模様やヘタで甘いスイカがわかる! デコレーション&スイカ検定で自由研究にも◎【季節のフルーツカット便りvol.4】

こんにちは、フルーツギフトクリエイターのさちこです。
夏の風物詩、スイカ!今回はそんな「スイカ」を使った、おうち時間にぴったりな楽しいレシピをご紹介します。包丁のほかに型抜きも使えるので、小さなお子さんでも安心して親子で楽しめます。
スイカ好きは必見、スイカの選び方や「スイカ二スト」になれる「スイカ検定」も紹介します。

おいしいスイカを選ぼう

スーパーにスイカが並び始めると、「夏が来たな」とワクワクしますよね。でも、子どもがほしがっても、重いし、どれを選べばいいかわからなくて、つい躊躇してしまうこともあるのでは?

そんなときのために、今回はおいしいスイカの選び方をご紹介します。

しま模様がはっきりしている

スイカのしま模様は、くっきりハッキリしているほど甘い証拠! ぼんやりしたしま模様のものよりも、濃い緑と薄い緑のコントラストがしっかりしているものを選んでみてください。

“おしり”が小さいものが◎

スイカの底、つまり“おしり”と呼ばれる丸いへこみの部分が小さくへこんでいるほど、実がギュッと詰まっている証拠。おしりが大きいものは、熟しすぎて水っぽい可能性があるので要注意です。

支えなくても、置いたときに直立するスイカを選んでみてください。

ヘタの周りが“くぼんで”いたら完熟サイン

スイカのヘタ部分が少しへこんでいたり、乾いていたりするのは、木でしっかり熟した証拠。より甘く、ジューシーなスイカに出合える可能性が高まります。

「大きい」「重たい」スイカ=おいしい

同じ品種のスイカが並んでいたら、大きいもの。さらに同じ大きさのスイカが並んでいたら、持ってみて重たく感じる方を選びましょう。中にたっぷり水分が詰まっていて、みずみずしいサインです。帰り道を考えると小さい方を選びたくなりますが、頑張った分だけおいしいスイカが待っています。

スイカは、収穫されたあとに甘くなる「追熟」がほとんど進まないフルーツ。つまり、おうちに持って帰ったあとに置いておいても、どんどん甘くなるわけではないんです。

だからこそ、おいしいうちに早めに食べるのがポイント! 買ったその日や、翌日など、なるべく新しいうちにカットして楽しんでくださいね。

『スイカケーキ』の作り方

おいしそうなスイカを買ってきたら、ぜひスイカケーキを作ってみてください! スイカをスポンジ部分に見立てた、フルーツだけのかわいくヘルシーなケーキです。

準備するもの

  • ・まな板
  • ・ナイフ ※1
    ・野菜やクッキーの抜き型(あれば)

    ・スイカ 1玉(大玉スイカ、小玉スイカどちらでもOK)※2
  • ・お好みのフルーツ 2~3種類 
  • ・お好みのハーブ

  • ※1 このカッティングは普通の包丁でも問題なくできます!
  • ※2 横向きに切った半分カットがあればOK!

作り方

1.スイカを横向きに置いて、半分に切ります。

断面の模様もかわいいのでよーく見てみてください!

2. 断面を下向きにして、半分にカットします。

向きはどの向きでも大丈夫です

3. 最初の断面が見えるように置いて、端から3cm程度の厚さに切ります(ふたつとも)

できるだけまっすぐ包丁をおろすと、厚さが揃います

4. ふたつの半円のスイカを合わせて、6等分に切り分けます

6Pチーズのイメージで切り分けます

4. お気に入りのお皿に移してから、お好みのフルーツをトッピングします

ここでは、パイナップル、ぶどう、型抜きをしたバナナを盛り付けています

5. 最後に、ブルーベリーやハーブを飾ります

規則性があるとスッキリ見えます、が、お子さんが自由に楽しくがいちばんです!

6. お好きなピックなどでデコレーションして、完成!

今回は夏らしい紙傘を飾りました

スイカ検定を受けて「スイカ二スト」になろう

この夏休み、スイカが好きなお子さんにぜひチャレンジしていただきたいのが、日本スイカ協会が実施している「スイカ検定」です! 無料でオンラインで検定を受けることができます。全問クリアすれば、「スイカ二スト」として認定されます。

スイカの知識に自信がある方はもちろん、間違えても解説を読んで何度でもチャレンジできます。検定のクイズ、そしてスイカケーキの写真をまとめて、ぜひ自由研究にしてみてください。

スイカ検定はこちらから

取り組んだ自由研究はコンクールに応募しよう

【10月31日まで】学校に提出した作品も応募できる! 「自由研究コンクール」図鑑部門・自由研究部門・自学ノート部門の3部門で受付中、団体応募もOK《小学館の図鑑NEO×HugKum》
本コンクールは、子どもたちの「好奇心」と「探究心」を育み、自ら学ぶ楽しさを体験してもらうことを目的としています。小学1年生から6年生を対象...

この夏、スイカともっと仲良くなろう!

スイカケーキでおいしく楽しく、スイカ検定でちょっぴりくわしく。今年の夏は、ただ食べるだけじゃない、親子でスイカと仲良くなる時間を過ごしてみませんか?

ふだん何気なく手に取るフルーツも、ちょっと視点を変えるだけで、学びにも、遊びにも、思い出にもなる。スイカはそんな“きっかけ”をくれる、夏のすてきな贈りものです。

「おいしいね」「かわいくできたね」「こんなこと知ってるよ!」スイカを囲んだその会話こそが、きっと夏の宝物になります。

次回は、秋の足音が聞こえてきそうな季節にぴったりな「ぶどう」を使ったアイデアを紹介予定です。どうぞお楽しみに!

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記事監修

さちこ フルーツギフトクリエイター

フルーツギフトクリエイター。
理系大学院を修了後、メカエンジニアに。長男出産後、一度復職したのち、子育てに専念。
その中で出合った「フルーツカッティング」に魅了され、ディプロマを取得。 

現在は東京都世田谷区を拠点に、自宅での少人数レッスンのほか、カフェやマルシェでのワークショップ、ギフト製作・販売などを展開中。大切なひとの笑顔と、日常を彩るフルーツの魅力を伝えています。
三兄弟の母。

特に好きなフルーツは、柿、いちじく。趣味は、キャロットケーキ巡り。

文/さちこ

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