非認知能力をはぐくむゲーム
「非認知能力を育てることが大切!」のように子育てのあらゆる場面で見聞きする言葉ですが、一体「非認知能力」とはなんなのでしょうか? ここはメーカーから言葉をお借りします。
『非認知能力』とは学力だけでは測ることのできない生きる力のこと。
これからの時代を生き抜く力として今、注目が高まっています。
特に幼児期は、親子の関わりの中で『非認知能力』をはぐくむ大切な時期です。
今回は筆者が気になったものを3点ご紹介します。
5つのゲームであそべる! 『わくわくゲームバッグ』

5つの楽しいアナログゲームが入ったセットです。
いろいろなタイプの遊びが入っているので、飽きずにたっぷり遊ぶことができます。ゲームに使うパーツは、シートから切り離して組み立てるだけなので、すぐに遊べます。
この中で筆者がやってみて興味深かったのは「ぐるぐるワープすごろく」です。

数字が小さくてもたくさん進めるすごろく
「ぐるぐるワープすごろく」は、まず見た目がぐるぐるしています。でもそれだけでは普通のすごろくと変わりません。ではどこが違うのでしょうか? ルールが普通のすごろくと違うのです。
一般的なすごろくではサイコロで出た目の数だけ進みますが、「ぐるぐるワープすごろく」は、サイコロで出た色(数字も記載)のマスにワープしていきます。例えば

上の写真のように黄色のマスに止まっているときにサイコロを振って黄緑が出た場合、今いるマスから一番近い黄緑のマスへワープするのです。ちなみに6(紫)が出たらお休みというルール。なかなか思うように進めなかったり、小さい数が出ても一気にワープしたりするので、大人にも刺激的でした。
適度にルールが違うのが面白い!
「すごろくは出た数字だけ進むもの」というルールとは異なるので、初めは、あれ? これで合ってる? と思うのですがやっていくうちにそのルールに慣れて、心地よくなってきます。6を出して頭を抱えたり、トントンと効率の良い進みかたをしてすぐにゴールをしたり。普段とはちょっとだけ違うルールなのがスパイスとなったように感じます。
これが、非認知能力の中でも「試行錯誤する力」や「チャレンジ精神」「自分の気持ちがわかる力」に繋がります。
おにぎりカード

とっつきやすさとコミュニケーションを主軸にした神経衰弱カードです。
主役は具材25種類が用意されたおにぎりカード(50枚)。カードには具材のイラストと名前が書かれています。具材の豆知識も書かれているので、あそびながら食育もできます。カードケースはおにぎりの形をモチーフにした形をしています。
かわいらしく親しみが持てるカード

三角形をしたカードの片面は真ん中に四角く海苔がついた三角おにぎり、もう片面は縁に海苔がついていて中の具が見える(具として白米のみ描かれている「しおむすび」もあります)ようになっています。
また、具が見える面の海苔部分には具材の名前と食材の解説(上写真の黄色で囲まれた部分)が書かれています。1つの食材が2枚ずつパッケージに入っていますが、1枚ずつ異なる説明なので、大人も思わずふむふむと読んでしまいます。
ひらがなで書かれているので小さなお子さんでも読みやすく配慮がされています。
神経衰弱で、あれれ?

この商品のメインの使い方は「神経衰弱」をすることです。
おにぎりカードの三角形が見慣れないからか、または海苔があちこちに向いているのが意味を持っているように見えるからか、普段使っている四角い形のトランプなどで行う神経衰弱と比べると覚えるのがとても難しく感じました。


娘と真剣勝負をした結果がこちら。24対1で娘の圧勝となりました。形が変わるだけでこんなに難しくなるのかと驚きました。
こちらは、非認知能力の中で「ものごとを面白がる力」や「チャレンジ精神」と結びつきます。
3人以上いたらやってみたいゲーム
娘と二人で遊んでいたので叶わなかったのですが、3人以上でするときには通称「ジジ抜き」と筆者は呼んでいるのですが、ババ抜きのような遊び方も面白いかもしれません。50枚のうち1枚だけあらかじめ抜いておいて、1つの食材のみペアにならないようにしてババ抜きのルールで遊ぶゲームです。
筆者も機会があればぜひやってみたいです。
わたしのきもち な~んだ?

きもちを言葉にするためのカード
最後に紹介したいのは「わたしのきもち な~んだ?」という商品です。今までの2商品と違って、非認知能力の中でも「自分を大切にする心」「自分のきもちがわかる力」「相手のきもちがわかる力」「チャレンジ精神」をはぐくむアイテムです。
いろんなきもちのカードが入っています

保育園に娘を通わせている頃、2歳くらいの頃でしょうか? すぐに手が出てしまう同じクラスの子がいました。保育士さんに聞くと「自分のきもちがうまく伝えられず、とっさに手が出てしまうことがある」ことを教わりました。
大人でも何か大きな出来事があったときに、うまく言葉にすることができないきもちになるときがあります。そう考えると未就学のお子さんが自分のきもちを理解し伝えることはとても難しいことだとわかります。

このカードにはきもちを表す言葉とイラストが表に書かれていて、裏面にはそのきもちを簡単な言葉で解説をしています。これによってまずは「いろんなきもちがある」ことを知ることができます。
また、今はこんなきもちだよ、ときもちをうまく伝えられないときにカードが伝えるお手伝いをしてくれます。
ゲームできもちを学ぶ
また、このカードでゲームができる仕掛けも用意されています。
まずは一人から遊べる「きもちのなまえ」を当てるゲーム。
カードを裏側にして、左上にあるきもちの頭文字と説明からきもちのなまえを当てます。入っているカードは30枚。ポジティブなきもちも、ネガティブなきもちもバランスよく用意されています。
メーカーおすすめのゲームも
このカードを1枚引いてジェスチャーで他の人に当ててもらう「わたしのきもち、な~んだ?」はお子さんでもルールがわかりやすくてゲームをしやすいのではないでしょうか? そのほかにも同梱されているカードにはゲームの例が掲載されているので、お子さんの成長に合わせて使い方が広がるカードです。
楽しみながら成長する

普段お忙しく過ごされている保護者の方は多いですよね。お疲れで休みの日もゆっくりしたい、その気持ちすごくわかります。でも、少しだけ時間を作ってお子さんと時間を共有してみてください。
子育てが辛いと感じたこともあった筆者も気づけば娘は10歳になります。娘にどんなことをしてあげられたのだろう? とふと不安になることもあります。
筆者はテーマパークに行くような大きな体験をさせて満足をしていた時期もありました。でも、日常生活の楽しかったことも子どもは覚えているものだなと最近会話の端々から感じます。
だから、少しだけ無理のない範囲で、お子さんと時間を共有していろんな体験をしてみることをお勧めしたいです。
