韓国料理の献立|プルコギ丼やチーズタッカルビなどメイン料理と相性抜群な簡単おかず19選

人気の「韓国料理」をメインにした献立に、おすすめのおかずやスープなどを組み合わせた献立案をご紹介。どのレシピも、幼児誌『ベビーブック』『めばえ』(小学館)に掲載されたものなので簡単に作れて、プロのお墨付きです!ぜひ今晩の献立の参考にしてくださいね。

甘辛味でごはんが進むプルコギ丼の献立

【メイン】大根とにらのプルコギ丼

子どもが好きなテッパンの甘辛味を韓国風に。韓国の定番料理プルコギも、お家で簡単に再現できます。

◆材料

(大人2人分+子ども2人分)
牛こま切れ肉 300g

【A】
酒 大さじ2
しょうゆ 大さじ2
オイスターソース 大さじ2
みりん 大さじ2
砂糖 大さじ1/2
ごま油 小さじ1
にんにく(すりおろし) 小さじ1

玉ねぎ 1/2個
大根  6cm(100g)
にら 1/2束
にんじん 1/3本
赤・黄パプリカ 各1/4個
ごま油 大さじ1/2
塩 少々
ご飯 茶碗3杯

◆作り方

【1】玉ねぎは薄切り、大根は6cm長さの細切りにする。にらは6cm長さに切り、にんじん、パプリカはせん切りにする。
【2】牛肉に【A】をもみ込み、玉ねぎ、大根、にんじんも合わせて10分ほどおく。
【3】フライパンにごま油を中火で熱し、【2】を炒める。肉の色が変わったら、パプリカとにらを加えてサッと炒め、塩で味を調える。ご飯にのせる。

教えてくれたのは


みないきぬこさん

女子栄養大学を卒業後、料理研究家のアシスタントを経て2007年独立。料理家、フードコーディネーターとして料理雑誌や広告、メニュー開発など、幅広い分野で活躍中。女の子のママでもある。

『ベビーブック』2014年2月号

【おかず1】ほうれん草とチーズの水餃子

栄養たっぷり♪ほうれん草を混ぜ込み、子どもが大好きなチーズを効かせてひと味違った餃子に!

◆材料

(大人2人分+子ども2人分)
餃子の皮 16枚
豚ひき肉 100g
ほうれん草 1/4束
チーズ 120g
塩・こしょう 各少々
レタス 4枚

【A】
黒酢 大さじ2
しょうゆ 大さじ2

◆作り方

【1】ほうれん草はみじん切りにし、チーズは5mm角に切り、ひき肉、塩、こしょうと合わせよく練る。
【2】餃子の皮に【1】を等分にのせ、皮の周りに水を塗って閉じる。
【3】お湯をたっぷり沸かし、【2】を入れて5分ほどゆでる。
【4】レタスをせん切りにして器に盛り、【2】をのせ、混ぜ合わせた【A】を添える。

教えてくれたのは


尾田衣子さん

「ル・コルドン・ブルー」やイタリアにて料理を学び、OLから料理研究家に転身。現在、「料理教室Assiette de KINU」を主宰。男の子のママでもある。

『めばえ』2014年2月号

【おかず2】キャベツと塩昆布の漬物風サラダ

キャベツは手でちぎり、塩昆布を混ぜるだけ。ミネラル豊富な昆布が見た目、味のアクセントに。

◆材料

(子ども1人分)
キャベツ 1/2枚
塩昆布(市販) ひとつまみ

◆作り方

【1】キャベツは芯を取り除き、手で小さくちぎる。
【2】ポリ袋に【1】と塩昆布を入れ、キャベツがしんなりするまで手でもみ込む。

◆ポイント

キャベツちぎりを子どもにお手伝いしてもらうのもアリ♪

教えてくれたのは


松尾みゆきさん

管理栄養士・料理研究家・フードコーディネーターとして、テレビや雑誌、書籍等、幅広く活躍。自身も母として「食育」を実践している。

『めばえ』2016年5月号

【汁物】レタスとわかめの和風スープ

だしを効かせたさっぱり味!わかめのツルンとした口当たりが喉ごしよく体を温めます。

◆材料

(子ども1人分)
レタス 1/2枚
乾燥わかめ 小さじ1/2

【A】
だし 3/4カップ
しょうゆ 小さじ1/4

◆作り方

【1】レタスを細切りにする(または手で小さくちぎる)。
【2】大きめの耐熱ボウルに【1】、わかめ、【A】を入れ、混ぜる。
【3】【2】にラップをかけ、電子レンジ(600Wの場合)で2分~2分30秒加熱する。

教えてくれたのは


松尾みゆきさん

管理栄養士・料理研究家・フードコーディネーターとして、テレビや雑誌、書籍等、幅広く活躍。自身も母として「食育」を実践している。

『めばえ』2016年5月号

韓国料理の定番チーズタッカルビの献立

【メイン】鶏肉のチーズタッカルビ風

人気の韓国メニューもフライパンひとつで10分で完成!

◆材料

(2人分)
鶏もも肉(から揚げ用) 8~10個(約350g)
じゃがいも(中) 2個
ごま油 大さじ1/2
酒 大さじ3
市販の焼き肉のたれ(甘口) 1/3カップ
ピザ用チーズ 60~70g
白いりごま 適量

◆作り方

【1】じゃがいもは皮をむき、5~6mmの厚さの半月切りにし、水(分量外)に2分ほどさらす。鶏肉に焼肉のたれの半量をもみ込んでおく。
【2】フライパンにごま油を入れ、鶏肉、じゃがいもを入れて酒、残りの焼き肉のたれを加える。ふたをして弱めの中火で6~7分蒸し焼きにしたら、ふたを取って混ぜる。やや強火にし、フライパンをゆすりながら1~2分煮たらチーズをのせる。ふたをしてさらに1分ほど煮込み、チーズが溶けたら火を止め、器に盛ってごまをふる。

◆ポイント

教えてくれたのは


武蔵裕子
さん

料理研究家。和食をはじめ、洋食、中華、エスニックと、幅広いジャンルにたけた家庭料理のエキスパート。わかりやすくて作りやすい、おいしいレシピの数々は、忙しい主婦たちから厚い支持を受けている。著書も多数。

『めばえ』2019年7月号

【おかず1】たらの唐揚げサラダ

苦手な子が多い生野菜も、やわらかく癖のないたらの唐揚げと合わせたら、メインディッシュにかわる満足メニューに。

◆材料

(大人2人分+子ども2人分)
生たら 3切れ
オクラ 6本
トマト 1個
サニーレタス 4枚

【A】
しょうゆ 大さじ1
酒 大さじ1
みりん 大さじ1/2
塩 少々

片栗粉 適量
サラダ油 大さじ3
白炒りごま 適量
ドレッシング(市販) 各適量

◆作り方

【1】オクラは板ずりをし、ゆでて食べやすい長さに切る。トマトは角切りにする。レタスはちぎる。
【2】たらは骨を除いてそぎ切りにし、【A】をもみ込んで5分おき、片栗粉をまぶす。フライパンにサラダ油を多めに熱し、両面を揚げ焼きにする。
【3】器に【1】と【2】を盛り、ごまをふってドレッシングをかける。

教えてくれたのは


山本ゆりさん

学生時代から料理ブログ「含み笑いのカフェごはん『syunkon』」をスタート。『syunkonカフェごはん』などの著書は計350万部の大ヒット中。二人の女の子の母。

『めばえ』2015年9月号

【おかず2】豆腐ステーキ

ステーキをヘルシーに食べたいならぜひ豆腐でステーキを!キュウリやパプリカも入っているので野菜も摂れます。和風タルタルソースをかけて食べるとさらに味がひきたち、星型に切り抜いた人参を入れるなど見た目も可愛く!

◆材料

(大人2人+子ども2人分)
木綿豆腐 1丁(300g)
塩・こしょう 各少々
小麦粉 大さじ2
サラダ油 大さじ1

【A】
きゅうり 1/6本
赤パプリカ 1/8個
ゆで卵 1個
マヨネーズ 大さじ3
塩・こしょう 各少々

◆作り方

【1】豆腐は6等分し、キッチンペーパーを敷いたバ ットに並べ、上からキッチンペーパーをかけて15分おき、水けをきる。
【2】【A】のきゅうりとパプリカは粗みじん切りにし、塩をふる。しんなりしたら、刻んだゆで卵とマヨネーズ、しょうゆを加えて混ぜる。
【3】【1】に塩、こしょうをふり、小麦粉をまんべんなくつけ、余分な粉を払う。フライパンにサラダ油を中火で熱して両面を3~4分ずつ焼く。
【4】【3】を器に盛り、【2】をかける。
*星形に抜いたにんじんグラッセを添えても。

教えてくれたのは


青木 恭子さん

小田真規子主宰のスタジオナッツ所属。2つの保育園に7年間栄養士として勤務。0歳児の離乳食~5歳児の給食とおやつ作りを担当。現在は、雑誌から商品パッケージ、WEBなどで活躍。

『ベビーブック』2012年8月号

【汁物】あさりと豚肉のスープ

あさりと相性のいい豚肉を合わせてボリューム満点のスープに。あさりの旨みが汁に溶け込んで、お肉もさらにおいしく!

◆材料

(3~4人分)
あさり(殻付きを砂ぬきする) 400g
豚こま切れ肉 100g
しょうが(千切り) 1/2片
長ネギ(白い部分) 7cm
塩 小さじ2/3
薄口しょう油 小さじ1
白いりごま 大さじ1
大葉(千切り) 5枚
水 800ml
酒 大さじ1
サラダ油 小さじ1

◆作り方

【1】豚こま切れ肉は食べやすい大きさに切る。長ネギは長さを半分に切り、さらに縦半分に切り、芯の緑色の部分を外す。白い部分は白髪ネギに、芯はみじん切りにする。
【2】鍋にサラダ油をひき、みじん切りにした長ネギ、しょうがを加えて中火で炒める。香りが出たら豚こま切れ肉を加えてさらに炒める。
【3】肉の色が変わってきたら水、酒を加え、沸騰したら弱火にしてアクを取り、あさりを加える。あさりの口が開いたら塩、薄口しょう油で味付けし、最後に白ごまを加える。器に盛り付けて、大葉、白髪ネギをのせる。

◆ポイント

ご飯にかけても絶品!

教えてくれたのは


瀬戸口しおりさん

料理家。学生時代、東京・吉祥寺にあった『諸国空想料理店KuuKuu』のスタッフとして働き始め、その後、料理家・高山なおみ氏のアシスタントを経て独立。昔ながらの家庭料理や人気のエスニック料理をよりおいしく、おしゃれにレベルアップさせる独自のセンスに定評がある。

『めばえ』2017年9月号

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