2023年4月20日牡羊座で「金環皆既日食」。西日本では部分日食を楽しめそう!

2023年4月20日は、「牡羊座」での新月。3月22日に続き、2度目の「牡羊座での新月」となります。同じ星座で2回も「新月」が起こることも珍しいのですが、この日は日本からも一部目撃できる「金環皆既日食」の日となります。

そこで今回は、この「金環皆既日食」の豆知識や、12星座の運気に与える影響について、解説してみたいと思います。

「金環皆既日食」と「日食」の違いとは?

「日食」とは、「地球」と「太陽」と「月」が、ほぼ一直線上に並んだ時に、地球から見ると、月が太陽の一部または全部を隠れて見えるという現象のことです。「金環日食」は月が太陽よりも小さく見える時に、太陽がリング状に見える場合の「日食」のことをそう呼びます。

「金環日食」や「皆既日食」は、年に一度くらいの頻度で地球から目撃できますが、毎回、目撃できる国や場所は違います。日本から目撃できるチャンスは、数年に一度ですから、今回の4月20日の「金環皆既日食」は、部分的&短時間に見えるだけだそうですが、とても貴重な機会となるでしょう。

今回の「金環皆既日食」は、日本では、13時半頃~15時頃に、小笠原諸島、伊豆半島、房総半島、南西諸島、近畿南部、九州南部、四国南部で、観測が可能。西オーストラリアや東アジアでは、今回、「皆既日食」の全貌を目撃することができる模様。運が良ければ、皆既日食の始まりと終わりに瞬間的に見える「ダイアモンドリング」という現象も、楽しめるかもしれません。

ちなみに2023年は、10月15日にも天秤座で「金環日食」が起こりますが、こちらは残念ながら、日本からは目撃できない模様。オレゴン州やテキサス州など、米国南西部では見ることができるそうです。

西洋占星術で分析する今回の「金環皆既日食」の影響は?

「日食」が起こる日は、基本的に「新月」の日となります。「新月」は始まりのエネルギーに満ち溢れる日となりますが、「皆既日食」の場合は、さらにそのパワーが強まり、「再誕生」や「新しく生まれ変わる」ような変化を促される場合も多いと言われています。今回は、4月20日前後が誕生日の方、そして「牡羊座」の方々は、新しいことを始めるパワーが湧いてきたり、大きな変化を体験する可能性も高いかもしれません。

また、現在「牡羊座」には、拡大と発展の星「木星」も滞在中。12星座の始まりの星座である「牡羊座」での「新月&皆既日食」ということで、パワフルで勢いのある「新月」となることは、間違いないでしょう。

そして「牡羊座」の守護星である「火星」は、現在「蟹座」に滞在中。活動宮星座にカテゴライズされている、「牡羊座」「蟹座」「天秤座」「山羊座」の皆さんは特に、思い切った変化を起こす意欲やパワーが湧いてくるかも。ただし、勢いがある分、ガマンを続けてきたり、疲れをためてきた人は、20日前後は、感情的になったり、体の不調を感じる可能性も。より良い変化を起こすためにも、衝動的な行動は避けて、じっくり検討しながら前進していきましょう。

西洋占星術では「日食」の影響は、3ヶ月程続くという説もありますので、焦らないことも大切になります。また、今回の「皆既日食」による影響を有効活用するアドバイスも少しご紹介しておきましょう。

【火の星座】

牡羊座→自分で自分に持っている、自己イメージを大きく変えてみると、新たな自分の魅力や才能を発掘していけそう。

★獅子座→理想が高くなり向上心が湧いてきそう。新たな目標を立ててたり、神社参拝などに行ってみるのも吉。

★射手座→恋愛観や、楽しいと思えることが変わってきそう。大胆なイメチェンに挑戦してみるのも◎。

知の星座

牡牛座→直感力が冴えてきそう。瞑想やヒーリング、健康ランド通いなど、自分を癒せることに挑戦してみるのも吉。

乙女座→感受性が豊かになる時期。感動できるようなドラマや映画を見てみると良い刺激をもらえそう。

★山羊座→環境の変化と縁あり。引越や転職、大胆な模様替えに挑戦してみるのも吉。家族との関わり方を良い方向に変えてみるのも◎。

風の星座

双子座→新たに仲間探しを始めてみると、協力しあえる仲間を見つけられそう。新たにSNSやHP解説などを始めてみるのも◎。

天秤座→パートナーを含む人との関わり方を変えてみると人間関係が広がりそう。結婚や結婚生活に対する考え方を変えてみるのも◎。

★水瓶座→コミュニケーションの仕方や、勉強の仕方を変えてみると、大きく成長するきっかけをつかめそう。

水の星座

蟹座→仕事の仕方や、仕事に対するイメージが、ガラリと変化してきそう。重要な役割に抜擢される可能性も。

★蠍座→健康面で良い変化が起こせそう。食生活や生活習慣を見直したり、自分に合う病院やサプリメントを探してみるのも吉。

★魚座→金銭面で大きな変化が。お金の使い方、貯蓄の仕方、稼ぎ方を見直したり、お金に対する意識を変えてみると、収入をUPできそう。

次回、日本で目撃できる「皆既日食」は2035年!

2035年9月2日で起きる「皆既日食」は、東京を含む、本当中心部や北陸地方で目撃することが出来るそうです。日本国内で目撃できる今世紀最大の「皆既日食」として話題となった、2009年7月22日の「皆既日食」から、約26年ぶりとなる本格的な「日食」が目撃できるのも楽しみですが、これはまだまだ先のこと。4月20日に「部分日食」を見ることができる地域の皆さんは、専用メガネなどを用意して、是非、貴重な天体ショーを楽しんでみてください。

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文・構成/華川瑶香(かがわようこ)
ライター、占星術家、ヒーラー。西洋占星術、風水、数秘術、四柱推命、クリスタルヒーリング、スピリチュアルアロマ、ミュージカル他が専門。出版社勤務を経て独立。現在は個人鑑定の他に、夕刊フジなどでの連載、コラム&書籍執筆などで活動中。著書は「誕生日☆事典」(KADOKAWA)他。

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