土鍋で一気蒸しの《じゃがいも》→「アレンジで使いまわす」が最強。ぜんぶ試したくなる美味保証の活用術【HugKum時短レシピ隊】

子どもも食べやすく子育て家庭で活躍するじゃがいもですが、火が通るまでに時間がかかるのが悩みです。また、余ったじゃがいもを使い切らないうちに、気づけば芽が出ていた…という経験がある方も多いのではないでしょうか?
そこでご紹介したいのが、土鍋とオーブンシートを使ってじゃがいもを皮ごと蒸す方法と、その後のアレンジ。一度に加熱しておけば、5日ほどかけてさまざまな料理に展開できるので、忙しい家庭でも役立ちます。

土鍋で蒸すじゃがいも

土鍋で蒸す方法は、蒸し器を用意する必要がなく、電子レンジよりも、しっとりと、深みのある味に仕上がるので、ぜひ試してみてください。じゃがいも本来の甘みや香りが引き立ち、ホクホクとした仕上がりになりますよ。

オーブンシートを敷けばじゃがいもの風味が逃げにくく、扱いやすいのも魅力です。

土鍋のほか、ストウブ鍋や無水鍋など保温性の高い鍋でも同じように調理できます。

ここからは、実際の手順を見ていきましょう。

土鍋でじゃがいもを蒸す手順

オーブンシートを敷いた土鍋に、洗ったじゃがいもを並べ、少量の水を加えて蒸し上げます。

・材料

じゃがいも 10~15個程度
塩 小さじ1/2

じゃがいもは中くらいのサイズが扱いやすく、大きい場合は半分に切って使うと火の通りが均一になります。

今回はホクホク感のある男爵と、煮崩れしにくいメークインを半々で使いましたが、お好みに合わせて選んでみてください。

・作り方

【1】土鍋を用意します。

ふたの蒸気穴をふさぐのがポイントです。

蒸気穴は吹きこぼれ防止のためにあります。弱火で少量の水分を使う蒸し調理では、穴を軽くふさぐことで、鍋内に蒸気がとどまりやすくなり、火通りが均一になります。野菜がしっとりと仕上がりますよ。

菜箸を挿したり、野菜の切れ端を使ったりして、ふさぐ工夫をしている人もいますよ。
菜箸を挿したり、野菜の切れ端を使ったりして、ふさぐ工夫をしている人もいます。

【2】じゃがいもは皮ごと調理するので、表面の土や汚れをしっかり洗い流します。芽が出ている場合は、取り除いてください。

【3】鍋底にオーブンシートを広げ、じゃがいもをのせます。上から塩を全体に振りかけます。塩を振ることで余分な水が抜け、ホクホクに仕上がりますよ。

【4】土鍋の底に水が浅くたまる程度(50ml〜100mlが目安)の水を注ぎます。多すぎると煮る状態になり、水っぽくなるので注意します。

【5】土鍋を傷めないよう、最初は弱めの中火にかけて全体を温めます。

沸騰して蒸気がしっかり上がる状態になったら、火加減を調整してください。火が強すぎると水が早く蒸発してしまい、逆に弱すぎると蒸気が上がらず中まで火が通りません。目安は、蒸気がふたのすき間から穏やかに立ち上がる程度です。

8分ほど経ったら、じゃがいもの上下を返しましょう。

【6】弱火でさらに8分加熱し、火を止めます。ふたをしたまま予熱で10分ほど蒸らすと、竹串がすっと通るやわらかさに仕上がります。

蒸したじゃがいもをそのまま楽しむ

土鍋で蒸したじゃがいもは、そのままでも十分おいしいです。ぜひ、味わってみてください。

皮は、指でスルスルとむけます。
皮は、指でスルスルとむけます。

子ども向けには、バターや粉チーズを少し加えると、コクが出ますよ。青のりや、カレー粉をまぶせば風味が変わり、飽きずに楽しめます。塩を控えめにすれば小さな子にも安心ですし、黒こしょうを振れば大人のおかずにもなります。明太子とマヨネーズも、最高の組み合わせです。

お弁当に入れるなら、ひと口サイズに切っておくのがおすすめです。冷めても食感がよく、彩りを添える副菜になります。

蒸したじゃがいもの楽しみ方

蒸したてをそのまま食べたあとは、フライドポテトにして楽しみましょう。外はカリッと、中はホクホクの食感が楽しめます。これは、じゃがいもが冷めてからでも、作ることができます。

さらにマッシュして食べ応えのあるポテトサラダにも仕上げましょう。さらに次の日は、コロッケの具にしてもおいしくいただけます。

蒸したじゃがいもで作るフライドポテト

蒸したじゃがいもを使うので、ほんの5分程度で仕上がるフライドポテトです。

・材料

(2人分)

じゃがいも(中サイズ) 2個(約200g)
薄力粉 大さじ1
片栗粉 大さじ1
サラダ油 適量
塩 小さじ1/2

・作り方

【1】蒸したじゃがいもを、皮つきのままくし形に切ります。

【2】ポリ袋にじゃがいも、薄力粉、片栗粉を入れ、軽く振って全体にまぶします。

【3】フライパンに油を1㎝程度注いでから、火をつけます。

【4】温まった油に【2】のじゃがいもを加え、中火でじっくり揚げます。すでに柔らかいので、加熱は短時間です。こんがりと焼き色がついたら、引き上げます。

【5】油を切ったら、熱いうちに塩をからめて仕上げます。

子ども向けには塩を控えめにして、ケチャップを添えても喜ばれますよ。

コロッケの中身みたいなポテトサラダ

次に、ポテトサラダを作ります。子どもと一緒にじゃがいもをつぶしたり混ぜたりできるので、お手伝いメニューにもぴったりですよ。

翌日は衣をつけて揚げれば、手作りコロッケにアレンジもできます。

・材料

(2人分)

蒸したじゃがいも(男爵) 2個(約200g)
牛豚合いびき肉 150g
玉ねぎ 50g(1/4個)
塩こしょう 小さじ1/4
コンソメ顆粒 小さじ1/4
水 50㏄

ナツメグ(パウダー) 少々
バター 大さじ2

・作り方

【1】玉ねぎをみじん切りにします。蒸したじゃがいもは皮をむき、厚さ3㎝程度に切ります。

【2】鍋にお湯を沸かし、ひき肉を加えます。全体がほぐれるように混ぜ、そのままザルにあげてください。これで、ひき肉の臭みがとれます。

【3】フライパンにバターを温め、玉ねぎを炒めます。ひき肉を加えて、一緒に炒めます。

【4】じゃがいもを加えます。全体にバターがなじんだら、水とコンソメ、ナツメグを加えます。

【5】ふたをして、10分程度煮込んでください。

【6】最後にふたを開け、全体を混ぜ合わせながら、水分がなくなるまで加熱します。

作り置きで広がるアレンジ

土鍋で蒸したじゃがいもは、数日かけて、さまざまな料理に使いまわしてください。とても便利ですよ。

例えば、肉じゃがに使う際は、すでに火が通っているので煮込み時間を短縮できます。煮崩れしにくく、味が染み込みやすいのもうれしいポイントです。もちろん、味噌汁の具としても手軽に使えます。

さらに、つぶしてから保存しておけば、芋もちなどのおやつが手軽に作れます。牛乳と一緒に温めてなめらかにすれば、優しい味わいのポタージュに早変わり。朝食や軽食にも役立ちます。

保存容器に入れて冷蔵庫で管理すれば、3〜5日ほどいろいろな料理に使えます。まとめて蒸しておくと幅広く活用でき、毎日の食事がスピーディーになりますよ。

蒸したじゃがいもで作る時短ごはん

じゃがいもは大人にも子どもにも人気の食材ですが、調理に時間がかかるのが難点ですよね。そんなときは、土鍋とオーブンシートを使ってまとめて蒸しておくのがおすすめです。蒸し器や電子レンジを使わなくても、土鍋でじっくり火を通すことで、じゃがいも本来の甘みと深い味わいが引き出されます。

作り置きを上手に取り入れて、毎日の食事作りを楽に、豊かに楽しんでくださいね。

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構成・文・写真(一部を除く)/もぱ(京都メディアライン)

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