端午の節句、作って遊んで楽しめる、紙コップを使ったこいのぼりを作ってみませんか?この工作は手に持って走ると、尾の風車がカラカラと回りだします。元気に走る子どものように、こいのぼりも元気よく泳ぎだしますよ。
端午の節句に!手作りカラカラこいのぼり工作
棒の作り方
1 折り紙を対角線より少しずらして折り、それを細かく折りながら巻いて棒にする。この棒2本をつなげてセロハンテープで固定する。
2 折り紙の棒の中に竹ひごを差し込み、折り紙の両端を折り曲げ、セロハンテープで固定する。上の先端に丸シール2枚を貼る。
こいのぼりの作り方
3 紙コップを軽くつぶし、ふちを2か所、少し残して切り取った後、ふちの部分を図のように折り曲げる。紙コップの底と側面に折り紙を貼る。
4 折り紙を図のように折ってセロハンテープでとめる。右側の中心をハサミで切る。その後、左側の中心に沿ってストローをセロハンテープで固定する。右側をたがいちがいに折ってプロペラにする。
5 5センチに切った太いストローを3のふちではさみ、ホチキスとセロハンテープで固定する。その後、太いストローに4のストローを差し込み、こいのぼりの尾に見立てる。太いストローから抜けないように、4のストローの先端に2枚の丸シールを貼り合わせる。丸シールで目玉を、折り紙でひれを作る。
6 1の棒にモールを取りつけ、モールに5のこいのぼりの口(カップの底)を丸シールでモールに固定する。
教えてくれたのは
水野政雄
画家・造形作家。1938年、郡上市八幡町に生まれる。1961年、多摩美術大学油絵科卒。長年郡上おどりのポスター原画を手がけ、各地で講演活動なども行っている。1990年、郡上八幡に「心の森ミュージアム遊童館」、1996年、郡上市ひるがの高原「牧歌の里」に「木ぼっくりミュージアム」をオープン。主な著書に『しぜんと あそぼう はっぱ』(小学館)、『紙とあそぼう!』(メイト)など多数。
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