勉強のときの姿勢、どうしてる?
頬をつけて文字を書いていた

前述の男の子はノートを机に置いて、手には鉛筆。そして左の頬を机の上のノートにピッタリつけて勉強中だったのです。そのときにふと「正しい姿勢ってなんだろう」と感じました。
「正しい姿勢」をしなさいとはいうけれど
何が正しい姿勢なのだろう?
「正しい姿勢」を調べるために、文部科学省のホームページを検索したところ、こちらの資料(※)の7ページ図10には、「タブレットPCを使用するときのポイント」がいくつかあり、姿勢に関するものは以下の3つがありました。
1.背中を伸ばす
2.お尻を後ろにして深く腰掛ける
3.床に両足をつける
特に気になるのは上半身の姿勢では?
3つのポイントを挙げましたが、この中で保護者が一番気をつけてほしいと感じるのは「1.背中を伸ばす」ではないでしょうか?
見た目で気になりやすいこともありますが、筆者の場合はメガネを手放せない生活を送っているので、老婆心でついつい「目が悪くなるからもっと離れて!」といってしまいます。
(※)児童生徒の健康に留意してI CTを活用するためのガイドブック
体勢を直接サポートさせるアイテム登場
レイメイ藤井から10月中旬に発売になった「学習姿勢キーパー」は、キレイな姿勢を補助して学習パフォーマンスを上げるアイテムです。
姿勢の悪さが与える影響も
メーカーの資料によると、姿勢が悪いと…
・骨格の歪みと筋力の低下
・呼吸と内臓機能への影響
・視力の低下
・頭痛や肩こりにつながる
・集中力の低下
などが起こるようです。
これらに納得する保護者の方も多いのではないでしょうか? 筆者を含め実際にこれらで困っている保護者の方も多いと思います。
優しく胸を押さえます

この商品は上部ユニットと下部ユニットの2つのパーツからできています。

お子さんが座る位置の真ん中に学習姿勢キーパーが来るように取り付けます。

上部ユニットを外し、反対向きにセットし直します。

キーパーを使用するために上部ユニットを設定すると全体がY字型になります。そのY字上部(ブラケット)には硬いパーツに柔らかく弾力のあるクッションが付いています。そのクッションがお子さんの胸の辺りに当たるように高さや角度を調整してください。
寄りかかるものではない
学習姿勢キーパーは寄りかかって使うとグラグラとしてしまうので、「胸に当たったから姿勢が崩れた」と気づくためのものと考えると良いでしょう。「学習姿勢キーパーに体が当たらないよう気をつける」を合言葉にしてはいかがでしょうか。
取り付けやセットは簡単&細かく設定できます

このアイテムは、テーブルの天板をクランプ固定ネジで挟んで使います。天板を挟むクランプの奥行きは45mmほど、対応する天板の厚さは15mm〜55mmです。

また、高さはボタンを押しながら130〜165mmの間を小刻みに8段階に調整できます。

そして、胸を受け止めるブラケットの調整角度は90度・105度・120度の3つから調整することができます。
実際に高さを確認してみました

普段我が家で使っているダイニングテーブルで試してみました。筆者は身長157cmほどですが、一番高くしてブラケットを90度に開いた状態で、胸の上のあたりにクッションが当たりました。また、身長120cmちょっとの娘は一番低くし、ブラケットを90度に開いた状態で、鎖骨のあたりにクッションが当たりました。
小さなお子さんには注意が必要
お子さんの身長に合わせて調整を行ってください。特に体の小さなお子さんは使用すると危ない場合もあるので、保護者の方が箱に書かれた注意書きをよく読んで使用するようにしてください。
机に実際に設置してみると
最近の主流「リビング学習」では?
学習机にはつけっぱなしにしていて問題はありませんが、ダイニングテーブルで勉強する場合は、食事のときは邪魔になってしまいます。脱着は天板を挟んでネジを回すだけなので、リビング学習の場合は毎回脱着することをお勧めします。
まとめ
ついついパソコンの文字に釘付けになってしまい、ディスプレイをまじまじと見つめてしまうことは大人でもありますよね。そして肩こりや体調不良に悩まされていませんか?
「学習姿勢キーパー」で背中を伸ばして、親子で正しい姿勢を保てるように練習してみませんか?
学習姿勢キーパー/レイメイ藤井
1,980円(税込み)
