「映画館に行こう!キャンペーン2020」開催中!
コロナ禍での公開延期や映画館の休業などで大打撃を受けた映画界。そこで製作・配給・興行の垣根を越えて立ち上げられたのが、「映画館に行こう!キャンペーン2020」です。もともと映画館は「興行場法」という法律に基づき、空調設備が徹底されていますが、さらに安心安全かつ楽しい場所であることを、お客様にアピールすべく、新型コロナウィルス感染予防対策対策への取り組みを公式サイトなどで紹介してきました。
本キャンペーンのアンバサダーを務めているのは俳優の役所広司さんで、公式YouTubeでは熱いメッセージ動画が公開中です。さらに、今後、リレー方式で様々な映画関係者が登場していきます。
本キャンペーンを応援すべく、7月23日(木・祝)からは、「ドラえもん」のメッセージ動画が配信されました。「ドラえもん」といえば、1980年第1作が公開され、今年8月7日公開の最新作『映画ドラえもん のび太の新恐竜』では記念すべき映画シリーズ40作目を迎えます。
ドラえもんとのび太が映画にまつわるエピソードを紹介
この動画では、漫画「ドラえもん」内の映画にまつわるエピソードをつなぎ、のび太がドラえもんと映画製作の思い出を語るという内容になっています。
いきなり「映画を撮ろう」と言い出したドラえもんが、のび太たちと張り切ってロケをしたり、家で上映会を開こうとしたりと大奮闘。まさに映画や映画館への愛がたっぷり詰まった動画になっていますし、原作者である藤子・F・不二雄による「僕自身がまず楽しんで漫画を描き、映画を作っているんです」というコメントも心に響きます。
また「ドラえもん」に関しては、動画リレーの他に、全国500館以上の映画館で「ドラえもんの新しい映画様式」のポスターが7月17日より掲出されています。映画館の換気の良さやスタッフの予防対策を改めて示したうえで、入退場時や売店に並ぶときは距離を保つことや、こまめな手洗い消毒、おしゃべりを控えめにすること、食事中以外のマスク着用など、映画を安全に楽しむための新しいマナーが示されています。
広瀬すず、是枝裕和監督、片桐はいりの動画も続々と公開予定!
さらに、7月30日(木)には、2017年に『三度目の殺人』で日本アカデミー賞最優秀助演女優賞受賞を受賞し、名実ともに若手を代表する女優となった広瀬すずさんの動画が登場。広瀬さんは、子どものころに初めてお姉さん(広瀬アリス)と映画を観に行ったエピソードや、このコロナ禍の中で考えたこと、映画への思い、映画に対する愛を語ってくれたようです。
続いて8月上旬には2018年に『万引き家族』でカンヌ国際映画祭の最高賞パルム・ドールを受賞した映画監督の是枝裕和が、8月中旬には、女優でありながら、今も地元の映画館でもぎり活動をしている片桐はいりさんが動画リレーに参加し、全国の映画館スタッフもメッセージ動画をつなげていきます。
現在すでに、7月17日より公開された『今日から俺は!!劇場版』が、興行ランキングのぶっちぎりナンバー1を記録。なんと初日から3日間の累計では動員60万5000人、興収7億8800万円というすごい数字を叩き出しました。さらに7月23日より公開された『コンフィデンスマンJP プリンセス編』も同日15時の時点の動員と週末の座席予約数を考慮すると、大ヒットした前作『コンフィデンスマンJP ロマンス編』の興収29.7億円を確実に上回る特大ヒットになったとか。
まだまだコロナ禍なので、今年の夏休みは、あまり遠出をしないファミリーが多そうですが、映画館はさらに動員を増やしていきそうな予感。もちろん、家族で映画館へ出かける際には、マスク着用かつ手洗い消毒マストといった、ドラえもんたちが打ち出しているマナーを心掛けたいです。
キャンペーン期間:6月30日(火)~8月31日(月)※予定
主催:「映画館に行こう!」実行委員会
(日本映画製作者連盟、全国興行生活衛生同業組合連合会、モーションピクチャー・アソシエーション、 外国映画輸入配給協会)
公式サイト:https://gotoeigakan.jp/
公式YouTube:https://www.youtube.com/channel/UCnNyaUvA9avb1bJMK3pgXhg
公式Twitter:@gotoeigakan
公式Instagram:@gotoeigakan
キャンペーンに関するお問い合わせ:info@gotoeigakan.jp
文/山崎伸子