劇場版「ダーウィンが来た!」は癒しと学びが満載!野生動物のリアル子育てや線路に住むタヌキの姿も

NHKの人気番組「ダーウィンが来た!」の取材班が丁寧に撮ってきた日本の生きものたちのスクープ映像や、観ているだけで癒される親子のドラマまで、貴重な映像が満載の『日本列島生きもの超伝説 劇場版ダーウィンが来た!』。親子で観れば大いに盛り上がれそうな1本です。

生きものたちの知られざる子育て事情に感動!

©「日本列島生きもの超伝説 劇場版ダーウィンが来た!」製作・配給 ユナイテッド・シネマ

放送開始から15年を超えるNHKの人気自然番組「ダーウィンが来た!」(毎週日曜の夜7:30~総合テレビで放送中)を、毎週楽しみに観ているファミリーも多いのでは?その劇場版第4弾『日本列島生きもの超伝説 劇場版ダーウィンが来た!』が、2月3日(金)に公開されました。

今回の舞台は、私たちが住む日本列島ですが、まさに目からウロコという感じの内容で、新鮮かつユニークな生きものたちに出会えつつ、日本の風土の豊かさを再確認できる快作となっています。

©「日本列島生きもの超伝説 劇場版ダーウィンが来た!」製作・配給 ユナイテッド・シネマ

さすがは「ダーウィンが来た!」の取材班というクオリティーで、ここぞという絶妙な瞬間を激写した映像が満載。もふもふの癒し系から、ちょっぴりおまぬけな脱力系、こずるい知恵者に俊敏なハンターまで、バラエティーに富んだ生きものたちが登場。隅々まで興味津々の内容となっています。

オスが卵を守る魚や子育てを他人任せにする鳥って!?

©「日本列島生きもの超伝説 劇場版ダーウィンが来た!」製作・配給 ユナイテッド・シネマ

厳しい環境に置かれた野生の生きものたち。最初のほうは、サルやイノシシ、クマなどの赤ちゃんが登場するので、見ているだけで思わずほっこり。とはいえ、子育て中の親たちは日々気を抜けない感じです。

哺乳類だけではなく、鳥や魚、昆虫など、様々な生きものたちの珍しい子育てぶりも紹介されていきます。そのなかで、意外な方法で子どもたちを天敵から守ろうとする親たちの姿や、びっくり仰天の子育て術も披露され、思わず前のめりになって見入ってしまいそう。

©「日本列島生きもの超伝説 劇場版ダーウィンが来た!」製作・配給 ユナイテッド・シネマ

例えば、「オヤニラミ」という魚は、メスではなくオスが卵を守る番人を務めます。オスは卵が孵化するまでがっちりとガードするという点がなんとも頼もしい。敵が来れば、エラを広げて相手を威嚇したり、直接対決をしたりするんです。

また、「ジュウイチ」という鳥は実にこずるくて、自分たちのヒナを、別の鳥「オオルリ」に育ててもらうんです。見てみると、確かにオオルリのヒナに混じって、ジュウイチのヒナの姿が……。

©「日本列島生きもの超伝説 劇場版ダーウィンが来た!」製作・配給 ユナイテッド・シネマ

そこからさらに、ジュウイチのヒナがまさかの暴挙に出たり、少しずつ成長していくなかで「そう来たか!」と感心するような驚きの行動に出ます!

劇中では、このジュウイチをはじめ、いろいろな生きものたちのき抜くための争いが繰り広げられるので、お楽しみに。

都会のタヌキが線路沿いに住む理由とは?

©「日本列島生きもの超伝説 劇場版ダーウィンが来た!」製作・配給 ユナイテッド・シネマ

後半では、都会を生き抜く生きものたちが、その地で得る学習能力の高さにもびっくりさせられます。彼らはきっと日々、いろんなスキルをアップグレードさせているのでしょう。

©「日本列島生きもの超伝説 劇場版ダーウィンが来た!」製作・配給 ユナイテッド・シネマ

例えば、タヌキが線路沿いに住んだり、自動販売機にアマガエルたちが鎮座したりするのには、それぞれ納得の理由がありました。それぞれに発見があり、「なるほど!」と思わず膝を打つ感じです。

また、現在、日本で絶滅の恐れがある野生動物は1400種あまりもあり、その種を守るべく様々な取り組みも行われているとか。まさに生きものは共生しあっているんだなと、しみじみと痛感させられます。

本作では生きものたちの様々なドラマが描かれており、過酷な環境を必死に生き抜く姿を目の当たりにすると、同じ地球に住む仲間として親近感が湧き、思わずエールを送りたくなりそう。大スクリーンで観れば、広大な大自然のロケーションも体感できるので、ぜひ親子で映画館へ足を運んでいただきたいです!

『日本列島生きもの超伝説 劇場版ダーウィンが来た!』は2月3日(金)より全国公開中
監督:久保嶋江実 ナレーター:水瀬いのり 出演:こうちゃん、須貝駿貴(QuizKnock)
声の出演:龍田直樹
公式HP:https://nippon-darwin.com

文/山崎伸子

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