かけ算がはじまった
小学2年生の娘、ついにかけ算の勉強がはじまりました。
「ついにこのときが来てしまったか…..」と、思った私。
というのも、今でも覚えているのが、九九の暗記です。表を壁に貼って、「にいちがに、ににんがし、にさんがろく」何度も繰り返して、口に出して覚えていたことを思い出したのでした。
気がついたら、覚えていた?
ふと、スウェーデンではどうなんだろうと思って夫に聞いてみました。
「うーーん、頑張って覚えようとした記憶はないなぁ。気がついたら覚えていた感じ」
ほう、なるほど。そんなふうにラクに覚えられるなら、それに越したことはありません。
気になって聞いてみると、いくつかわかったことがありました。

①数字を足していく
「たとえば3×4なら、3、6、9、12……という感じで、数字を3ずつ足しながら考えているかな」と夫。
実は、今かけ算を習っている娘も、プリントを解きながら同じように数字を足して考えていました。こうやって足していけば、時間はかかるけれど、たしかに答えは出せるんですよね。
②九の段は指を使う
さらに聞いていくと、九の段は覚えなくても、指を使えばわかると言います。
「たとえば9×4なら、両手を広げて、左手の親指から、4番目の指を折り曲げる。すると、折った指より左側にあるのが3本、右側にあるのが6本になるでしょ? だから答えは36になるんだよ」

夫はこれを小学校のときに習ったようです。私も子どもの頃に知っておきたかったなぁ……。
③テスト中も計算機OK。使いながら、いつのまにか覚えていく
夫の小学生時代には、算数の授業で教室に九九の表が貼ってあり、それを見ながら問題を解いていたのだとか(ちなみに、九九ではなく、12の段くらいまであったそうです)。そしてなんと、授業中はもちろん、テストなどでも計算機を使っていた記憶があるのだとか。
九九を覚えるために、特別に時間をかけて練習したというよりも、表を見たり、計算したりするうちに、いつのまにか身についていた。夫にとっては、そんな感覚だったようです。
夫がうらやましい、マイ教科書
また、夫が驚いていることのもうひとつは、学校の教科書。
夫の小学生時代、教科書は前の学年の子どもたちが使ったものを引き継いでいたそう。自分専用の新品の教科書をもらうわけではなかったのだとか。
ピカピカの教科書に娘が名前を書いているのを見て、「自分の教科書があるっていいよねぇ」と夫はよく言っています。
ところ変われば、あたりまえも違うものだなぁと思います。


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プロフィール
イケア勤務を経て、ウェブメディア&ショップ「北欧、暮らしの道具店」の初期スタッフとして約6年間働く。その後、スウェーデン人の夫である、オリバー・ルンドクイスト氏と一緒にノルウェーのトロムソに移住。1年半滞在したのち帰国し、現在は長野県松本市に在住。著書に『北欧で見つけた気持ちが軽くなる暮らし』(ワニブックス)、『北欧の日常、自分の暮らし』(ワニブックス)、夫との共著書に『家族が笑顔になる北欧流の暮らし方』(オレンジページ)がある。
自家焙煎のコーヒー豆と小冊子のお店「Hej Hej COFFEE(ヘイヘイコーヒー)」はじめました。
文・構成・写真/桒原さやか
