志望校はどうやって決めたらいいの?子どもへの上手な提案方法が知りたい
子ども本人が行きたい学校が明確ではない場合の親の志望校提案の仕方や、「絶対この学校じゃないとイヤ!」と強い志望校がある子への併願校の提案の仕方など、松島先生に聞きました。
【実際に寄せられたお悩み】
【松島先生のお答え】ある程度親の方針を決めてから、子どもと一緒に検討していくのがおすすめ
親が中学受験をする理由が明確になっていないと、学校選びの方針が決まりません。「なぜ中学受験をするのか」「どういう学校生活を送らせたいか」など、まずは両親でじっくりと話し合いましょう。
その中で「男子校のほうがいいんじゃないか」「中規模の学校がいいかも」「グランドは広いほうがいい」など、具体的な条件が出てきます。ある程度親の方針が決まったら、子どもと一緒に資料などを見ながら検討していくのがよいでしょう。いずれにしても、ご家庭でそういう場を定期的につくるということが大切です。
いくつかの候補が見つかったら、親子で文化祭やオープンスクールなどに行きましょう。方針が決まれば併願校の候補もあがってくるはずです。もし見つからない場合は、塾に条件を伝えて探してもらいましょう。子どもが「ココ以外イヤ!」と言っているケースでも、第一志望校と似ている部分を伝えて連れ出しましょう。いやいや見学に行った学校が第一志望校に変わったという例もあります。入試の一か月前に志望校が変わる場合もあります。そのときになって慌てないように事前に幅広く学校を調べておきましょう