フォロワー89万人!災害対策のプロ「警視庁災害対策課」のツイートに、すぐできる防災アイディアが満載

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9月は防災月間。災害対策のプロフェッショナル集団である「警視庁警備部災害対策課」が発信するtweetには、日頃の備えに役立つノウハウが満載で、そのフォロワーは89万人超え!その情報やアイディアはニュースメディアでとりあげられることもしばしばです。Hugkum編集部目線で厳選した、子育て家族に役立つtweetをご紹介します。

Twitter発信のきっかけは、東日本大震災

「警視庁警備部災害対策課」は、地震や豪雨などの災害が発生した際に警察として必要な対策を実践する部署。災害が発生した時には、迅速な救助活動はもちろん、必要な情報収集や部隊支援活動を行います。そのほかにも、私たち一般市民が防災力を高めるための様々な活動を行っています。

警備部災害対策課が、Twitterを始めたきっかけは2011年3月に起きた「東日本大震災」。当時、インターネットに被災者の不安を煽る沢山の「デマ情報」があふれたことを受け、本当に正しい情報をタイムリーに発信するためにSNSの活用に踏み切ったとのこと。SNSの中でも、拡散力の大きさを見込んでTwitterが選ばれました。

30名ほどの課員が輪番制で交代に発信

発信内容についての取り決めは「災害や防災に関連すること」のみ、だそうで

「災害時に役立つ高密度ポリ袋を使ってホットケーキミックスで1歳の娘のおやつ作りに挑戦」

「妻から『避難所で私の洗濯物をどのように干すの』と言われて「女性用ハンガー掛け」を作った」

など、生活感あふれるほほえましいtweetもしばしば。どんな担当者が発信しているのかと思いきや、30代~50代の30名ほどの課員の方々が輪番制で担当しているそう。

2012年12月から始まった、災害対策のプロが発信する様々な視点の情報は大きな支持を集め、Twitterのフォロワーは現在89万人を超えるまでになっています。

子育てファミリーなら知っておきたいアイディアいろいろ

トイレットペーパーの芯を抜いて防災袋に!

大きく話題になったtweet。目からウロコの活用法ですよね!

食パンの袋は捨てちゃダメ!

これも最近バズりました。こんな使い道があるんですね。もう捨てません!

紙おむつが簡易トイレに

トイトレ終わっても、余っていたら処分はしないでおきましょう!

乾電池は、パッケージ開封したらこう保存

これも防災袋の必需品。包装を開けてそのまま、にしちゃダメなんですねえ

カップラーメンは水でも食べられる状態に

こんな実験もやっている。非常食として用意しているご家庭も多いですよね。暑いときならイケそうです。

使わなくなったランドセルを防災袋に!

新たなランドセル活用法。確かに子どもは背負い慣れてます!

ペットのいる家庭は、知っておきたい

避難所ではペットは屋外に。迷子になった時のためのICチップの装着と避難対策

非常食の代表格・アルファ化米のアレンジ法いろいろ

備蓄している非常食の定番がアルファ化米。キャンプめし感覚でのアレンジアイディア満載です。ローリングストック消費でやってみては?

・サバ缶でちらし寿司

やきとり缶とトマトジュースでチキンライス

・節分の豆を足して豆ごはん

災害対策課のtweetは防災のお守り。防災ヒント集として書籍化もされています

誰でも実践できる防災の対策ヒントが満載のTwitter「警視庁警備部災害対策課」は、もしものときの便利技と今すぐ役に立つ豆知識として書籍化もされています。

2019年前半までのtweetから、「いいね」やリツイート数が上位のものが「防災ヒント110」として掲載されており、Twitterを使い慣れないおじいちゃん、おばあちゃんにプレゼントするのもいいですね。

警視庁災害対策課ツイッター 防災ヒント110

構成/HugKum編集部

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