親子で一緒に料理をすることは、家族の幸福感につながります
手先を使うことが脳を活性化することはよく知られていますが、五感をフルに使う料理は、子どもの感性も育てます。ママにとっては、親子で料理をすることでコミュニケーションが増え、お手伝いを促すきっかけになるなど、様々な効果が実感できることにもなり、親子で料理をする機会が多いママほど、「家族が幸せである」と感じています(「東京ガス 都市生活研究所」アンケート調査)。
「東京ガス 食情報センター」が監修・料理指導をしている「うまうまおやこキッチン」では、時間と手間をかけずに、お子さんと楽しめるレシピをご紹介。
作り方のプロセスには、「五感アイコン」でお子さんに注目してほしい調理ポイントを示しています。
作ってみよう!お花のおむすび
秋の行楽シーズンを迎えました。お弁当を用意して近くの公園に秋を感じに出かけてみませんか。お子さんとピンク色のかわいいおむすびを作りましょう。お弁当箱に詰める際のコツもお教えします。
材料(4個分)
ごはん…1合分
甘塩シャケ…1切れ
スライスチーズ…1枚
下ごしらえ
①スライスチーズを花型で抜く。
②シャケをグリルで焼き、皮を取り除き身をほぐす。
※グリルで野菜やウインナーを焼くと、時短になります!
③ごはんに②を加えて混ぜ合わせる。
④お茶碗にラップを敷きごはんを乗せて丸く握る。
⑤①を乗せて完成。
赤・黄・緑のおかずを入れると彩りが良くなります。
温かいものは冷ましておきましょう。
詰める時のポイント
おむすびや大きいおかずから先に詰めて、隙間に小さいおかずや野菜を詰めるときれいに収まります。
レタスは、仕切りの代わりに使います。
水分は、キッチンペーパーでしっかり拭きましょう。
全国約2000 校の小学校で、「弁当の日」が実施されています。子どもが自分でお弁当を作って学校に持って行くというこの取り組みを通じ、食への関心が深まるだけでなく、達成感や自己肯定感を高められるといわれています。今回は、おむすび作りとお弁当を詰める作業に挑戦しました。おうちの方にとっても、お子さんの成長を実感する機会になりますよ。お弁当で自己肯定感を育もう!
東京ガスでは親子・子ども向けの料理教室を開催しています。調理体験を通して、食の知識や包丁・コンロの使い方などが身につくとともに五感が磨かれ、子どもたちの「生きる力」がはぐくまれるプログラムを展開しています。
記事監修
1925年の創刊以来、豊かな世の中の実現を目指し、子どもの健やかな成長をサポートしてきた児童学習雑誌『小学一年生』。コンセプトは「未来をつくる“好き”を育む」。毎号、各界の第一線で活躍する有識者・クリエイターに関わっていただき、子ども達各々が自身の無限の可能性に気づき、各々の才能を伸ばすきっかけとなる誌面作りを心掛けています。時代に即した上質な知育学習記事・付録を掲載しています。
『小学一年生』2019年6月号 監修・料理指導・レシピ / 東京ガス食情報センター 撮影 / 鈴木智哉 構成 / 和田明子 モデル / 板垣 樹