご家族で読んでみてくださいね。
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文/羽吹理美 構成/HugKum編集部