※このマンガはほぺろう2歳頃の出来事を2020年に執筆したものです。
発達検査を受けるも号泣で検査にならず。そして週1の教室へ行くことに
息子ほぺろう(2015年生)は知的障害をあわせ持つ自閉症児。1歳半検診で相談員から『言葉の教室』へ行くことを勧められるも、1人だけ異質。他にも気になる行動はあったけれど信じたくなかった…。
【『言葉の教室』での様子、気になる行動は?>>前話に戻る】
過去漫画を描いていた1歳半~2歳初期。ピークと比べればまだ落ち着いていて(あくまで、ほぺろうの中での比較的。よその子と比べたら全然落ち着いてない)、ほぺろうに気になる行動があったとしても
「発達が遅れてるだけだよね?」
と思っていました。今 振り返ると、1歳半頃のほぺろうはまだ自我が強くなくてボ~~~ッとしてただけ。その後 2歳半過ぎから、ただのイヤイヤ期では片付けられないほどの暴れん坊将軍になる…。
相談員さんに発達検査をすすめられる
2歳2ヶ月の時点で、総合的に実年齢より10ヶ月発達が遅れていた…。
ただ「まだ小さいし、これから急激に伸びることもある」「今日は泣いてたから実力はもっとあるかも」などと言われると、この10ヶ月差が果たしてヤバいのかヤバくないのか、よく分かりませんでした。でもきっと、通常なら検査できないほど終始号泣ってことも無いんだろうな…汗。
週一回の『言葉の教室』は、おそらく月一回の言葉の教室の中でもより療育的な接し方を必要とする子たちが集められたもので、会場も月1とは別のこぢんまりとした部屋に、子ども6~7人に対し先生3~4人という体制。なので「きっと発達が遅れ気味の精鋭たちが集まってるに違いない」と、仲間がいることを期待しましたが、アッサリ打ち砕かれました。
『月一 言葉の教室』の時もそうでしたが、他の子を見てると「一体どこに発達の心配があるの!?」って思っちゃう。
週1の教室に通い出し、そこでかけられたショックな言葉。続きはこちらから
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全てのお子さんの成長を願って
我が家の息子『ほぺろう』は、3歳の時に自閉症と知的障害の診断を受けました。 ブログは、そんなほぺろうの成長を記録することを目的としています。
ここで改めてお伝えしたいことは、
障害の特性は人それぞれ
ということ。
『自閉症』や『知的障害』と診断を受けた方は、世の中に沢山いらっしゃいます。ですが、一口に『自閉症』『知的障害』と言ってもそれは広義で、症状や特性・軽重度は個人によって異なります。
なので、ほぺろうの行動が他の自閉症の方に当てはまるものではありませんし、どこかのお子さんがほぺろうと同じ行動をとっていたとしても、その子に障害があるとは全く限りません。
こちらの連載、及びブログ「ほぺろうの自閉症マンガ」をご覧頂く際は、「ぼさ家のほぺろうの場合は…」
という感じで受け止めてくだされば幸いです。
障害のある・なしに関わらず、人生はそれぞれ誰にとっても特別なものです。
ほぺろうを含め、全てのお子さんのどんな人生も多様性のひとつとして受け入れられる世の中になることを願って…。
このマンガを描いた方は…
田舎在住のボサボサ主婦。家事が苦手で料理は壊滅的。妄想暴走族。
Instagram→@bosabosa_mother
ブログ→「ほぺろうの自閉症マンガ」