100均素材で人気の《スクイーズ》が作れる! しっとり&もっちりのパンが手触り最高♡【あそび作家/工作アーティストに教わる】

身近な材料にひと工夫を加えて、親子で「作るって楽しい!」を体験してみませんか? あそび作家・工作アーティストの吉田麻理子さんが、気軽に楽しめる工作や料理のアイデアをお届けする連載。手を動かすうちに親子の会話が弾み、発見も広がる、ものづくりの時間をご提案します。
今回は、流行中のスクイーズがなんと100円ショップの材料で作れちゃう!? 手触りが気持ちいいリアルなパンのスクイーズを制作します。

100円ショップの素材で、リアルなパンのスクイーズを作ろう

お店でも人気のパンの形をしたスクイーズ。実は、100円ショップにある材料を使って、おうちで手作りできるんです!

今回は、工作アーティストが100円ショップで見つけた、スクイーズ作りにぴったりなスポンジ素材にも注目! 本物みたいな触感をあっという間に再現できる「簡単もっちりしっとり食パン」と、成形してリアルな焦げ目をつけるのも楽しい「こだわり焼きたて丸パン」の、2種類の作り方をご紹介します。

用意するもの

【材料】

《簡単もっちりしっとり食パン》
・PVAスポンジ(白)
※100円ショップやホームセンターで購入できます。
・アクリル絵の具(白・イエローオーカー・黄色・赤)
※イエローオーカーが手に入らない場合は、黄色に少量の茶色を混ぜて代用可。

《こだわり焼きたて丸パン》
・スポンジ
・粘土(PVA・バルーン樹脂・微小中空球樹脂いずれかが材料に入っている、柔らかいタイプのもの)
・アクリル絵の具(食パンと同じ)
・デコパージュ液

【使う道具】

《簡単もっちりしっとり食パン》
・ハサミ
・筆
・メイク用スポンジ
・チャック付きビニール袋

《こだわり焼きたて丸パン》
・コンパスや直径6cm程度の丸いもの
・ペン
・ハサミ
・綿棒またはペットボトル
・ようじまたは竹串
・水
・筆
・メイク用スポンジ

作り方

《簡単もっちりしっとり食パン》

1. まずPVAスポンジを用意します。PVAスポンジとは、特殊なウレタンを使った吸水性と保水性に優れたスポンジ。PVAはお店で売られているスクイーズにも使用されている素材で、その手触りはキメの細かい食パンにそっくり! しっとりもちもちとしています。

2. このPVAスポンジを正方形にカットしたら、角を丸くして食パンの形にします。

3. パンの耳を食パンらしく着色します。白いアクリル絵の具にイエローオーカーを筆で少量混ぜ、ベースの色を作ります。

4. 化粧用スポンジでパンの側面を塗ります。化粧用スポンジを持つ手にビニール手袋をすると、手が汚れません。

5. パンの表のフチも塗りましょう。よりパンの耳らしさが再現できます。

6. 次に、薄い焦げ色を作ります。ベースの色に、黄色と赤をごく少量混ぜ、淡い黄銅色にします。

7. 薄い焦げ色も、パンの側面と表のフチに塗ります。

8. 最後に濃い焦げ色を作ります。イエローオーカーに、黄色と赤をごく少量混ぜて、赤味の強い黄銅色を作ってください。

9.  濃い焦げ色もパンの側面と表のフチに塗ったら、食パンの完成です!

10. 1~2時間ほどおいて絵の具が乾いたら、早速遊んでみましょう。もっちりしっとりした手触りがたまりませんよ!

絵の具はドライヤーで手早く乾かしてもOK。ドライヤーを使う場合はスポンジが乾燥しないように、少しずつ乾かすのがコツです。

【注意点】PVAスポンジは、一晩置くと乾燥して固くなってしまいます。チャック付きビニール袋に入れて保存してくださいね。

《こだわり焼きたて丸パン》

1.  次に、丸パンのスクイーズ作りをご紹介します。

最初にスクイーズの芯を作ります。コンパスを使ったり、丸いものでなぞったりして、直径6cmくらいの円をペンでスポンジに描きましょう。今回は瓶のふたを使いました。

2.  ハサミを使って、スポンジを円に沿って円柱にカットします。

3.  周りを少しずつカットして、丸パンの形に近づけていきます。

4.  丸パンの形になったらスクイーズの芯が完成です。このあと粘土で覆うので、デコボコがあっても大丈夫。

5.  粘土を少量使い、丸めてから綿棒やペットボトルで5mmくらいの厚さになるまで平たく伸ばします。

6.  芯の底より少し大きい円になったら、上に芯を置きます。

7.  粘土を適量使い、【5.】と同じく丸めてから麺棒やペットボトルで5mmくらいの厚さになるまで平たく伸ばします。上からかぶせるので少し大きめにしましょう。

8. 芯の上にかぶせます。

9.  はみ出した粘土を、つまようじや竹串の先端を使って切り取ります。

10.  指先を使って芯の下に敷いた粘土と継ぎ目をくっつけます。デコボコしているところがあれば、指先に水をつけて平らにならします。

11.  丸パンの形ができ上がりました。

12.  丸パンに色をつけます。まず食パンと同じくアクリル絵の具を混ぜて「ベースの色」をパン全体に塗ります。

13.  メイク用スポンジに薄く「淡い焼き色」をつけ、優しくポンポンと全体に焼き色をつけます。メイク用スポンジは、先端を丸くカットすると塗りやすいです。

14. 「濃い焼き色」を、パンの上を中心につけます。ムラがあるとより本物の焼き目のように見えます。

15.  表面にデコパージュ液を塗り、焼きたてのツヤ感を出します。

16. デコパージュ液が乾いたら(早く乾かしたいときはドライヤーで乾かしてもOK)、裏側もベースの色と焼き色を塗りましょう。

17.  一晩置いて、粘土や裏側の絵の具が乾いたら、ツヤツヤの丸パンスクイーズのできあがりです!

【遊び方】指で優しく押してみましょう。もちもちとした触感がたまりません! 中央にへこみをつけてあんぱんにしたり、動物の形のパンにしたりなどのアレンジも楽しめます。

ぜひ、自分だけのオリジナルスクイーズを作ってみてくださいね。

記事監修

吉田麻理子 あそび作家・工作アーティスト・内面探究ワークデザイナー

慶應義塾大学総合政策学部卒業。リクルートにて広告制作や講座運営に携わった後、幼い頃から大好きだったクラフトや実験の楽しさを伝えるため独立。身近な素材を使った工作や、自然・生き物をモチーフにしたクラフト、親子で楽しめる実験など、おどろきと遊び心あふれるアイデアを発信している。保育・教育系の雑誌やWebメディアでの記事制作・連載、ワークショップの講師など幅広く活動中。2児の母。

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