親子で料理をする最初のきっかけは、子どもが興味を持ったこと
親子で料理を行っている人の約7割が、まずは、子ども自身が料理に興味をもつことから親子料理が始まったとの報告があります。子どもが料理に興味を持ち始め、料理を始めた年齢は5歳が最も多いそう(「東京ガス 都市生活研究所」アンケート調査)。
「まぜる」「こねる」「成形」など、子どもに任せることが部分が多い「カラフル白玉だんご」は、親子で最初に取り組むレシピに最適です。「うまうまおやこキッチン」では時間と手間をかけずに、お子さんと楽しめるレシピをご紹介。
調理体験を通じ、五感をフルに使うことで感性を育てます。作り方のプロセスには、「五感アイコン」でお子さんに注目してほしい調理ポイントを示しています。
冬のデザートらしく、温めたミルクでいただく「白・ピンク・グリーンの3色白玉」
「こねる」という子どもも楽しい作業を通して、形の変化、手触りの変化を感じることができ、視覚と触覚が養われます。少し寒くなってきた季節にぴったりのおやつです。お餅のもとになる「 餅米」 を粉にしたものを水で練ってつくります。
五感アイコンの見方
調理体験を通じ、五感をフルに使うことで感性を育てます。作り方のプロセスには、「五感アイコン」でお子さんに注目してほしい調理ポイントを示しています。
材料(4人分)
白玉粉…80g
砂糖…15g
水…50g
冷凍イチゴ…10g
抹茶…小さじ1/4( 小さじ1の 水で 溶かしておく)。
牛乳…3/4 カップ
コンデンスミルク…大さじ1
ゆであずき… 適量
作り方
①白玉粉と砂糖をボウルに入れてまぜ、水を少しずつ加えながらまとめ、3 つに分ける。
まずは固めにこねて3つに わけておく。パサパサでOK!
②白・ ピンク・ グリーンの白玉を作る。
※固いときは1、2滴 水を 足す。ピンク・グリーンは、このタイミングで、いちご、抹茶をまぜる。
8つに きる。
おやゆびで まん中を へこませる。
③鍋に湯を沸かし、②を茹でる。 浮いてきたら2分待ち、水を入れたボウルに取る。
おいて おくと かたくなるよ。つくりたてが おいしい!
④別の鍋にコンデンスミルクと牛乳を入れ温める。水気を切った③にかけ、ゆであずきをのせる。
おいしさ決め手は 水加減。少しずつ固さを確かめましょう。
東京ガスでは親子・子ども向けの料理教室を開催しています。調理体験を通して、食の知識や包丁・コンロの使い方などが身につくとともに五感が磨かれ、子どもたちの「生きる力」がはぐくまれるプログラムを展開しています。
『小学一年生』2019年11月号 監修・レシピ /東京ガス食情報センター 撮影 /鈴木智哉 モデル /工藤唯志 構成 /和田明子