園長先生に言われた忘れられない言葉!
私が昔、勤めていた保育園に、
その園長先生は、職員や保護者、子どもたちの「良いところ、素敵なところ」をよくお話しされていました。
ある年、私が「節分の会」の担当をすることになりました。
他にも劇の練習をしたり、鬼の衣装を出したり、やることが盛り沢山です。
うっかり子どもたちが投げた玉を「片付ける」段取りを計画に入れ忘れていました。
本番中に……。
急遽、子どもたちと急いで玉を片付けました。
鬼の登場直前だったにもかかわらず、舞台の上でバタバタしてしまいました。
落ち込みながら、行事の片付けをしていた時、園長先生がやってきて、私に言ってくださった一言が今でも忘れられません。
なんと、「褒め言葉」でした!
「普段の保育も忙しいのに、準備も色々とありがとうね。お疲れさ
当日、上手くいかなかったところもあったのに、そこを責めたりせずに
「一生懸命に頑張ったところ」を褒めて、認めてもらえて、とても嬉しかったです。
私は、次の行事の時も「頑張ろう!」という前向きな気持ちになることができました
この言葉をもらってからは、保育士をしている時はもちろんですが、普段の育児でも「認めて褒める」を意識して発言することを心がけるようになりました。
ある日。
小学3年生の長女が、「漢字をたくさん間違えてしまった」としょんぼりして帰宅しました。
ところが、なかなか覚えられなかった〝題〟という漢字は書けています。
そこで、長女の「頑張ったところ」を褒めました。(その後、間違えた漢字を一緒に勉強しました)
「失敗に目を向けるのではなく、出来たこと、頑張ったことを認めて褒める」園長先生から大切なことを学びました。
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