材料3つだけ! 雨の日に子どもと作る「ヨーグルトアイス」2選 【管理栄養士監修】

梅雨時期の天候は、なかなか予定が立てづらいもの。週末は出かけるはずだったのに、朝から雨が降ってきた…。そんなときは、家でまったりとお菓子作りでもいかが。今回はお子さまと一緒に作れる簡単おやつをご紹介します。材料は、たったの3つだけ! ヨーグルトを使った健康的でヘルシーなおやつは、子どもたちはもちろん、大人のデザートにもおすすめです。

ヨーグルトで手軽に「カルシウム補給」

まずは、ヨーグルトのお勉強から。一般的に販売されているヨーグルトには4種類あるって、ご存じですか? 具体的には「全脂無糖・低脂肪無糖・無脂肪無糖・脱脂加糖」です。写真にあるような市販のプレーンヨーグルトや生乳100%系は、ほぼ全脂無糖タイプ。コクがあり、子どもも食べやすいのが特徴です。
低脂肪無糖や無脂肪無糖は、脂肪分を減らしているためカロリーが控えめ。脱脂加糖は脂肪分ゼロですが、砂糖を加えているため甘くて食べやすいですが血糖値は上がりやすくなります。

続いて、牛乳とヨーグルトの栄養価の違いについて、一度整理してみましょう。全体の栄養価そのものは、牛乳とヨーグルトで大きくは変わりません。一方で、カルシウムの吸収率はヨーグルトの方がわずかに高いとされています。理由は、ヨーグルトは発酵によって乳糖が乳酸に変わります。その工程で乳酸がカルシウムと結合し、「乳酸カルシウム」というかたちへ。乳酸カルシウムは、水に溶けやすく腸で吸収されやすくなるという利点があります。つまりヨーグルトはカルシウムを効率よく摂取したい方には、最適な発酵食品だといえます。牛乳が苦手なお子様でもヨーグルトなら食べられるという子もいますので、お菓子作りに取り入れて無理なくカルシウム補給ができるといいですね。

では、さっそくヨーグルトを使ったお菓子作りに挑戦してみましょう!

桃のヨーグルトアイス

缶詰の桃缶とヨーグルトを混ぜて凍らせただけの上品で濃厚な冷菓です。好みでパラっとナッツをかければ食感が楽しくなりますよ♪

【材料/作りやすい分量】

桃の缶詰(黄桃、白桃など好みのもの)…1缶分(正味・約280g)
プレーンヨーグルト…120g(大さじ約8杯分)
ミックスナッツ(あれば)…適量

【作り方】

① 桃とヨーグルトをブレンダーなどで攪拌する。

※途中、味をみて甘さが足りないようなら缶詰のシロップ少々(分量外)を加えるとよい。

② バットなど容器に移し替えて冷凍庫で冷やし固める。

③ ②が固まったら容器に入れ、刻んだナッツを散らす(アイスディスペンサーなどがあると取り分けるときに便利。ナッツはお好みでオッケー!なくてもおいしくいただけます)。

フルーツごろごろ!ヨーグルトバーグ

海外で人気の「水切りヨーグルト(※)」を使ったフルーツアイスです。こちらも材料は、水切りヨーグルトと果物、メープルシロップのみ!見た目が華やかなので子どもたちのテンションも上がること間違いナシです。

(※)水切りヨーグルトは、タンパク質や脂質の濃度が濃縮して高まるため、栄養価アップの食べ方として国外問わず注目されています。

【材料/作りやすい分量】

プレーンヨーグルト…400g
メープルシロップ…大さじ2
果物(市販のフローズン系で可)…適量

【作り方】

① 水切りヨーグルトを作る。ボウルにザルをかませ、キッチンペーパーを敷いた上にヨーグルトを移す。冷蔵庫に6時間ほど入れておくと半量の200g程度になる(ボウルにたまった液体は栄養価の高いホエーなので捨てずにサワードリンクやスープに加えるなど活用するとよい)。

② 水切りをしてクリームチーズのような固さになった水切りヨーグルトにメープルシロップを加えて混ぜ合わせる。

③ バットにラップなどを敷き、②を入れて平らにならす。

④ 果物を③に並べ、冷凍庫で固まるまで冷やせば完成!

切り分けて溶けないうちに、どうぞ! あればミントを飾っても◎

いかがでしたか? ヨーグルトの食べ方はついワンパターンになりがちですが、凍らせるだけで簡単に作れるレシピは覚えておくと重宝します。果物やナッツだけでなく、チョコチップやコーンフレークなどを散らしてもおいしく召し上がることができます。ぜひ、お子さんと好みの味を探求してみてくださいね。

参考資料:
「日本食品標準成分表2020年版(八訂)増補2023年/文部科学省」 「明治ブルガリアヨーグルト倶楽部」水切りヨーグルト特集|明治ブルガリアヨーグルト倶楽部|株式会社 明治 – Meiji Co., Ltd.

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記事執筆

川越光笑(かわごえあきえ) 管理栄養士・たべごとライター

出版社で編集を経験後、独立。食を通した環境問題、農業などに関心が高くフリー編集者兼ライターとして活動中。著者本に日本の食文化を守るべく企画した「おにぎり」(グラフィック社)がある。NHKやラジオ番組J-WAVEロハスモーニングなど多数のメディアに出演し、全国のおにぎり文化を語る。両親を病気で亡くしたことをきっかけに、“人は、食べるもので体がつくられている”ということを改めて実感。食の大切さに目覚め、管理栄養士を目指すべく大学へ進学。2023年春、国家試験に合格し、管理栄養士となる。

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