「仮面ライダーリバイス」仮面ライダー４人が対談！ 劇場版の見どころは？HugKumだけの貴重撮りおろしショット満載♪

メインキャスト４人が大集結した、対談＆貴重ショット！

テレビシリーズとは違う、映画の見どころは？

ーー今日は映画の衣装ということなんですが、テレビシリーズとはまた雰囲気が違ってすごくかっこいいですね。映画はどんな感じでしょうか？

前田さん

「今回の映画の坂本監督は、アクションのイメージが強い方なので、僕たちもアクションが多いのだろうなって楽しみにしていたんです。そうしたらやっぱりアクションの見せ場がすごくて！

みんなそれぞれ頑張ったので、そこは注目して欲しいです」

 

日向さん

「見どころはテーマでもある『家族の話』。テレビシリーズだと僕たちはバラバラになるシーンが多いんですけど…。

でも誰かしらが欠けている五十嵐家が、映画では１つになって敵を倒していく。そんな『仮面ライダー家族』の物語に注目して欲しいです」

井本さん

「テレビシリーズにも出てくる私たちの『悪魔』、私の場合ラブちゃん(ラブコフ)ですが、ちょっと怖い感じになってるんですよ(笑)」

ーー(いつもは可愛い)ラブちゃん、かなり怖いですか？

井本さん

「怖いですよ！  だって台本に蛇女って書いてありましたから。小さなお子さんたちが泣かないかちょっと心配ですけど…。そこも楽しみにしてもらえたらと思います。

あとはアクションもバリバリやってますので、キーワードは『アクション』『悪魔』『家族』。そこを見てほしいですね」

浅倉さん

「テレビシリーズで燃やしたはずのこの衣装をまた着てるってことは、仲間(デッドマンズ)たちが出るのか出ないのか…。その辺、ぜひ楽しみにしていただけたらなあって思います」

４人の仮面ライダー、お気に入りのポイントは？

ーー４人とも仮面ライダーに変身しますが、自分の仮面ライダーの好きなところはどんなところですか？

日向さん

「周りからは仮面ライダーエビルの人気がわりと高いんですけど、僕は仮面ライダーホーリーライブが好きなんですよ。スーツがおしゃれでちょっと忍者っぽいなあって。色も鮮やかなスカイブルーで。お気に入りです。あと羽が生えてて、飛べるところもかっこいいなって」

 

前田さん

「番組の終盤、仮面ライダーの最終フォームっていつも話題になると思うんですけど、今回も強そうなものを作っていただいたんです。『レックス』がモチーフなので、ところどころ恐竜的なものが入っていてかっこいいんですよ。磁力みたいなものを使って、くっついたり離れたりする戦い方なんかもいいんです。

ただ一つ問題があって、リバイとバイスがすごく似ていて、アフレコがしづらいんですよ。後ろ姿で走っていて、リバイだと思って構えていると、振り向いたらバイスだったとか(笑)」

 

日向さん

「後ろ姿がほぼ一緒だよね。違いは尻尾があるか、ないかくらい」

井本さん

「私はポニーテールですね。さくらといえばやっぱりポニーテールかなってのもありますし、それを変身後にも取り入れていて、しかも武器になる！

あとブーツがニーハイみたいになっていて、おしゃれだなって思いますし、色合いも紺とオレンジで目立つし気に入ってます」

日向さん

「最初は靴、ヒールで戦ってたよね？」

井本さん

「そう！  今はアクション用と分かれてるんですけどね」

 

浅倉さん

「アギレラは最初見たとき、『一つ目』だと思ったんですよ。でも顔の真ん中にある目なのかなと思う部分が蜂の針で、顔から飛び出てるって言うデザインなんです。それでよく見ると、その下に目があるんです」

前田さん　日向さん　井本さん

「へえ～！」「今、初めて知った！」

(３人とも初めて知った様子！)

浅倉さん

「それと変身ポーズは、アギレラのヒラヒラしたドレスを彷彿とさせるポーズなので、気に入ってます」

子どもの時になりたかったもの

ーー子どもの頃になりたかったものはなんですか？

前田さん　

「ヒーローになりたかったです。◯◯ライダーとか、◯◯レンジャーになりたいって書いてました。子どもの時一番好きだったのは、仮面ライダーカブトです」

日向さん　

「白バイ隊員になりたかったです。箱根駅伝がすごく好きで、お正月にテレビで見ていて、あれかっこいいなあって。でも今『仮面ライダーリバイス』の中でフェニックスの白いバイクに乗れてるので、ちょっと夢がかなったかな」

井本さん

「小学校でお医者さん、小学校高学年でバレリーナになりたいって思って、中学二年生くらいからは女優になりたいって。夢はずっとありました。

お医者さんは医療ドラマの影響で。大好きなおじいちゃんおばあちゃんをずっと長生きさせたいと思って、京大に行く！って言ってました」

前田さん　

「すごいなあ」

井本さん

「七夕に書いてた、京大に行く！って(笑)

でも小さい時は人見知りですごく泣き虫で、ずっとお母さんの後ろにいるような、全然喋らない子だったんですけど」

ーーー今のしっかりとした姿からは、想像つかないですね！

井本さん

「そうですか？  でも変われたんでしょうね」

浅倉さん

「私はそんなに喋るほうではないんですが、子どもの頃は活発でアイドルになりたいなって思ってました。人前で歌ったり踊ったりするのが好きで。お遊戯会に出たらすごく楽しいなって。人にはなかなか言えなかったですけど」

ーーアギレラの衣装は、ちょっとアイドルっぽいですよね。

浅倉さん

「そうですね。しかもアギレラは役的に立ち位置がアイドルっぽいですし」

仮面ライダーを通して伝えたいこと

 

前田さん

「僕自身、仮面ライダーはじめヒーローに憧れていたことがきっかけで、『仮面ライダーリバイス』に巡りあい、夢を見つけることができました。今まであまり夢みたいなものがなかったんですけど、ヒーローを目指したいって思ったことで俳優という夢を見つけて、今仮面ライダーとして頑張っています。

僕と同じようにお子さんたちにも夢を与えられるよう、『仮面ライダーリバイス』として最後までやっていけたらな、って思います」

日向さん

「『仮面ライダーリバイス』が始まった頃に、番組が終わる１年後には皆さんに成長したなって思われるよう頑張りますって言ったことがあったんです。まだどうなったか自分ではわからないんですけど、少しでも成長した姿を本編でも劇場版でも見て、感じてもらえたら嬉しいです」

井本さん

「子どもの時見たヒーロー番組って一生記憶に残り続けると思うんですが、『仮面ライダーリバイス』を見てくれてるお子さんにとって、その記憶の中に私たちがずっと居続けてくれたらなって思います。

まさか私が小さい頃から見ていたヒーロー番組に出るなんて思ってもいませんでしたし、しかも仮面ライダーになれるなんて本当に思っていなかったです。老若男女問わず『仮面ライダーリバイス』を見て、いいな、かっこいいなって思ってもらえる作品になっていればうれしいです。そしてそれが続いていくといいと思います」

浅倉さん

「仮面ライダーは子どもの夢を作る番組じゃないかなって思います。私も現在進行形で女優として活躍するって言う夢を追い続けているので、『仮面ライダーリバイス』を通してそんな夢を追い続ける自分の姿を見てもらえたらって思います。映画はもちろん、テレビシリーズも終盤ですけど、最後まで走りぬきたいと思いますので是非見てください」

 

撮影／横田紋子　取材・文／苗代みほ